【チャイルド44 森に消えた子供たち】 殺人鬼アンドレイ・チカチーロを題材に描いた作品!

チャイルド44 森に消えた子供たち

いそっそう612
どうも、いごっそう612です!

2009年版「このミステリーがすごい!」海外編で1位を獲得したトム・ロブ・スミスのミステリー小説「チャイルド44」を映画化したミステリーサスペンスです。

1950年代、スターリン体制下のソ連を舞台に、子どもを狙った連続殺人事件の行く末を、リドリー・スコット製作、トム・ハーディ&ゲイリー・オールドマンの共演で描いています。

監督は「デンジャラス・ラン」のダニエル・エスピノーサです。

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作品情報

チャイルド44 森に消えた子供たち

英題:CHILD 44
洋画:ミステリー・サスペンス
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年7月3日
レンタル開始:2016年1月6日
上映時間:137分
公式サイト

あらすじ

スターリン政権下にある1953年のソ連。9歳から14歳までの子供たちが変死体となって発見される事件が発生する。現場は山間の線路沿いに限定され、全ての被害者は裸で胃が摘出されており、直接の死因は溺死であった。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子が犠牲となったことから捜査に乗り出すことに。だが、それを契機に元同僚に追われ、妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にいわれのない犯罪の容疑が掛けられてしまう。窮地に立たされる状況で、真相をつかもうとする彼だが…

予告動画

感想

レンタルで出るのを心待ちにしていた映画です!

「このミステリーがすごい!」海外編で第1位に輝いたトム・ロブ・スミス原作のミステリー小説「チャイルド44」を映画化した作品で、実際に在った話をベースに描いています。

ベースとなったのはウクライナの猟奇殺人者アンドレイ・チカチーロで、1950年代のソビエト連邦を舞台にした国家保安庁職員の行動を描いています。

単なるサスペンスと思ったらソビエトの歴史を背景にした濃厚な映画でした!

※けっこうネタバレありなので観賞予定の方は気を付けてください

舞台は、スターリン独裁政権下にあったソビエト連邦

チャイルド44 森に消えた子供たち

舞台は1953年、スターリン独裁政権下にあったソビエト連邦です!
ナチス独裁者ヒトラーの事はけっこう皆知っていますが、スターリンって聞いた事あるけど・・どういうことをしたのか知らないな~(-_-;)

調べてみたら、20世紀最大の殺戮者と言われた独裁者でヒトラーと双璧をなす存在、殺戮した人間の数ではヒトラーをはるかに上回るという恐ろしさの方でした。彼を批判する者は容赦なく粛清していったらしいです。

自分の作った世界は理想国家だとうたうスターリン政権下のソ連を舞台にこの映画は描かれています。その理想国家では、犯罪は存在しないとされていました。

その理想国家で、9歳から14歳の子供たちの変死体が次々に見つかるのです。

死体は、全裸発見され医学的な手腕で胃が摘出されており、さらに発見場所が山間部であるのに対して何故か溺死している・・・と不審な点が多かったものの、理想国家では、犯罪は存在しないという事から、役人は事件そのものを隠蔽し闇に葬っています。

秘密警察MGBの捜査官レオ(トム・ハーディ)は出世コースに乗っています。
そのレオの親友の息子が、殺されるという事件が発生します。

レオは事件の真相を探ろうと考えますが、もちろん、上が決めた決定に異を唱えれば粛清されてしまいます・・・

弾圧や見せしめのための処刑が相次ぎ、警察は真実より国の理念を優先する・・
そんな世の中では仕方のない事・・

事件は、単なる事故として処分されるのです。

この映画を、ミステリーサスペンスとして借りてきましたが・・・
ミステリーサスペンスというより、リアルな政治的社会背景に重きを置かれ描かれています。

スターリンの作った理想国家の真実に重きを置かれている感じです。サスペンス重視で期待した方はがっかりするかも?

しかし、この時代のソ連・・怖いわ~(-_-;)
映画を観て行けば、この時代のソ連がどんな時代だったのか?
すぐに理解できます。

主人公レオは、出世コースの乗っているものの、妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にスパイ容疑がかかり、妻をかばったために地方に飛ばされます。

それは、絶対服従のテストで妻を差し出したら出世だったんですけど、レオは妻と共に死ぬことを選んでしまったのです。殺されなかったけど、降格し地方に飛ばされるたのです。

その飛ばされた先で、事件が起こり・・親友の子と同じ殺され方をしている子供の死体を見つけます。レオは犯人を見つけようとするのです。

ようやくサスペンス重視か?と思っても、描かれるのは息が詰まるような誰もが根深い相互不信に陥ったスターリンの作った理想国家の構図・・そして、その理想国家において、保身に走る官僚たちのグロテスクなまでに戯画化された醜悪さです。

最後まで、こういった感じですので(笑)
ミステリーサスペンス見たさで借りたら、期待ハズレってこともありますよ。

トム・ハーディ、ノオミ・ラパスが凄い!

チャイルド44 森に消えた子供たち

とにかく主演の二人の演技に脱帽します!
めっちゃ暗く濃厚な映画なので、眠くなっちゃいがちですが・・
この映画ではそんなこと一切なかったです!

何故なら、主演の二人の演技がめっちゃいいから!

この二人・・なんて上手いんだーΣ(゚Д゚)っと脱帽です。
やっぱこういう映画では、演技力がはっきりと出ますね!

さらに、ゲイリー・オールドマンもいい味出してる~(*‘∀‘)

しかし・・・

トム・ハーディ・・なんか頭頂部ハゲてないっすか?
気のせいだったらいいんだけど・・

実話の殺人がベースに!?

チャイルド44 森に消えた子供たち

この映画は実話がベースになっています。
スターリン政権下のソ連社会もそうなんですけど、殺人事件の方もそう!

連続猟奇殺人犯の方は、ウクライナの猟奇的殺人者アンドレイ・チカチーロをモデルに描かれています。

ロストフの殺し屋、赤い切り裂き魔などの呼び名で知られ、1978年から1990年にかけて、おもにロシア・ソビエト連邦社会主義共和国内で52人の女子供を殺害したとして殺人罪を言い渡されています。

52名を殺害ってすごいですね・・映画でも、題名44以上の子供が殺されており・・ちょっとツッコミどころですね(-_-;)

アンドレイ・チカチーロは勃起不全で殺人により性的興奮を得るという異常者だったみたいです。

逮捕後、57歳で処刑され、死後脳は日本人に買い取られたという記録が残っています。
その脳を買った日本人・・いったいどうするつもりだったんだΣ(゚Д゚)

映画では、殺人鬼はあっさりと判明し・・あっさりと死んじゃいます(-_-;)
ラストの殺人鬼との対決もなしです・・

もうちょっと、広げてほしかったです(;´Д`)
アンドレイ・チカチーロ自体がかなり、広げれそうな題材なのに・・もったいない・・

ラストまで、スターリンの作った理想国家とその国家の犬、秘密警察MGBのワシーリー(ヨエル・キナマン)との戦いに終始しています。

【この映画の評価、おすすめ度は?】

ミステリーサスペンスと思って借りたけど、違うにしても良い映画でした!
なかなか濃厚な実話ベースの映画ですね!

各映画サイトの評価はこんな感じ

映画.com:★★★☆☆(3.3)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.48)
TSUTAYA:★★★☆☆(3.03)
2016年1月5日時点

個人的な私のおすすめ度は?

いそっそ612
おすすめ度:★★★★☆(3.7)です!

自分はかなり楽しめました。なかなか重厚な映画だったと思う。
原作ファンに方は、かなり厳しい評価を下していますね(-_-;)

原作ファンの方は、レオ・デミドフと妻ライーサが逃避行の果てに本当に愛し合うというところや、犯人のサイコパス野郎が何故こういう殺人鬼になってしまったのか?が深く描かれていないと書かれている人が多かったです。

原作見てなかったら、それなりに楽しめるかな?っと思います。
賛否両論の映画なので、どうなるかはあなた次第です(笑)

トム・ハーディ好きには必見の映画かも知れません、トム・ハーディの映画は他にも

『クライム・ヒート』

【クライム・ヒート】ラストのトム・ハーディが怖すぎるΣ(゚Д゚)
// 「ミスティック・リバー」の原作者としても知られる作家デニス・ルヘインの小説を、「マッド・マックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディ...

などもおススメです。

原作ファンには不評でもけっこう楽しめる

原作を見てなかったら楽しめる映画です。

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