5月18日に配信になったばかりの映画です。
ちょっと話題性のあるゾンビ映画という事で、この映画は観ておくべき!
という訳で
本日は、2018年の映画「カーゴ」をネタバレと感想を含めて紹介していきます。
「カーゴ」は【ブラック・パンサー】のマーティン・フリーマンが出演を務めた世紀末ゾンビドラマです!
作品情報
原題:CARGO
洋画:ホラー・ヒューマン
制作国:オーストラリア
製作年:2017年
Netflix配信:2018年05月18日
上映時間:105分
カーゴ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
あらすじ
恐ろしい感染症により荒廃したオーストラリアで、幼い愛娘を守るべく見渡す限りの荒野を懸命に歩き続ける男。だが、彼の体もまたウイルスにむしばまれていた…。
予告動画
感想とネタバレ
Netflixはオリジナル映画を今年のうちに1000本に到達させる予定だそうです。
1000本って…何観て良いのか?
数よりその一つ一つの品質を重視して配信してもらいたいものです。
今回ご紹介する「カーゴ」も、Netflixはオリジナル映画です。
面白い、面白く無いは置いといて、この映画は‥非常に興味深い映画なのです。
2013年に話題になったショートフィルムCARGOを映画化
シドニーで行われる世界最大規模のショートフィルム・フェスティバル「Tropfest」。
そこで2013年に出展されたセリフの無いたった7分のゾンビ映画、それがこの映画の基となった作品です。
「CARGO」という同じ題名です。
目の前には肉を吊るし、子供を後ろに抱え歩き続ける‥
ゾンビになってまで子供を守ろうとするその姿は、多くの人の心に突き刺さり感動を呼びました。
その伝説のショートフィルムを、オリジナル作品として長編映画化したのです。
オリジナルの方が良い
世紀末ゾンビ映画なのですが、ウォーキングデッドの様な作品とは違います。
ゾンビ控えめ、グロなし、感染の原因等は一切の謎です。
最近こういう系のゾンビ映画増えてきましたね。
ゾンビ・ヒューマンドラマとでも言えばいいのだろうか?
記憶に新しいのは「マギー」
ど派手なゾンビ映画が好きな人には、物足りないけどゾンビ映画に新たな道を開いた作品ですね。
Netflixオリジナル作品として作られた【カーゴ】もその系統の映画です。
父が娘を守りながら世紀末を生きる「ロードムービー」でありながら、父は感染し、ゾンビになるタイムリミットがあるのです。
そのタイムリミットが来るまでに、娘を安全な地域へ…
けっこう淡々と進んで行くけど、何か映像に引き込まれます。
地味なんだけど、良い映画という感じ!
マーティン・フリーマンの演技も素晴らしく、戦いに強い父という訳では無いのですが、子を守る気持ちの強さを感じることができ、共感できます。
子を持つ父親には必見の映画ですね!
ただ、やはり基となったショート・フィルムを無理やり引き延ばした感じはします。
人間の怖さなど、色々オリジナルには無かった要素を詰め込んではいますが、ちょっと中途半端…💧
原住民のシーンもなんだかなあ…
そして、ショート・フィルムで目立ったシーンを無理やり入れている感じもします。
悪くはない映画なのですが、基となったショート・フィルムの方が完成度は高く泣けると思います。
ショート・フィルムは観ずに、この映画を観た方が楽しめるかも?
この映画の評価、おすすめ度は?
めっちゃ面白い最高!って訳では無いのですが、安定した良い映画です。
各映画サイトの評価はこんな感じ
Filmarks(3.7)
2018年5月20日時点
海外の評価はこんな感じ
海外参考Rotten Tomatoes
批評家(3.55)
観客(3.9)
(Rotten Tomatoesでは批評家10段階評価なので5段階評価に修正しています)
海外参考IMDb
(3.4)
(IMDbでは10段階評価なので5段階評価に修正しています)
まあまあという感じですね。
元ボクサーの一念発起の評価!
(3.5)です!
Netflixオリジナル作品も、これぐらいのレベルばっかだと良いんですけどね。
基本B級が多いですよね(笑)
【カーゴ】は、ちょっと泣けるゾンビ・ヒューマン映画、なかなか興味深い作品です。
小さい子供を持つお父さんにはオススメですよ 😀