
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
ブラッド・ピットと離婚したばかりのアンジェリーナ・ジョリーの監督第2作です。
ローラ・ヒレンブランド著のノンフィクションを原作に、1936年のベルリンオリンピックに出場した陸上選手で、第2次世界大戦中に日本軍の捕虜になった米軍パイロット、ルイス・ザンペリーニの体験を描いた実話戦争ドラマです!
【作品情報】
原題:UNBROKEN
洋画:戦争ドラマ
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年2月6日
レンタル開始:2016年8月24日
上映時間:137分
あらすじ
1936年のベルリン・オリンピックに出場したルイ・ザンペリーニ(ジャック・オコンネル)は、第2次世界大戦に空軍パイロットとして戦地へ向かう。しかし、爆撃機が海に不時着し47日間漂流したのち、日本軍の捕虜となる。捕虜収容所では、ザンペリーニはワタナベ伍長(MIYAVI)の非人道的な虐待を受け……。
予告動画
【映画の感想】
ベルリンオリンピックに出場したアスリート、ルイ・ザンペリーニの壮絶な半生を描いた、アンジェリーナ・ジョリーが監督とプロデューサーを手掛けた人間ドラマです。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
この映画の主人公ルイ・ザンペリーニとは?※ネタバレ
この映画はルイ・ザンペリーニの半生を描いた実話映画です。
主な経歴
・1936年のベルリンオリンピックにアメリカ代表として出場、5000mで8位となった。
・1998年の長野オリンピックで聖火ランナーとなり、来日して直江津収容所のあった上越市内を走った
・第二次世界大戦が始まり!ルイ・ザンペリーニは1941年9月、アメリカ陸軍航空隊に入隊し、B-24の搭乗員となる 。
・1943年5月27日、僚機の捜索任務中に飛行機がエンジン故障のため太平洋上に不時着、47日間太平洋を漂流する。
・助けてくれたのは敵国日本軍!そして日本海軍の捕虜となる。
けっこう地獄ですね・・
この映画はそんなすごい彼の人生を描いた作品!自分だったら耐えられない・・観ててそう思うはず・・あんな地獄をよく耐えたなあ~。
反日映画と思えば反!渡邊 睦裕映画だった
この映画は物凄い反日映画なんだろうな~。
そう思っていたのだが、予想外にそれほど反日映画では無かった。
とにかく渡邊 睦裕・個人が色濃く描かれている・・あまりの理不尽な虐待の酷さに、47日間の地獄の漂流生活が吹っ飛んでしまうほど・・・
実話というのが、本当に凄いがこれを映画化された渡邊 睦裕の家族はそういう気持ちなのだろう?ある意味これが戦争で犯した罪の罰なのか?
そんな渡辺を演じたMIYAVIも秀演!マジでめちゃ性格悪そうに見えるが・・大丈夫なのか?それほど素晴らしい演技でした。
渡邊 睦裕(わたなべ むつひろ)
渡邊睦裕(わたなべ むつひろ)氏は大日本帝国陸軍の軍人で、捕虜収容所の捕虜監視員だった人物です。
日本軍によって捕らえられた戦争捕虜を虐待していたことで知られています。捕虜たちの間では”The Bird”という渾名で呼ばれ恐れられていたようです。
戦犯として重要指名手配戦犯40人中の23番目として指名手配されるが、連合国軍による占領終結まで逃げ延び、起訴されることはなかったそうです。
連合国軍による占領終結後、渡邊は保険会社のセールスマンとして働き、東京に150万ドルのマンションを所有し、休暇はオーストラリアのゴールドコーストで過ごすなど、裕福な生活を送っていたそうです。
ルイ・ザンペリーニは渡邊を許し、面会を望んでいたが、渡邊は拒否したそうです。
不屈の男
映画を観ていたらとにかくルイ・ザンペリーニに同情したくなること間違いなしです。オリンピック選手として将来を期待されながら、戦争によって地獄の日々に・・・
しかし、そんな不運に見舞われながらも決してくじけることなく生き抜いたルイ・ザンペリーニは本当に凄い!
47日間漂流で、その後捕虜となり虐待ですよ!?
耐えれますか?
そんな彼の不屈の心が観れる映画です。
【まとめ:この映画の評価、おすすめ度は?】
うわ~この人大変だったなあ・・・渡邊 睦裕・・マジで酷い・・とは思うが心に響くものは特になかったです。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(3.3)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.38)
TSUTAYA:★★★☆☆(3.00)
2016年9月25日時点
(゜_゜)うーん、こんな感じだろうね。
個人的な私のおすすめ度は?
楽しんで観る映画でもないけど、観とかなイカン映画でしょうね~。
外国人が作る日本映画では珍しく、それほど変な日本の描き方では無かったです。
観なければいけない戦争映画でしょうね~。