映画で一番好きなのは…ホラー映画!
そんな映画好きの管理人が超絶オススメしたいのが
「怪怪怪怪物!」
「怪怪怪怪物!」は、 台湾の小説家であり映画製作者でもあるギデンズ・コーが監督、脚本、制作をした2017年の台湾のホラー映画。
出演は、トン・ユィカイ、ケント・ツァイ、ユージェニー・リウ、キャロリン・チェン、ジェームズ・ライなど。
fa-leanpub ストーリーをざっくり言うと
この映画は、2017年4月に第41回香港国際映画祭の閉幕映画として初演され、2017年7月28日に劇場で公開、日本では2018年10月26日に公開となっています。
Amazonプライム・ビデオで偶然発見し、観賞したのですが‥。B級と思っていたらとんでもない!予想外に深く悲しいホラー映画でした。これは名作と言っても差し支えないかも?良い映画でしたね。
胸糞映画
怪怪怪怪物!は、どんなホラーかと言うと…ハッキリ言ってしまうと‥
胸糞悪い映画でした。
いじめっこ軍団が笑いながら怪物を傷つけて行くのです。
遊びがてらに、虐待を繰り返す‥。
楽しければ何でもいい、自分さえよければ他人がどうなろうと知った事では無い‥。
そんな人間たちが描かれているのです。
その胸糞悪さは半端ない‥しかし、こういう人間も本当にいるんですよね。
注意された教師に怪物の血を飲まし、どうなるのか?実験する…。
その結果がとんでもなく悲惨なことになっても笑っている‥。
そして、人間を食う怪物・食人鬼が逆により人間らしいというか‥善の存在で描かれているんですよね。
怪物の姉が、日の光から妹を庇い死んでいくシーンなどがまさにソレ!
人間と食人鬼‥どっちが本当の怪物なのだろう…。
そんな気持ちになってしまう映画です。
ラストもまた良いんです。
主人公が選んだ行動‥主人公は本当の怪物たちを退治したかったのかも知れない‥。
この胸糞悪さと、深く考えらされる内容は‥良い映画の条件なんですよね。
「葛城事件」「凶悪」‥胸糞は悪くなりますが、深く考えらされる内容で未だに印象に残ってる映画です。
台湾ホラーも侮れない
そうそう、ホラーとしてもしっかりとした怖さを演出するシーンがあり、またそのシーンがかなり衝撃的です。
怪物の様な人間と本当の怪物…どちらが生き残るのでしょうか‥?
終盤の展開は目が離せませんよ!
ちなみに監督のギデンズ・コーは
「何百万人もの台湾人が私を嫌っていたので、私は自分の憎しみを表現するために、みんなを怖がらせるためにホラー映画を撮りたかった」と述べています。
ギデンズ・コーの憎しみを表現した怪物の暴れっぷり‥
海外の評判
この映画の海外の評判はどうなっているのでしょう?海外映画サイトIMDbを調べてみました。
合う人と合わない人がハッキリとした映画だとは思います。胸糞悪さが受け入れられないって人も多いかも?
予告編
まずは予告編を観てみて下さい。観たくなると思いますよ~。