本日は、2018年の映画「レディ・プレイヤー1」をネタバレと感想を含めて紹介していきます。
「レディ・プレイヤー1」は、スティーブン・スピルバーグ監督が、アーネスト・クラインによる小説「ゲームウォーズ」を映画化した、仮想ネットワークシステムの謎を探る高校生の活躍を描くSF・アドベンチャーです。
作品情報
原題:READY PLAYER ONE
洋画:SF・アドベンチャー
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年4月20日
上映時間:140分
映画『レディ・プレイヤー1』オフィシャルサイト
あらすじ
2045年、人類は思い浮かんだ夢が実現するVRワールド「オアシス」で生活していた。ある日、オアシスの創設者の遺言が発表される。その内容は、オアシスの三つの謎を解いた者に全財産の56兆円とこの世界を与えるというものだった。これを受けて、全世界を巻き込む争奪戦が起こり……。
映画『レディ・プレイヤー1』日本限定クリップ映像(ガンダム編)
映画『レディ・プレイヤー1』日本限定スペシャル映像
感想とネタバレ
巨匠スティーブン・スピルバーグがまたしてもやってくれた!
全世界ヒット間違いなしの最新作は、VR(仮想現実)の世界で繰り広げられる56兆円を巡る争奪戦!
スピルバーグのオリジナルかと思ったけど、ちゃんと原作があります。
『ゲームウォーズ』という小説です。
ゲームウォーズ(上) (SB文庫) [ アーネスト・クライン ]
先にハッキリ言っておきますが、この小説を映画化した『レディ・プレイヤー1』は今年ナンバーワンの出来栄えでした!
ゲーム好きは絶対好き!VR(仮想現実)の世界で争奪戦※ネタバレ
映画の舞台は近未来‥27年後の2045年、人々は自分のなりたい者になれるアバター(分身)を使ってVR(仮想現実)の世界で一日の大半を過ごします。
そのVRゲーム“オアシス”の創設者ジェームズ・ハリデーは遺言は…
彼の仕掛けたイースター・エッグ‥3つの謎を解き、鍵を手に入れたものには
ハリデーの遺産56兆とオアシス全ての権利が与えられる!!
という事!
56兆なんて想像がつかない金額ですよね。
市民はもとより、企業も大人数をこのVRに送り出し全てを手に入れようと争います。
様々な人々が一獲千金を夢見てバーチャルの世界で戦うのです!
主人公ウェイド・ワッツもその1人…
演じるのはタイ・シェリダンです。
参考タイ・シェリダン
X-MENのサイクロップス役で有名ですね。
昔から、いつか来るだろうと期待していた若手なので嬉しかったですね。
映画は前述にも書いた通り‥
日常の世界では平凡な人間も、“オアシス”に入れば何にでもなれちゃう!
VRゴーグルをつけるだけで仮想空間に行き、別の自分になり大抵の事はできてしまう…
できない事と言えば、食べたり、トイレ行ったりすることぐらいじゃないだろうか?
現実の世界は荒廃しており、貧困な社会でも
“オアシス”の中では華やかです。
現実を忘れたい人々が、"オアシス"に夢を求めてやってくるのは至極当たり前の事かも?
そんな世界の見せ方も上手いです。
オアシス内はデジタルカメラで撮影し、現実世界はフィルムカメラで撮影
そうすることで、二つの世界の対比をくっきりと表しています。
そんな煌びやかな世界のオアシス…もしこんなゲームがあったらやってみたい!
この映画は、確実にゲーム好きにもウケるでしょう~。
まさに、ゲームの世界を楽しめる映画です!
映画を一番楽しめるのは、共感できるか?そうでないか?
そういうポイントだと思いますが、この映画はゲーム好きは共感できるはずです!
初っ端のカーレースなんぞ、まさにゲームの世界でしたね。
アバターで仮想現実でってストーリーは往年の名作!
参考サマーウォーズ
あの映画を楽しめた方は、この映画も楽しめる事間違いないです。
あれより、もっと分かりやすいしアクション要素満載です。
ちなみにVR機器は進化し続けています。
日本に対するオマージュ
最近、中国市場を狙っての映画が多いじゃないっすか?
もちろん、『レディ・プレイヤー1』もそういう所があるのですけど‥
それよりも日本に対するオマージュが物凄い作品でありました!
何が凄いって、とにかく世界が知っている日本の映画キャラ、ゲームキャラが満載!!
『AKIRA』の金田のバイク、メカゴジラ、ストリートファイター、そしてガンダム!!
こんなにハリウッドで出るなんて‥最高です!
日本人からは、“森崎ウィン”が出演しており大活躍してましたし
参考森崎ウィン
ホント、日本ひいきと言ってもおかしく無いくらいに日本というのが色濃く出てます。
それだけでも、日本人である僕らは楽しめますね!
映画愛あふれるスピルバーグからのNetflixへ挑戦状
この間、スピルバーグがNetflix映画はオスカーにふさわしくない
という考えを語った事で話題になりましたが‥
参考Netflix映画は「映画」か「ドラマ」か ― スティーヴン・スピルバーグ「アカデミー賞にはふさわしくない」と発言
この映画を観ると、スピルバーグからNetflixへの挑戦状というか‥
( ゚Д゚) 映画館で公開にされる映画ってのはこういうもんだ!!
と言われている様な気がします。
Netflixユーザーである僕ですが、スピルバーグが言ってることも‥あながち間違えて無いのかも?
しかし、それにしても映画愛あふれる作品でした。
往年のホラー作品のキャラがたくさん出てたのは嬉しかったですね。
ホラーキャラだけでなく、アイアン・ジャイアント、バットマンなども出てきます。
アレが出てるコレも出てると、映画ファンが楽しめる要素が満載です!
続編はあるのか?
映画のラストでもしかして、“オアシス”創始者であるジェームズ・ハリデーが生きているのでは?
と思わせるシーンがありましたが、個人的には肉体は死んでいるけど、脳をデータ化しオアシスの中で生きているのでは?
と思います。
となれば、続編があるのでは?
と思い調べてみました。
その結果…
どうやら続編はありそうです。
「レディ・プレイヤー1」の原作者であるアーネスト・クラインが、続編の製作を開始したと発表しているのです。
これは、興収次第では続編ありそうです。
この映画は、マーケティングにかかった費用を考えると4億4000万ドル以上を稼が無ければなりませんが
それは十分可能なのでは?と思われます。
次回作ではウルトラマンが出るかもですよ?
次回作も日本を大事にしてもらうために、皆さん観に行きましょう!
この映画の評価、おすすめ度は?
僕的今年ナンバーワンの作品でしたね、140分が短く感じるほどでした。
同時期に公開になった映画『パシフィック・リム:アップライジング』も面白かったですが‥
日本人映画ファンなら観に行くべき作品ですね!
絶対損はしない作品と思いますよ~(^^♪
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com(4.0)
Yahoo!JAPAN映画(4.01)
Filmarks(4.2)
2018年4月20日時点
海外の評価はこんな感じ
海外参考Rotten Tomatoes
批評家(3.45)
観客(4.0)
(Rotten Tomatoesでは批評家10段階評価なので5段階評価に修正しています)
海外参考IMDb
(3.95)
(IMDbでは10段階評価なので5段階評価に修正しています)
批評家はそれなりの評価だけど、一般観客は高評価!
元ボクサーの一念発起の評価!
この映画のオススメ度は
(4.8)です!
僕はめっちゃ高評価を出します!
これは映画館で観るべき映画!!
IMAX3DやMX4Dで観るなら尚良いでしょう!!
スピルバーグが作る極上の映画を体験してください!!