気まずい?
「ひらいて」
「ひらいて」は、2021年の日本映画
綿矢りさによる日本の同名恋愛小説を映画化した作品で、想いを寄せる男子高生が別の女子高生と恋愛関係にあると知った女子高生の三角関係を描いた恋愛映画です。
全然期待しないで観たら、なかなか面白かった恋愛映画です。
検索したら、「ひらいて 気まずい」と出てきましたが、確かにちょっとそういうシーンもあるかもしれないですね。
女性と女性がキスしたり、レズみたいなシーンがあって‥。
妻と一緒に観ていたのですが、ちょっと気まずくなっちゃいましたね(笑)
そして、妻は「気持ち悪い」とも言っていました。やはりレズシーンが受け入れられないみたいですね。
まあ、そんな感じで受け入れが難しい人もいるようですが、個人的にはまずまず良い映画。
主人公の愛を演じる山田杏奈さんもなかなか味があります。
美人なのか?普通なのか?ブスなのか?
ちょっとわかんない感じで、それもまた映画も盛り上げる要素で良かったですね。
ただ‥この映画での演技はとても良かったです。
そうそう、「ゴールデンカムイ」(2024年1月19日公開予定)でアシㇼパ役で出るそうですよ。
ちょっと注目しておきたい女優さんですね。
二人の女性にモテモテのたとえ役は作間龍斗さんです。
この人だれ?と思って調べてみたら
HiHi Jetsのメンバーで、映画で言えば「ヴィレッジ」とかにも出てるみたいですね。
アイドルオーラは無かったのですが、アイドルでした。
ある意味演技が上手かったのかも?
新藤美雪を演じたのは、芋生悠さん
ちょっと学生には見えないぞ‥と思っていたら、やはりこの中では最長年齢でした。
けっこう映画に出ていまして、この人の演技も悪くなかったです。
この3人の演技力で楽しめる映画といえます。
監督・脚本・編集は
首藤凜
キャスト
木村愛役
山田杏奈
西村たとえ役
作間龍斗
新藤美雪役
芋生悠
岡野屋役
山本浩司
藤谷役
河井青葉
守屋役
木下あかり
木村頼子役
板谷由夏
新藤泉役
田中美佐子
西村崇役
萩原聖人
あらすじ&ネタバレ
一重瞼でオシャレな木村愛は、高校一年生のときに同級生の彼を好きになる。変わった彼の名前は、〝たとえ〟。
3年生の受験生になった愛は、たとえと再び同じクラスになる。
夜学校に侵入し、たとえの荷物を漁った愛は、ある手紙を発見する。
それは同級生の新藤美雪からたとえに送られた手紙で、二人が付き合っていることを知る。
愛は美雪に近づき、レズビアンを偽った愛は美雪にキスをする。
愛は文化祭の準備の際にたとえと二人きりになった瞬間、たとえに告白するが、相手にされなかった。愛は怒りその場を立ち去る。
いつしか執着に変わり、果てには愛の心の根底に流れる狂気と結びつく恋心は、行くあてもなく恋人の美雪に向かっていく。
美雪に近づいた愛は、レズビアンとして美雪と関係を持って行く。
たとえにそのことを伝え再び告白するが、たとえの心をつかむことはできなかった。
〝狂気だけど、狂気じゃない〟三者のうねり暴れる情念と若さのエネルギーが、静かにひらいていく。
愛は病んでしまい、授業をふらっと抜け出したり、学校で浮いた存在になって行く。
レズビアンを偽って美雪に近づいたことを、美雪に伝え謝罪するが、美雪から心の底では全然反省していないと言われる。
愛はますますやさぐれてしまい、人気者だった愛の面影はなくなっていく。
たとえは東京の大学に受かり、美雪と二人で行くことを誓うが、父親に邪魔をされる。
美雪と愛がたとえの実家に行き、父親と対決する。愛は父親を殴りつける。
たとえは美雪とたとえは全然似てないから好きになったと話す、愛とたとえは二人とも闇を抱え似ている部分があった。
愛に美雪から手紙が届く、その手紙に感銘を受けた愛は美雪のクラスに行き、「また一緒に寝ようね」と話す。
愛の心の壁が美雪によって開かれた。
海外の反応、評価とレビュー!
恋愛映画
「ひらいて」の
海外での反応、評価はどうなっているのでしょう?
海外映画サイトIMDbで
調べてみました!
海外映画サイト
IMDbでは
平均点が
6.3点という
普通の評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのが
7点です。
全体の22.6%の人が
7点の評価を付けています。
次に多いのが
10点満点
全体の16.8%
3番目は
6点
全体の16.1%
6点以上が多いことから、海外の反応、評価はそこそこ良いようです。
海外のレビューを紹介します。
この映画は私にすべてを感じさせてくれた。10代に戻った気分。無言のシーンが多いが、青春の生々しい感情や愛を表現していて、とても素晴らしいと思う。私の過去がリアルに感じられるほど。興奮、喜び、哀愁を感じたいなら、この映画を強く薦める。また必ず観ます。
これは典型的なクィアベイティング・ティーン映画で、ありきたりのロマンスドラマだ。ありきたりのティーン向け映画に本質的な問題があるわけではありません。私はよくそのような映画を楽しみます。
しかし、ストーリーの前提に目新しさはない。2人の女子高生が同じ男を好きになってしまうという、他の多くのティーン向け恋愛映画で見られるのと同じ公式に従っている。この映画の核心は、彼女たちのその男性への思いを中心に展開する。あとは大体予想がつくだろう。
LGBTQをテーマにした映画と考えれば、この映画は過大評価だ。LGBTQの表現を求めるなら、この映画は向いていない。クィアな生活やクィアなキャラクターの表現が欠けている。
しかし、典型的なティーンズ・ロマンス・ドラマをお探しなら、この映画はあなたの好みに合うかもしれない。予測可能なプロットにもかかわらず、ストーリーの流れは容易に想像できる。
この映画の撮影と演出が大好きだ。映画のほとんどの時間をとても静かにするという選択は、素晴らしい芸術的なタッチであり、全体の雰囲気に大きく貢献している。そのおかげで、映画を観るのもずっと楽になった。そして、山田杏奈がこの映画の主役だ。彼女はいつも素晴らしい。彼女は出演シーンのほとんどを目だけで支配している。
主人公の男性は、最初は淡々としていて、ほとんど哀れだと思ったけど、映画の終盤で好きになった。最後の告白シーンはワイルドだった。全体的に、あまり大げさでない高校生の恋愛ドラマが好きな人、GLが好きな人はぜひ試してみてください。
海外のレビューは高評価のものが多かったように思います。
映画「ひらいて」のような異色恋愛映画は興味深い作品が盛りだくさんです。