ドラゴンクエスト ユア・ストーリー…
2015年の企画始動から約4年の制作期間を経て‥ついに完成したアニメーション映画作品!試写会が当たったので一足お先に観てきました!
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、国民的RPGとして人気を誇る「ドラゴンクエスト」のシリーズ5作、1992年に発売された「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を基に3DCGアニメ映画化された作品です。
30代、40代のドラクエやったことある世代には十二分に楽しめる作品、ちょっと現代的な要素も含まれており、大人向けアニメーションとなっています。
総監督に山崎貴、監督に八木竜一、花房真と「STAND BY ME ドラえもん」を手がけたスタッフが結集し、オリジナルゲームの生みの親である堀井雄二が監修、同じく「ドラクエ」テーマ曲などで知られる作曲家すぎやまこういちが音楽を担当。
声優も豪華、佐藤健、有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシ、安田顕、山寺宏一、吉田鋼太郎ら日本が誇る豪華俳優陣が務めています。
あらすじ
ゲマ率いる魔物たちに母を連れ去られた少年リュカ(声:佐藤健)と父パパス(山田孝之)は、母を取り戻すために旅を続けていた。ついにゲマと遭遇したパパスは、魔物たちと激しい戦いを繰り広げる。しかし一瞬の隙をつかれ、リュカが人質に取られてしまう。手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で非業の死を遂げる。10年後、故郷に戻り、「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見したリュカは、父の遺志を受け継ぎ、再び冒険の旅に出る。リュカの行く手にはいくつもの試練が立ちはだかり、そして、幼馴染ビアンカ(有村架純)と大富豪の娘フローラ(波瑠)という2人の女性をめぐる究極の選択を迫られる。はたしてリュカの冒険の先にあるものとは……。
映画の基となったドラゴンクエストV 天空の花嫁のストーリー
映画の基となった「ドラゴンクエストV 天空の花嫁の」は、大きく分けて3つの時代に分けられ親子3代に渡るストーリー分けられが描かれています。ほぼ映画の世界でも同じ感じですが、ゲーム版のストーリーをザックリおさらいしときましょう。
幼年時代
主人公は父・パパスと共に、2年ぶりにサンタローズの村を訪れる。そこで幼馴染のビアンカと再会し、彼女と共にレヌール城でお化け退治をしてベビーパンサーを助ける。彼女と別れた後はエルフのベラと妖精の世界で起こる事件を解決。後、ラインハットにてヘンリー王子誘拐事件が発生し救出に向かうが、光の教団の手によりパパスが殺され主人公はヘンリーと共に教団の奴隷にされる。
青年時代前半
幼年時代から10年余(リメイク版は10年)が過ぎ、主人公とヘンリーは大神殿の建設現場で奴隷として働かされていた。そんな折、マリアの兄・ヨシュアの計らいで、マリアと共に脱走。主人公は父の遺言通り母・マーサと伝説の勇者を捜す旅に出る。ヘンリーは自国に凱旋し、主人公は旅を続ける中で大富豪の娘フローラ、もしくはビアンカのどちらかを選び主人公は結婚することに。その後、自分の出生の秘密が明らかになり故郷グランバニアへ帰還する。そこで双子の息子と娘を授かり、主人公は王に即位する。しかしその夜、妻がさらわれてしまう。彼女を救うべく魔物を倒すが、主人公と妻は石化の魔法を受け、盗賊にそれぞれ持ち去られてしまう。
青年時代後半
約8年後、石像にされた主人公は成長した息子と娘により発見され、石化を解かれ故郷グランバニアへ戻り、子供たちと共に妻と母を捜す旅に出る。まず母の故郷を尋ね、息子が「伝説の勇者」であると知る。そして湖底に沈む「天空城」を復活させ、その主マスタードラゴンと謁見。そして諸悪の根源「光の教団」本拠地である「大神殿」へ向かい教祖を倒し妻を救出したが、すべての悪の根源を絶つためには魔界にいる魔王を倒さねばならなかった。魔界では母・マーサと対面。両親の遺志を受け継ぎ大魔王・ミルドラースと対決する。
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は大人向け映画!感想とネタバレ
試写会が当たったときにそう思ったんですが、全然そんな事はありません!
笑いあり、涙あり、恋愛ありの、大人向け映画だったのです!
もちろん子供も楽しめます。フローラとビアンカ‥どちらと結婚するか?って恋愛話では、ウチの子供‥ドキドキしてしまったそうです。アニメもリアルでビックリしたそうで、ストーリーも最後の方まで分かりやすかったそうです。
確かにストーリーは分かりやすかったと思うんですよね‥終盤までは‥。
大人も楽しめると言ったのは、その終盤の要素です。
この映画のネタバレになりますが‥
大人向けなのは、ユア・ストーリー(あなたの物語)という所ですよね。
まさかの展開で驚いたのですが、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は…
このゲームと映画の違いの要素によって、子供向けアニメーションが見事に大人向けアニメに変身しています。
さすが、山崎貴監督‥と感心しましたね。
声優陣たちはどうだった?
佐藤健:リュカ
有村架純:ビアンカ
波瑠:フローラ
坂口健太郎:ヘンリー
山田孝之:パパス
ケンド:ーコバヤシ:サンチョ
安田顕:プサン
古田新太:ブオーン
松尾スズキ:ルドマン
山寺宏一:スラりん
井浦新:ミルドラース
賀来千香子:マーサ
吉田鋼太郎:ゲマ
豪華なキャスト陣、肝心の声は言うと…
特に違和感なく問題ありませんでした。
特に女性陣とか、めっちゃ上手くないっスか?
期待して無かっただけに、これは嬉しいサプライズでした。
予告編