Netflixが独占配信し、そこでしか観れない映画の事をNetflixオリジナル映画というのですが、この映画はその作品の1つです。
アカデミー賞作品賞ノミネートされたほどの作品のオリジナル映画…
ネトフリ入ってるならこれ観なきゃアカンだろう~って事で!
本日は、2016年の映画「最後の追跡」をネタバレと感想を含めて紹介していきます。
作品情報
原題:HELL OR HIGH WATER
洋画:クライム・ドラマ
製作年:2016年
製作国:アメリカ
Netflix配信日:2016年11月18日
上映時間:102分
最後の追跡 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
あらすじ
舞台はテキサス。両親の農場が差し押さえられるのを防ごうと、タナー(ベン・フォスター)とトビー(クリス・パイン)の兄弟は銀行強盗を計画。むやみに血を流さないよう慎重に進めるが、出所したばかりのタナーの無鉄砲な行動のせいで計画に狂いが生じてしまう。一方、定年が近いテキサス・レンジャーのマーカス(ジェフ・ブリッジス)は、相棒のアルバート(ギル・バーミンガム)と一緒に捜査に乗り出す。
予告動画
感想とネタバレ
この映画は、Netflixオリジナル映画の中でも非常に評判の良い映画です。
第89回アカデミー賞では、作品賞を含む4部門にノミネートされています。
ジェフ・ブリッジス、クリス・パイン、ベン・フォスターという名優が出演しています。
Rotten Tomatoesで批評家支持率は97%をたたき出した!という噂にたがわず良い映画でした。
Netflixオススメ映画
「最後の追跡」と言う題名を観て、銀行強盗をした兄弟をジェフ・ブリッジス演じる警官が延々と追いかけ追い詰めていく映画なのかと思っていましたけど、それだけではない濃厚な人間ドラマがありました。
まず銀行強盗と言っても、ただ金が欲しいという訳では無いんですよ。
石油が出ることが判明している母の土地を奪い取るために、返せない金を無理に貸し付けた銀行から銀行強盗し、その金で借金を返済しようというのです。
これぞテキサスの男の生きざまだぜ!って感じのやり方なんです。
やってることは完全な悪なんだけど、自分なりの正義の行いという訳なのです。
そして、それを追うレンジャーの二人組…
強盗をする兄弟と、それを追いかけるレンジャーの二人組という、二人同士の対比も面白いですね。
それぞれに絆があり、その雰囲気も映画を観て行くうちに伝わってきます。
どちらも、好意的に観てしまって‥どっちかを悪として観る事はできませんでした。
ジェフ・ブリッジスの渋さはもとより、クリス・パイン、ベン・フォスター演じる兄弟もめっちゃ良いです。
どうしようもない悪兄貴という所を見せ続けてきて、最後にその兄貴が見せる行動は予想外で、ついつい涙してしまいます。
本当に渋いんです!
渋い映画です。男くさい映画とも言えますね。
僕は、この映画はベン・フォスターが一番良かった様に思いますね。
もちろん他の二人も良いんですけど。
一番目立ったなかったクリス・パインですが、この映画の中で吐くセリフがイチイチ渋い!
息子に言うセリフなどは名台詞!
名言と言えば、ジェフ・ブリッジスの最後のセリフは最高ですね。
クリス・パインとジェフ・ブリッジスの一対一での演技合戦!!
最後の最後まで、見逃せない映画となっています。
映画好きには特にウケが良さそうな映画です。
とにかく全部渋い!!
文句なしにNetflixオススメ映画ですね。
この映画の評価、おすすめ度は?
案外普通じゃんって思う人もいると思います。
でも、面白く無いって人は少ないと思います。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com(4.0)
Filmarks(3.9)
2018年5月14日時点
海外の評価はこんな感じ
海外参考Rotten Tomatoes
批評家(4.25)
観客(4.1)
(Rotten Tomatoesでは批評家10段階評価なので5段階評価に修正しています)
海外参考IMDb
(3.8)
(IMDbでは10段階評価なので5段階評価に修正しています)
やはり高評価ですね!
元ボクサーの一念発起の評価!
この映画のオススメ度は
(3.8)です!
僕は、期待し過ぎってのがあってこんな感じの評価ですね。
序盤はそこそこだったんですけど、ラストにグッと引き込まれて行きますね。
Netflixでまだ未見の方は是非観て欲しい映画です。