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12時間だけ全ての犯罪が合法化される法律「パージ法」…
そんな超恐ろしい法律により地獄の一晩と化すアメリカを描いた映画があるのです。
全世界の累計興行収入450億円を記録するシリーズ作品となった「パージ」シリーズ!
そして、そのシリーズ第4弾「The First Purge」が、2019年6月に「パージ:エクスペリメント」の邦題で日本公開となります。

僕は、このシリーズ大好きなんですよね~。
賛否はあるでしょうが、人間の本性というか‥怖い部分を垣間見れるし、パージ法自体も決してリアリティは無い法律じゃないんですよ。
パージ法

この映画の題材となるパージ法について詳しく書いておきます。
パージ法とは、1年に1回(夜7時から翌朝7時までの12時間)すべての犯罪が合法化される法律。
この間、すべての警察、消防署、医療サービスが停止される。パージ開始前、政府から緊急放送(開始の合図)が流れ、サイレンが鳴るとパージが開始され、朝にサイレンが鳴るとパージ終了となる。
- パージに参加するのは自由。参加した住民を「パージャー」という
- パージに参加せずに平和を求めている者は家に隠れていても良い。
- どんな道具、武器を使用しても構わない。ただしレベル4以上の物は使用禁止。
- 国に定められた政治家などの権力者の殺害を禁止。(パージ:大統領令では、削除されている)パージ開始のサイレンが鳴ると、全ての緊急サービスがパージ終了まで停止される。
パージ法の導入によって、犯罪率と失業率は1%にまで低下し、経済状況も改善した。
パージ法は、21世紀のアメリカで政権を持った新政党NFFA「新しいアメリカ建国の父たち」が設けた法令。
過去のパージ作品
- パージ
パージの晩‥シャッターを下ろし家にこもった家族の物語。 - パージ:アナーキー
無法地帯と化した街を舞台に、息子を事故死させた犯人に復讐を誓う父親の物語。 - パージ:大統領令
パージの夜、暗殺の標的となった大統領と、シークレットサービスの物語。
パージ:エクスペリメントで描かれること
シリーズ第4弾となるパージ:エクスペリメントでは、“パージ法”がなぜアメリカで施行されることになったのか?そのはじまりを描いた物語となっています。
21世紀、アメリカは経済が崩壊し、“アメリカ建国の父”を名乗る新政党NFFA(the New Founding Fathers of America)が政権を握っていた。彼らは犯罪率を1%以下に抑えるためにある施策を採用する。メイ・アップデール博士(マリサ・トメイ)が考え出した一年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法となる“パージ法”だ。反対デモが起こる中、全国での適用の前にニューヨークのスタテン島内だけに施行する“実験”が行われることが決定。島に残る島民には5000ドルの賞金が用意された。島の住民たちは不安を抱えながらパージ当日を迎える。島のギャングのボス・ディミトリー(イラン・ノエル)は、愛する人を守るために島に残ることを決意する。果たして、人類史上最悪の実験が行われる中、人々は生き残ることができるのか―!?
『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイと『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのジェイソン・ブラムが製作を務め、第一作『パージ』の監督を務めたジェームズ・デ・モナコが脚本を担当。
監督は、「フルートベール駅で」のジェラード・マクマリーです。
主演はスタテン島を縄張りにするギャングのリーダーを演じる新人イラン・ノエル。
“パージ法”を発案した政府の研究員を『スパイダーマン』の新シリーズのマリサ・トメイが演じています。

パージ法の始まり、スタテン島で行われる実験はどうなるのか?
この実験があってこそ、パージ法は試行されたわけですから、実験の結果が非常に興味深い作品です。
「パージ:エクスペリメント」は、2019年6月日本公開。