列車事故起こして死者多数それでも許される!?
エイドリアン・ブロディが霊の導きによって、自らの恐るべき過去と対峙する精神分析医を演じるミステリー映画です。
メガホンを取るのは、『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』などで脚本家としても活躍する『記憶のはばたき』などのマイケル・ペトローニです。
作品情報
原題:BACKTRACK
洋画:ミステリー
製作年:2015年
製作国:オーストラリア
日本公開:2016年5月14日
レンタル開始:2016年10月5日
上映時間:90分
あらすじ
娘を亡くしたショックから立ち直れない精神分析医ピーター(エイドリアン・ブロディ)のもとに、エリザベス(クロエ・ベイリス)という少女が訪れて1枚のメモを置いていく。そのメモを調べるうちに、これまで診てきた患者の全てが1987年7月12日に自分の故郷で発生した列車事故の死亡者であったと判明する。亡霊と対面していたことに驚きながらも故郷へと戻って、事故にまつわる事実を追い求めていくピーター。やがて、その事故に自身が関わっていたことがわかり、長い間抱えていた記憶が何かによってゆがめられていて……。
予告動画
感想とネタバレ
映画ブログ仲間のsix Nejiさんが先に観て酷評だったのでかなりハードルを下げて観たのですが・・酷評の原因が分かる映画でした・・
確かに、エイドリアン・ブロディが出てなかったらかなりヤバい作品ですね(笑)
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
前半Good!心霊ドクター!なるほどね・・※ネタバレ
この映画!序盤は不気味な雰囲気から始まって期待感高まりました!
娘を亡くし沈んでいた精神分析医ピーター・バウアー(エイドリアン・ブロディ)が、復帰し患者との面談を再開する所からスタートです。
だが・・その患者たちは・・
すでにこの世にいない霊たちだった~Σ(゚Д゚)
ピーター・バウアーが見てもらっている精神分析医も幽霊・・
そしてその霊たちの奇妙な共通点に気づくのです。
それは・・全員!20年間の乗客47名が死亡したという
1987年7月12日に起きた列車脱線事故で亡くなっているのです!
亡霊たちに導かれ、過去の記憶を思い出し…ピーター・バウアーはその脱線事故に自分が関わっていたことを思い出すのだ~Σ(゚Д゚)
とまあ、ここまではけっこう面白いんスよね!不気味な雰囲気、少しずつ明らかになる謎・・ここから先の後半が、さらなる謎解きと幽霊現象が相まってどう持っていくのか?
ワクワクドキドキと、凄く期待してしまうんですけど・・・
後半はかなりグダグダになってしまう(^^;
後半はご都合主義!無理やり終わらしちゃった・・※ネタバレ
前半かなり期待したのだが、後半はかなりのご都合主義展開に終始する・・
・ピーター・バウアーが自白!脱線事故は自分のせいだと言うも警察の対応がめっちゃ緩い!
・事故から20年もたっているのに訳の分からない証拠が出て来る(そんなんどうとでも言い訳できる証拠だろう・・)
・序盤めっちゃ出てきていた霊がそんなに活躍しない
・親父がロリコンで犯人でもあまりショックを受けた様子のない主人公
・何故かたった一人で親父を問い詰める警官
・親父の一撃であっさりやられる警官
などなど書きだしたらきりがないくらい、ご都合主義展開のオンパレードになってしまいます。
後編で一気にいままで稼いだ点数半減する感じです。どうしてこんなになっちゃったんだろう・・
後半は完全に手抜きのやっつけ仕事にしか思えませんでした。
この映画の評価、おすすめ度は?
どうなんだろう?評価が難しいけど・・前半良く後半悪いというには何だかなぁ・・
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(3.0)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.33)
TSUTAYA:★★★☆☆(3.24)
2016年11月20日時点
(-ω-;)ウーン、賛否両論・・
個人的な私のおすすめ度は?
(3.0)です!
ミステリー好きには管理人一押【マーシュランド】をオススメします。
これは絶対面白い!
エイドリアン・ブロディ主演の今回の映画評価が難いですが、総評したらこんなもんかな?前半の勢いで行ってたらかなり良い映画だったんですけどね~。
惜しいミステリー映画です。