
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
『アメリカを荒らす者たち』シーズン2が配信となりました。
こんな海外ドラマあったっけ?と思われる方もおられると思うのですが
シーズン1は、『ハノーバー高校落書き事件簿』という名前で配信されていました。
しかし、シーズン2から原題『American Vandal』の和訳『アメリカを荒らす者たち』の変更されています。
学校で起こった、思わず笑ってしまう様な卑猥な事件を追っていく物語ですが、社会派ドラマの一面も持っており非常に見ごたえがあるドラマとなっています。
ドキュメンタリードラマの様な感じですが、実際には無い作り物のドキュメンタリー風ドラマ、モキュメンタリードラマです。
エピソード➀~⑧
シーズン1「ハノーバー高校 落書き事件簿」では。ハノーバー高校の駐車場で起きた卑猥ないたずら書きを巡る犯人探しが繰り広げられれましたが、シーズン2ではもっと過激なストーリーになっています。
実話っぽい作りですが、もちろん!モキュメンタリーです。
架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法です。
実際にあった事では無いのでお気を付けください。
エピソード①から登場人物を紹介しながらストーリーを書いていきます。
エピソード①:ブラウンアウト
ワシントン州ベルビューの名門高校で、タードバーグラーと名乗る人物が起こした"汚らわしい"大事件。ピーターとサムは、この事件の調査を開始する。
とにかくオープニングの激しさが凄い!思わず苦笑いしてしまう事間違いなし(笑)
今回の事件は、セント・バーナディン高校で起こった集団下痢事件‥
タードバーグラーと名乗る何者かがレモネードに下剤をいれたのです!
学校中う○こだらけになってしまう‥恐ろしいイタズラ、その犯人を捜そうというストーリー。
しかもよりリアリティを追求してNetflixが、ピーターとサムを一緒に番組を作ろうとスカウトして共に番組を作ってネットフリックスで配信している、という事になっています。
まず、疑われたのはケヴィン・マクレイン 友人のタナー・バセットが警察にチクったのです。
フルーツ忍者と言われ、イジメられていました。
小学校の時は人気者だったが、同級生のニックが、う○こを漏らしたと噂を流した為に一気に“うんこたれ”と呼ばれイジメの対象に…
その復讐にレモネードに、下剤を入れたと思われたのです。
そして、取り調べの際中…彼は自白します。
自分が犯人だと…
ケヴィンは他の事件も自分がやったと自白、何と8日間で3回も事件は起こっていたのです。
犯人自供で、一話で完結…でもケヴィンのおばあちゃんが食い下がります!
じゃあ、何故孫も一緒にお漏らしをしていたのか?
衝撃的な事実、犯人だと思われていたケヴィンもお漏らしをしていた!?
本当に…犯人はケヴィン・マクレインなのか?
エピソード②:自白
ピーターとサムは、学校と警察が結論づけた事件の全容を検証し始める。まずはケヴィン・マクレインに話を聞き、さらには彼の友人関係に注目する。
ケヴィン・マクレインのインタビューから始まります。
自分がタードバーグラーだと自白し退学となったケヴィン・マクレインですが、その自白は強要されたものだと言います。
アメリカでは、後に無罪となり無実だった人の25%が、自白の強要により犯行を認めており、そのうち38%が18歳以下だったいう文章が画面に流れます。
このドラマの社会派の一面が所々に現れますね。
このエピソードでは、その文章の様に警官の取り調べや。
ケヴィン・マクレインは本当に無実なのか?が描かれます。
警察の取り調べの最中、ケヴィン・マクレインは学生部長のウェクスラーと共に休憩に行きます。
その時、学生部長から思わぬ話をされるのです。
『犯行を認めれば、学校側は告発しない。2週間の停学処分で済む』と…
もしかしたら、無実の罪で逮捕されるかもしれないと思っていたケヴィン・マクレインですが、それでもやって無いと無実を訴えます。
そりゃそうですよね、やって無いんですから…
しかし、学生部長は‥
『警察は有罪を立証する証拠をもっている。裁判しても絶対勝てない』と言うのです。
そう言われたケヴィン・マクレインは、有罪を認めるしか無かったのです。
しかし、結果は有罪と退学!
完全に学生部長のウェクスラーにハメられています。
ブラウンアウトと呼ばれる事件発生からケヴィン・マクレインが有罪を認めるまで15日‥
その間学校はクレームなどの対応に大慌て‥その矢面に立たされていたのが、学生部長のウェクスラーだったのです。
事件を解決したい警察と、学生部長…二つの思惑が合致したのです。
その後も
ピニャータという人形にう○こを入れた事件とウンチランチャー事件検証が警官の手で行われます。
警察は、何も知らないケヴィン・マクレインを誘導し、その犯罪方法を立証していくのです。
しかし、観ていくうちに驚愕の事実が明らかになります。
学校でフルーツ忍者といじめられていたケヴィン・マクレインですが、実はイジメでは無く、楽しんでいた。
動画を取ったのは友達で、ケヴィン・マクレインはイジメられてはいなかったのです。
さらに驚愕の事実が、事件をチクったケヴィンの友人のタナー・バセットです。
何と二人は喧嘩をしていたのです。
学校をさぼり酒を飲むスキップデイに出かけたタナーと、行かなかったケヴィン‥
当日、警察がスキップデイの日に来てしまいます。
タナーはそれは、ケヴィンが警察にチクった為だと思っているのです。
喧嘩後、ケヴィンはタナーを二人で組んでやっていたバンドから解任‥
新たに中学生を入れるという事をやっていました。
その後に起こった、タナーのチクり事件‥
怨恨のでっち上げ犯罪の匂いがしてきました。
ピーターとサムは事件を分析していきますが、ケヴィンにも怪しいところが…
ブラウンアウト事件のケヴィンはう○こを漏らしているわけでは無く。
自らひねり出している様にも見えるのです。
そして、忘れていた犯人の目撃証言!
クロエが見た犯人はディマーカス・ティルマン
クロエは、そのディマーカスの財布に「タードバーグラー」のカードが入っていたのを見たというのです。
犯人は、ディマーカス・ティルマンなのか?
エピソード③:特権階級
バスケ部のスター選手、ディマーカス・ティルマンを調査するピーター。明らかになったのは、スポーツ選手が特別扱いを受けているという事実だった。
ディマーカス・ティルマンはバスケ部の天才プレイヤー、彼がタードバーグラーなのか?
クロエは、他にも彼がカードを持っていたのを見た人物がいるという、それは同じチームメイトのゴンゾ‥
しかし、ゴンゾは、見たのは違うカード、ヤミー・スワールというお店のカードだったという‥
クロエ、ゴンゾ、どちらの証言が正しいのか?
ディマーカス・ティルマンが犯人だとしても彼には動機が無い。
しかし、調べて行くうちに動機が浮き上がってくるのです。
それは、ペリーというバスケ部の先輩、ペリーはバスケ部のマスコットを盗むイタズラを仕掛けた事があった。
ディマーカスは、ペリーを崇拝しており、彼の様になりたかった?
そして、バスケ部の選手は学校側から特別扱いを受けており、ペリーも罰せられることが無かった。
セント・バーナディン高校は、バスケ選手を特別扱いをしている学校だったのだ。
どうやら、バスケのプログラムで多額の金をもらっているらしい。
ようするに、バスケ選手たちは何をしても許されるのです。
ディマーカスは、その特権を生かして事件を犯すことが可能だった。
グレイソンという生徒は、少しのイタズラで学校退学になった。
しかし、バスケ選手だったなら無罪となっただろう…
バスケ選手の特別待遇がこのエピソードでは明らかになります。
ラストに来るタードバーグラーからのメール
『俺を探しているなら、まだ先は長いぜ』
エピソード④:接触
SNSの投稿などを入念に調べ、手掛かりを探すサムとピーター。絵文字や言葉の使い方から何かが分かると思ったが、思わぬところに衝撃の発見があった。
タードバーグラーへ送るメールの内容をピーターとサムが話し合っている所から始まります。
迷った末に送ったメール…
返信は『49.1で待っているぜ』
どうやら位置座標の様です。
その場につくと、タードバーグラーのカードが刺さった‥う○こがあった‥
そしてメール『その手を汚す時が来た』
う○こを探って何かを見つけろということか…
いきなり強烈なオープニングからエピソード④はスタートします💧
犯人候補は、ケヴィン と ディマーカス
そのどちらが犯人なのか?
ピーターとサムの意見は対立、残された証拠からどちらが犯人なのか?分析していきます。
怪しいのは断然ディマーカス…
しかし、決定的な証拠はありません。
そして、今度はケヴィンを異常に庇うクロエに目を向けられます。
彼女は何故?ケヴィンを庇うのか?二人の関係は‥?
二人は過去に親友だったという過去があった。
クロエは、ケヴィンと仲が良かったが、周囲の目を気にして距離ができた様。
そんな事を調べて行くうちに一つの懸念が頭に浮かぶ
もしかして、他に犯人がいるのかも?
ケヴィンとディマーカス以外の犯人候補は、3人…
- ポール・シュノーレンバーグ
- オムツのドリュー
- ジェナ・ホーソーン
オムツのドリューは、演劇部だった。
皆に好かれていた彼は、ある時とんでもない写真が流出してしまう!
それは、オムツをして赤ちゃんの姿で映った写真…
その復讐にブラウンアウトを引き起こしたのか?
ジェナ・ホーソーンは、大富豪!
インスタ映えをする写真を投稿して注目を集めていた。
しかし、彼女はある時失敗する…
芸能人とのツーショット、私の親友と投稿した。
しかし、サイン会に5時間並んでとった写真だと判明!
その復讐に事件を起こしたのか?
ポール・シュノーレンバーグは、信仰心が過剰に熱いカトリック教徒!
ケヴィンが捕まるまでは、彼が犯人の第一候補だった…
ポールが犯人であるという怪しい箇所も沢山出てきます。
天敵はモンゴメリー先生、二人は言い争っていた。
黙示録のように、生徒を罰したのだろうか?
3人ともアリバイがあり、犯人候補から外れます。
ポール・シュノーレンバーグの無実を証明したのは、モンゴメリー先生…
そのインタビューの際にピーターとサムは、ある物を見てしまいます。
それは…第4の事件を思わせる証拠…
もしかして、ブラウンアウト(集団下痢事件)、ピニャータ事件、ウンチランチャー事件の他に第4の事件があったのでは?
もし、あったとしたら…
第3の事件後、自宅軟禁になっているケヴィンは犯人ではなくなる。
もしかして、学校側の隠ぺいなのか?
エピソード⑤:隠蔽
退職した用務員は、重要な証人になるかもしれない。ピーターとサムは、彼の行方を必死に追う。さらに、2人は、コスタリカでの校外活動に目を向ける。
タナーとの会話のシーンから始まります。
ケヴィンとタナーの会話のシーンが交互に入れ替わり、第4の事件について話して行きます。
第4の事件がもしあったなら、その時に自宅軟禁になっているケヴィンは犯人ではなくなる。
何故に第4の事件は明るみに出なかったのか?
事件は12月4日に起ったと思われる、そして学校で人気だったイケメン用務員が12月5日に辞めていたことが判明する。
用務員に直接会いに行くと、辞めたのではなく、ウェクスラー先生の命令で転任になった事が判明する。
12月4日の事件の事を聞くと、職員室で猫の糞入りのチョコレートを食べて、教師の誰かが吐いていた事が判明する。
ゲロは二人分あった。一体だれが吐いたのか?
教師を調べると、誰も12月4日には何も無かったという。
しかし、調べるうちに怪しいのはフェルナンデス先生だという事が分かる。
本人は否定するが調べるうちに、ウェクスラー先生の隠ぺい工作だと判明する。
イケメン用務員を転任さし、フェルナンデスには、生徒の付き添いの休暇を与える。
事件を知っている二人の口止めをしたのだ。
学校は事件の早期解決の為に、ケヴィンを犯人にする必要があった。だが…ケヴィンの自宅軟禁中に事件が起こってしまえば、別に犯人がいることが判明してしまう…
その事を恐れた学校側が事件を隠蔽したのだ。
しかし、ウェクスラー先生は否定する。
ケヴィンの無実は証明できないのか?
エピソード⑥:裏付け
2人はセント・バーナディン高校の元生徒にインタビューし、自分達の仮説に自信を深める。このまま調査を進めれば、真犯人にたどり着くかもしれない。
第4の事件があった職員室の近くにカメラを設置し、出入りする人物を調べるとディマーカスの親友ルーの姿が映っていた。
ディマーカスとルーの共犯で二人でタードバーグラーではないか?と疑い始める。
ディマーカスの手下と思われた、ルーだったが、裏でディマーカスの行動を自分の都合が良い様に管理していたことが判明する。
そして、スキップ・デイを警察に通報し潰したのもルーだと判明する。
ルーが飯の種であるディマーカスに不利になる事をするわけが無く。
デイマーカスとルーの共犯説は疑わしくなってくる。
デイマーカスとルーを調べた後、バスケ部のトレヴァーが連絡してくる。
トレヴァーは、クロエが見たようにデイマーカスの財布にはタードバーグラーの名刺があり
しかも、デイマーカスとルーがウンコランチャー事件の時に、クソをランチャーに詰めていたのだと話す。
しかし、バスケ部のキャプテンから口止めされたと話す。
バスケでは都合が悪ければ、力で黙らせるらしい…
エピソード⑦:逆風
ある生徒はピーターとサムへの協力を突然拒否し、調査は暗礁に乗り上げてしまう。2人は頭を抱えるが、学校の駐車場で起きた事故に光明を見出す。
ケヴィンから、自分が犯人だというメッセージが届きます。
無実の照明まであと一歩というところで、何故にこの様なメールが届くのか?
事実の解明に動くピーターとサムだったが、ケヴィンとは連絡が取れなくなってしまう‥
調べて行くうちに‥デイマーカスとルーが脅しをかけたのでは無いか?と思われる事実が判明する。
二人に聞き取りをするが、二人はそんな事をしていないと言う。
そして、デイマーカスがタードバクラーでは無いという証拠を突き付けられる。
迷うピーターだったが、ケヴィンとデイマーカス、ルーが言い合いをしているビデオを見ているうちにある事実に気が付く。
3人が言い争いをしている時間帯、タードバーグラーからメールが来ていたのだ。
ビデオを確認するも誰も触れていない…3人は無実だった。
新たな犯人候補が浮上する、それはジェナだった。
調べて行くうちに、彼女の動機が見えてくる。そして、彼女にはアリバイが無い。
彼女を取り調べをするうちに、ブルック・ウィーラーと言う名前が浮上する。
ジェナは、ブルック・ウィーラーとSNSで知り合い、SNS上でやり取り、信じて恥ずかしい画像を送った為に脅されて、事件に協力することになってしまったのだ。
ブルック・ウィーラーを追うも、写真の人物は別の人物だった…
エピソード⑧:大量投下
タードバーグラーの正体は? 犯行の目的は? ピーターとサムは、真実にたどり着けるのか? もしかしたら、犯人は最初から身近にいたのかもしれない…。
調べて行くうちに、ブルック・ウィーラーの写真の人物は携帯ショップで携帯を預けた為に、写真を盗み出されてしまっていた。
その携帯ショップの人物とは…グレイソンだった!
タードバークラーはグレイソンだった。
今までの事件は、グレイソンに操られた人物たちの犯行だった。
犯人逮捕一歩手前、大量投下すると予告したタードバークラー…ウンチが大量に?と思ったのもつかの間‥
大量投下されたのは、学校中の人物の恥ずかしい写真💧
操られた人物たちの秘密も次々と暴露されて行く。
デイマーカスもその犠牲者となっていまう。ピニャータ事件は彼が犯人‥彼の秘密は包茎という事だった。
そして“ブラウンアウト”事件はケヴィンが犯人だということが判明する。
ケヴィンもSNSで操られた人物たちの1人だったのだ。