【ネタバレ】レイプ・オブ・アナ・フリッツの結末!実話と噂の胸糞問題作

【30秒でわかる】『レイプ・オブ・アナ・フリッツ』作品データ

公開年:2015年
上映時間:75分
製作国:スペイン
監督・脚本:エクトル・エルナンデス・ビセンス
主演:アルバ・リバス(アナ・フリッツ役)

「死んだはずの国民的トップ女優が、遺体安置所で目を覚ます。最悪の密室スリラー」

本日ご紹介する映画は「レイプ・オブ・アナ・フリッツ」。問題作として話題になった、スペイン発の胸糞サスペンス・スリラーです!

舞台は真夜中の遺体安置所(モルグ)。そこに、急死したばかりのスーパー有名な国民的美女の遺体が運ばれてきます。

そんな美しい死体を目の前にした男たちは…なんと死姦(ネクロフィリア)してしまうという、もう設定からして恐ろしく倫理観の欠如したお話。

そして、行為の最中に「死んだはずの彼女の目が開く」という、誰も予想だにしなかったトラウマ級の事態へと発展していくのです。

 

いごっそう612
実話じゃないかと検索されるくらいリアルでエグいっス!
さっそく感想&完全ネタバレ行っちゃいましょう!

作品情報とあらすじ

レイプ・オブ・アナ・フリッツ【あらすじ】
人気絶頂のアイドル女優、アナ・フリッツが急死。世界中のファンがショックに包まれたその夜、病院の遺体安置所で働くパウのもとに、友人であるイバンとハビが忍び込んできた。
彼らは興味本位でアナの全裸の遺体と対面し、禁断の“行為”に及んでしまう。
しかしその最中、アナの目が突然開いた。レイプのショックで蘇生したのだ。
自分たちの最低な行為を隠蔽するため、男たちは“死者”をもう一度殺すしかないと決断するが…。
原題El cadáver de Anna Fritz (英題:The Corpse of Anna Fritz)
ジャンルサスペンス / スリラー
製作国スペイン
製作年/上映時間2015年 / 75分
オススメ度

(2.6 / 5.0)

【完全ネタバレ】感想と考察:密室での地獄の始まり

ちょっとレンタル屋で内容が気になって借りました!

この映画の設定を、わかりやすく日本の感覚で軽く説明すると…
「もし国民的トップ女優が急死して、布切れ一枚で全裸の遺体が目の前にある状況になったら。あなたはその布をめくって見てしまうか?」
という、人間の倫理観とゲスな欲望を問うような問題作です。

 以後完全※ネタバレ・結末ありですのでご注意ください↓

女優の遺体、暴走する若者たちの胸糞な行動

レイプ・オブ・アナ・フリッツ

病院の遺体安置所で働くパウは、運ばれてきた美人女優アナ・フリッツの裸の写真を撮り、悪友のイバンに送信します。すぐに駆けつけたイバンとハビを含めた3人の若者たち。

最初は「ちょっと見てみようぜ」と胸を触るくらいだったのですが…ドラッグでハイになっているイバンがどんどんエスカレート!

レイプ・オブ・アナ・フリッツ

制止するハビを無視して、イバンはなんと遺体に馬乗りになり死姦(ネクロフィリア)を始めてしまいます。
さらに驚くことに、パウも「俺は前にも17歳の遺体でやったことがある」と告白し、イバンの後に続いて行為に及びます。

いくらなんでも、そこまではしないんじゃないか!?しかも仕事中ですよ!?
この序盤の若者たちの狂気と「胸糞悪さ」は、ネットで話題になるのも納得のクレイジーさです。

 

蘇る遺体!レイプのショックで目を覚ますアナ

レイプ・オブ・アナ・フリッツ

(*´Д`*) はあはあ

パウがアナの上で欲望のままに腰を振っていると、ふと彼女の顔を見て凍りつきます。

Σ(゚д゚;) えっ・・目が開いてる・・生きてる!?

なんと、アナ・フリッツは生きていました!
強烈なショックにより、仮死状態から蘇生したのです。

医学的には死後何時間も経ってからの蘇生は極めて不自然であり、ツッコミどころ満載です。しかし、この映画における彼女の蘇生は、リアルな医療サスペンスというより、死者を冒涜した男たちへ下された「神の罰」の装置として機能しているのです。そう解釈すると、この物語が持つ意味合いにグッと深みが出ます。

目を覚ましたアナは、自分が全裸で何をされていたか、恐怖の目玉をひん剥いてしっかり理解しています。
しかし、蘇生したばかりで言葉も上手く喋れず、身体も麻痺して動かせません。

 

クズ男3人が下した「隠蔽」という最悪の決断

レイプ・オブ・アナ・フリッツ

行為に及んでいないハビは「すぐに医者を呼ぼう!」と必死に訴えます。

しかし、パウとイバンは大慌て!
そりゃそうです。アナが生きていれば、自分たちが死姦(強姦)していたことが確実にバレて刑務所行きになります。
彼らは自分たちの罪を隠すため、アナをもう一度殺して「死体」に戻すという狂気の決断を下します。

(;゚Д゚)! お前ら正気か!?

激怒したハビは無理やり医者のもとへ行こうとしますが、パウとイバンと揉み合いになり、打ちどころが悪くハビは死んでしまいます。
唯一の味方がいなくなり、絶体絶命のアナ。

 

【結末・ラストシーン】アナ・フリッツの壮絶な反撃

レイプ・オブ・アナ・フリッツ

いよいよパウとイバンは、痕跡が残らないようにシーツでアナを窒息死させようとします。
そして迎えたラスト。
ついに仲間割れが頂点に達し、パウにすべての罪を擦り付けようとしたイバンは、パウの首を絞めて殺そうとします。

その隙を突き、少しずつ身体の麻痺が解けていたアナが、背後からイバンの首にハサミを突き刺します!
首から血を吹き出し、あっけなく死ぬ主犯格のイバン。

助かったパウは「俺は君を助けようとしてたんだ」と泣きながらアナにすがりつきますが…。

ブスッ!!!

無言のアナは、パウの腹にも容赦なくハサミを何度も突き立てます。
えっ・・(((( ;゚Д゚))) マジっすか・・

そりゃそうです。パウだって死姦の共犯者であり、自分を殺そうとしていたのですから。恨み骨髄です。
血まみれになったアナが、涙を浮かべながら虚空を見つめるシーンで映画はENDとなります。

この映画の評価・レビュー:なぜ「怖くない」のか?

(。-_-。)うーん…
「国民的アイドルの死体が生き返る」という題材や、人間のドロドロした心理戦という要素はけっこう良かったんですけど、うまく生かしきれていない印象が残ります。
上映時間が75分と短いのは良いのですが、後半の緊迫感が薄く、展開がダラダラしてしまいます。

なぜ緊迫感が持続しないのか?構造的な3つの欠陥

  • カメラワークと音響の弱さ:密室サスペンスにもかかわらず空間を活かした演出が単調で、視聴者の恐怖を持続させられない。
  • 加害者側の葛藤の薄さ:極限状態でのドロドロした心理描写が浅く、自己保身のドラマとしての深みが足りない。
  • アナの受動的な長さ:被害者であるアナがベッドの上で麻痺して動けない時間が長すぎ、サスペンスの起伏を生み出しにくくなっている。

いごっそう612
説得力が段違いっス!ホラーじゃなくて心理サスペンスとして見るのが正解なんスね!

 

名作密室ホラーとの決定的な違い

もし同じ「遺体安置所」や「死体が生き返る」系のホラー・スリラーで純粋な恐怖やグロい描写を求めるなら、『ジェーン・ドゥの解剖』や『ラザロ・エフェクト』の方が圧倒的にオススメです!

『ジェーン・ドゥの解剖』は、解剖室という逃げ場のない密室と、メスを入れるたびに深まる謎の空間設計が秀逸で、観る者の息を詰まらせる大成功例です。
一方、『ラザロ・エフェクト』は、死から無理やり引き戻された人間の“蘇生による狂気”を視覚的かつ恐ろしく描き出し、純粋なホラーとしての完成度を誇っています。
本作『レイプ・オブ・アナ・フリッツ』には、そうしたホラーとしてのハラハラ感は控えめなため、物足りなさを感じるのも事実です。

本作はホラーではない。
「欲望に支配された人間が、自ら地獄を作る物語」である。

 

国内映画サイトの評価はこんな感じ

フィルマークス (2.6 / 5.0)

いごっそう612
やっぱもうちょっとドキドキ感とスリルが欲しいっスね~(´ε`;)
まあ…アルバトロス配給の映画やきね(笑)

 

よくある質問(FAQ)

Q: 『レイプ・オブ・アナ・フリッツ』は実話ですか?
A: いいえ、完全なフィクションです。スペインのサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映されたスリラー作品であり、実際に起きた事件ではありません。

Q: アナ・フリッツ役の女優は誰ですか?
A: スペイン出身の女優、アルバ・リバス(Alba Ribas)が体当たりの演技で熱演しています。彼女の美しさが、より物語の異常性を引き立てています。

Q: 結局ラストはどうなった?生き残ったのは誰?
A: アナ・フリッツが、自分をレイプし殺そうとしたイバンとパウの両方をハサミで刺殺し、彼女一人が血まみれになって生き残る結末となります。(唯一彼女を助けようとしたハビは、中盤で仲間割れにより死亡します)

予告動画

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