
監禁され拷問され、そして最後に脱出する…
そんなホラー映画は腐るほどありますよね。
何か展開が想像ついちゃって面白くない…。
そんなアナタに熱烈オススメしたいのが、この映画
「ゴーストランドの惨劇」

「ゴーストランドの惨劇」
(原題:Incident in a Ghostland)は
伝説の超絶痛いホラー映画「マーターズ」を作り上げた鬼才パスカル・ロジェ監督が6年ぶりにメガホンをとり、片田舎にある叔母の家に引っ越してきた双子の姉妹を襲う絶望的な恐怖を描いたスリラー・ホラー映画です。
監督&脚本は
パスカル・ロジェ
キャストは
ベス役に
エミリア・ジョーンズ

大人になったベス役に
クリスタル・リード

姉のヴェラ役に
テイラー・ヒックソン

大人になったヴェラ役に
アナスタシア・フィリップス

母のポリーン役に
ミレーヌ・ファルメール

キャンディトラックのオカマの殺人鬼に
ケビン・パワー

デブでイカれた殺人鬼に
ロブ・アーチャー

普通のホラー映画に飽きた人にはオススメの作品です。
ただ、「マーターズ」「トールマン」を超えることはできませんでした。
パスカル・ロジェ監督作品
この映画は
フランスの鬼才パスカル・ロジェ監督の作品です。

参考
パスカル・ロジェ (映画監督) - Wikipedia
マーターズ (2008)、トールマン (2012)という普通のホラーには無い異色な作品を作り、賛否両論ながらも注目をされる監督です。
マーターズはハリウッドでもリメイクされています。
僕は、「マーターズ」ですっかり彼のファンになりました。
あの映画は本当にヤバイ…。
僕は映画を8000本以上は観ていますが、そのなかでも上位に食い込む恐ろしさを持つ映画です。
パスカル・ロジェ監督の作品は、どんでん返しがあるということ
もちろん「ゴーストランドの惨劇」にもあります。
叔母が遺した家に引っ越しをした母親と双子の姉妹ベスとヴェラは、その日の晩に、家に侵入してきた2人の暴漢に襲われます。

絶体絶命の状況の中、母親は決死の反撃を行い、暴漢を殺害し姉妹を守ります。
それから16年後、妹のベスは小説家として成功し、順風満帆な生活を送っていたが、姉のヴェラは心を病んでしまい、事件当時の家で母親と暮らしていました。
そしてある日、ベスはヴェラから電話をもらったことで、久しぶりに実家に戻ることになるのだが……。
もうね、このあらすじの時点で狡猾な罠が仕掛けられています。
史上最悪級とも言える暴漢に襲われた姉妹を守った勇気ある母親…。
しかし、その真実を知ったとき再び地獄に叩き落されるのです。
またその見せ方が上手い!
地獄に叩き落された瞬間、ベスとヴェラがどれだけ苦しい思いをしていたのか…。
映画では描かれませんが、視聴者にその恐怖を想像させるのです。

間違いなく、監禁ホラーの中では秀逸の出来栄え!
いつもの監禁ホラーに飽きた方には至高の作品となるでしょう。

グロも控えめ・・。
ですが、ここからこの監督作を観ていくのもありだと思います。
海外の評価
この映画の海外の評価は
どうなっているのでしょう?
海外映画サイトRotten TomatoesとIMDbを調べてみました。
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには
27件のレビューがあり
批評家支持率は
56%
平均点は10点満点で
6点と微妙な点数になっています。

一般大衆の支持率は
57%
498の投票があり平均点は5点満点中
3.39点と、普通の評価になっています。

控えめすぎた作品だったからかな?
もう一つ海外映画サイト
IMDbでは

10点満点中
6.4点となっています。
2万を超えるユーザーの中で
7点を付けたユーザーが一番多いです。
次は6点とまあまあといった感じな評価ですね。

ちなみに日本の映画サイトでは
平均3.5~3.7点で、まあまあ良い評価といった感じです。
予告編
気になる方は予告編をどうぞ!

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