
催眠療法
親の虐待を告発した少女、しかし…訴えられた父親も当事者の少女もなぜか記憶があいまい…
じゃあ、催眠療法やってみようか!っと
そして…出てきたのは・・
まさかの悪魔崇拝!?
しかし、その記憶…
本当に正しいんでしょうか?
はい、ということで、本日ご紹介するのは
「リグレッション」
「リグレッション」は
2015年のアメリカ合衆国・カナダ・スペイン映画作品。
少女暴行事件を捜査する刑事が、事件を追ううちに町に秘められた恐ろしい闇に迫っていく物語で
1980年代にアメリカで、悪魔崇拝者による儀式に子供たちが性的・肉体的に虐待されたと各地で告発され、人々が不安にかられて社会問題となった実話“悪魔的儀式虐待”、“1983年のマクマーティン保育園事件”を元ネタに描いたサスペンス映画です。
監督は、これが「アレクサンドリア」以来6年ぶりに手がけた長編監督作となる
名匠アレハンドロ・アメナーバル
参考fa-arrow-circle-down
アレハンドロ・アメナーバル - Wikipedia
主人公である
事件を追うブルース・ケナー刑事に
イーサン・ホーク
父に虐待されたと訴える少女
アンジェラ・グレイ役に
エマ・ワトソン
他
デヴィッド・シューリス、デヴォン・ボスティック、デイル・ディッキー、ロテール・ブリュトー、アーロン・アシュモア、デヴィッド・デンシック、アダム・ブッチャー、アーロン・エイブラムス等が共演。
元ネタである「悪魔的儀式虐待」「マクマーティン保育園裁判」を調べてから観れば、その内容がなんとなく理解できますよ。
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
元ネタとなった悪魔的儀式虐待
この映画を観ていて…
わけわかんねー!
ってなっちゃう人多いと思うんですけど、前述しましたがこの映画は
実際に起こった実話
“悪魔的儀式虐待”
“1983年のマクマーティン保育園事件”
を元ネタに描いています。
映画では、子供達が悪魔崇拝者らによって虐待されることや、子供の性的虐待、セラピストの催眠により作られた記憶などが描かれています。
ただ、一つの物語にごちゃ混ぜにぶっこんでいまし、日本ではなじみの無い事なので、ちょっと分かりづらかったような気がします。
ネタバレを書きますと、自分の娘アンジェラを虐待し、連行されたジョー
ブルース・ケナー刑事が徐々に悪魔崇拝者の影に怯えていくのですが、“退行催眠で見た記憶は、刷り込まれた記憶じゃないのか?”と気が付きます。
そして、調べていくうちに、全てがアンジェラの策略だと気が付きます。
ジョーとローズを嫌っていたアンジェラは、作り話をして一家の崩壊を企んでいました。
ジョーやローズ、ロイに少しづつ悪魔崇拝のイメージを定着させていき、刷り込んでいたのでした。
だからこそ、彼らに退行催眠をかけたときに、悪魔崇拝のイメージが出てきたのです。
警察官ジョージとは、肉体関係があり、共に街を出ようとしたのですが、断られたためにジョージもハメたのでした。
ブルースとキスしたのも、色々な策略があってのもの…。
最後に、アンジェラは悪魔崇拝の被害者としてTVに映っていました。
実際には無かった事件を、さもあったかのように刷り込み、それをセラピストが退行催眠をかけ偽の記憶を呼び覚ます。
その偽の記憶を信じたがために、悪魔崇拝があると思い込んでしまう。
そして、モラルパニックが起こってしまうという様な事を映画で描いています。
ちなみに映画のオープニングで書いてあります。
海外の評価
この映画の海外の評価は
どうなっているのでしょう?
海外映画サイトRotten TomatoesとIMDbを調べてみました。
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには
41件のレビューがあり
批評家支持率は
15%
平均点は10点満点で
4.14点とめっちゃ低い点数になっています。
一般大衆の支持率は
21%
7856の投票があり平均点は5点満点中
2.47点と、かなり低い点数になっています。
もう一つ海外映画サイト
IMDbでは
10点満点中
5.7点となっています。
3万を超えるユーザーの中で
6点を付けたユーザーが一番多いです。
次は5点と微妙な点数が多いですね。
俺、けっこう面白かったんすけど💧
予告編
気になる方は予告編をどうぞ
他にも興味深い実話事件が元ネタとなっている映画がありますよ~。