
『ハムレット』のマイケル・アルメレイダ監督とイーサン・ホークが再び手を組み、再びシェイクスピアの戯曲を映画化したクライム・サスペンス映画です。
イーサン・ホークのほか、エド・ハリス、ミラ・ジョボビッチ、ダコタ・ジョンソン、27歳の若さで事故死したアントン・イェルチンなど豪華キャストが集結しています。
【作品情報】
原題:CYMBELINE
洋画:クライム・サスペンス
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年6月13日
レンタル開始:2015年9月2日
上映時間:98分
公式サイト
あらすじ
バイクギャング軍団を率いる麻薬王シンベリン(エド・ハリス)は、後妻のクイーン(ミラ・ジョヴォヴィッチ)にぞっこんだった。だが、彼女がローマ警察からの献金を拒否するように仕向けたため、血で血を洗う権力闘争が発生する。一方シンベリンの娘イノジェン(ダコタ・ジョンソン)は、すでに幼友達のポステュマス(ペン・バッジリー)と結婚していたが、シンベリンはクイーンの息子と自分の娘を一緒にさせたいと考えていて……。
予告動画
【映画の感想】
シェイクスピアの『シンベリン』を現代に翻案して描いたクライムサスペンスです。
豪華キャストの映画となっています。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
豪華キャストで雰囲気は良い
ビックリするほど豪華キャストでした!なんで未見でスルーしてたのだろう?雰囲気もなかなか良い!
シェイクスピアの台詞はそのままに!?※ネタバレ
一流俳優がこんな雑な演技をするのか?なんでこんな展開何だ?違和感だらけです。
調べてみると、シェイクスピアの『シンベリン』を色濃く出すために台詞を『シンベリン』の劇そのままにしている様です。
かなり雑な脚本にしか見えなかったです。シェイクスピア劇を現代に置き換えるには無理があるし、それを98分にまとめたのもかなり無理があります。最低でも120分はいるだろう・・普通なら150分・・
それでも序盤はシンベリンの娘イモージェン(ダコタ・ジョンソン)を中心にそこそこ面白いのですが、序盤で時間を使い過ぎたのか?ラストに行くにつれ雑な展開になっていきます。序盤の描き方でラストまで行ったらそれなりに良かった様な気もするけど?
この映画のラストは笑うしかない展開です💦
警察を殺し壊滅状態にさしといて、嫁さんが死んで愛が無かったと発覚!その場で金を警察に渡してまた手を組もうとハッピーエンド・・わけがわかんねー(^^;
いや本当に惜しい映画・・徐々に尻すぼみしていき・・最後はその加速は最大限まで引き上げられる・・・せっかくの豪華キャストなのにもったいない映画です。
【まとめ:この映画の評価、おすすめ度は?】
めっちゃ面白かったと思います。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(2.5)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(2.58)
TSUTAYA:★★★☆☆(2.13)
2016年8月26日時点
だっはっは((´∀`)) やはり低い!!
個人的な私のおすすめ度は?
序盤の貯金を考えてのこの評価です。ラストの展開は1.0でも良いかも?
何という惜しい映画なのだ・・
シェークスピアのファンにはオススメの映画です。