
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
狂気の双子の実話を映画化!
1960年代のロンドンに実在した双子のギャング、クレイ兄弟をトム・ハーディが一人二役で演じるクライムサスペンスです。
作品情報
原題:LEGEND
洋画:クライム・サスペンス
製作年:2015年
製作国:イギリス/フランス
日本公開:2016年6月18日
レンタル開始:2016年12月2日
上映時間:131分
あらすじ
1960年代初頭のロンドン。双子のギャング、レジー・クレイ(トム・ハーディ)とロン・クレイ(トム・ハーディ)は暴力で街を支配し、有力者やセレブリティーとも親しく、権力をほしいままにしていた。やがてレジーはフランシス(エミリー・ブラウニング)と結婚し、ナイトクラブの経営に重点を置くようになる。しかし、組織内の争いやロニーの破滅的な行動により彼らの栄華に陰りが見え始める。
予告動画
実在したクレイ兄弟とは?
ロナルド・"ロニー"・クレイとレジナルド・"レジー"・クレイ・・実在したこの双子はどういう人物なのでしょう?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E5%85%84%E5%BC%9F
かなり凶悪な犯罪者だったようですね。
トム・ハーディかなり似ていますね!流石の演技力です!
感想
トム・ハーディのクライム系映画は『クライム・ヒート』がなかなか良かったので
同じくクライム系のこの映画にも絶大な期待を込めていました。
実在したギャングのレジー・クレイとロン・クレイをトム・ハーディが演じる・・
絶対面白いだろ!(*‘∀‘)
そう思うのは自分だけではないでしょう・・・
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
先が読めるストーリー※ネタバレ
この映画、先が読めちゃうんですよね・・・
まあ、実話ベースだから仕方ないのかもしれませんが・・・
悪の道に染まった男が、弟のせいで人生が狂い転落していく様子が描かれているだけの話をダラダラと描いているだけの話なのだ。
そんな話でしかも先が読めてしまう・・
さらに厳しく言えば・・クライム系と言えば・・
と思わせるシーンがけっこう大事なんですが・・・
この映画の悪の大親分であるクレイ兄弟は、口で脅すだけで恐怖を感じる様な暴力的なシーンは少ないのです。せいぜいゴロツキの喧嘩レベルくらい・・
クレイ兄弟の悪のカリスマとしての凄さがイマイチ伝わってこない作品だったように思います。
トム・ハーディの1人2役が凄い
それでもトム・ハーディの1人2役の演技は素晴らしいです。
演じているのも同人物だし、同人物だからこそ実際はその場にいないはずなのだが、別々の二人がその場にいるとしか思えない演技!
レジー・クレイとロン・クレイの確執を生かせず
実話ベースだからこそ、惜しかった部分もあります。
賢く好かれているレジ―と違い、嫌われ者のロンは組織にとっては実は邪魔者・・
映画のシーンでも、「ロンを消せないか?」と持ち掛けられるシーンがあるのです。
即座に断るレジ―ですが、ロンを殺すなり、殺そうと迷うなり、殺そうとして殺せなかったりそういうシーンをもっと膨らましていけばもっと面白かったように思います。
喧嘩して殴り合いのシーンもありますが、この二人が離れることはないと想像がつくので面白味はありません。
この映画の評価、おすすめ度は?
惜しい映画です。トム・ハーディの演技力を楽しむうえでは良い映画だと思いますが・・面白味は無い映画です。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(3.4)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.47)
TSUTAYA(Filmarks):★★★☆☆(3.5)
2017年1月19日時点
うーん、無難・・そんな感じかな?
個人的な私のおすすめ度は?
トム・ハーディは好きなのですが、そんなに面白い映画では無かったです。
クレイ兄弟の怖さをもっと描いて欲しかったです。
トム・ハーディ主演の映画は『チャイルド44 森に消えた子供たち』
『クライム・ヒート』
そのどちらも良かったのですが、これは三作の中では落ちるかな?
トム・ハーディのファンで無ければ楽しめない映画です。