
Netflixより2025年4月25日に配信開始になったドラマ『エテルナウタ』を観てみました!

『エテルナウタ』(原題: El Eternauta )は、アルゼンチンの同名コミックを原作としたアルゼンチンのドラマです。
ある日、ブエノスアイレスに触れたら死んでしまう雪が降りだし、かなりの数の住人が犠牲になる…元軍人のフアンは娘を探すために防護マスクを着用し雪に触れないように外に出るのだが…って感じのドラマ作品です。
キャスト
リカルド・ダリン/フアン・サルボ役
カーラ・ピーターソン/エレナ役(サルボの元妻)
セザール・トロンコーソ/アルフレッド・ファヴァリ役(タノ)
アンドレア・ピエトラ/ファヴァッリの妻アナ役
アリエル・スタルタリ/オマール役
マルセロ・スビオット/サルヴォの友人ルカス役
モラ・フィス/クララ・サルボ役(フアンとエレナの娘)
クラウディオ・マルティネス・ベル/サルボの友人ポルスキー役
オリアナ・カルデナス/インガ役
等が出演しています。
ネタバレと感想
雪に触れたら死んでしまうというウイルス的な展開と、宇宙人侵略物の融合という事で、休日であった事から一気見しました。
ある日突然雪が降りだして、その雪に触れたものは死んでしまうという‥同じくNetflixドラマ「ザ・レイン」のような展開から、実はその雪を降らせていたのは宇宙人で地球を侵略に来た感じってところで終わってしまう…というシーズン2に期待してしまうドラマでした。
1~3話はフアンが仲間と楽しんでるところに触れたら死んでしまう雪が降りだして、それに対しての人間模様とが描かれます。
雪に埋まっている人間の死体のシーンはけっこう絵ずら的に世紀末って感じでテンション上がってきました。
しかし‥こういうサバイバル系の作品はたくさん見て来ましたが、「エテルナウタ」はかなり緩いです。
一応生き残りをかけて奪い合いとかはあるんですけど、人間の本性でて来て、マジで怖い…てな感じまでは行きません。
なので、正直…離脱してしまいそうになるほど…面白くない…かなり眠くなります。
それでも4話まで頑張ったら‥出てきます。

でっかいフンコロガシみたいな宇宙生物が出てきます。
この生物と銃で戦ったりするんですが、死んでしまった宇宙生物をまた別の宇宙生物が食べたりして、けっこうキモいです。
幸い人間が食べられるシーンは無いので安心してください。
4話はこのフンコロガシから、生き残りを連れて逃げ延びるって感じです。
5話になると、もっと面白くなります。
ショッピングモールで生き残った人々が協力して生活しているのです。
さらに5話が始まったとたんにフアンの娘クララが帰ってきているのです。
さらに今まで降っていた雪が止んで日が照りだします。
一気に展開が早くなってきました。
ショッピングモールに謎の一団からの襲撃があり、それを撃退したら仲間のルカスが軍隊と共に現れ、避難キャンプへ
6話はフアン、タノ、ルカスは軍隊に協力し、共に列車を動かし、生き残りを救出に行きます。
そこで夜に休みながらカードゲームをやっているとルカスが急にブチ切れ仲間を刺し、さらにビルの屋上から、謎めいた光を放つ宇宙人の基地みたいなところを見て、ニヤニヤしながら「びしょ濡れだ」と言い残し、飛び降ります。
ビルの下には謎の軍団が攻めてくるライトが見えました。
あわてて脱出するファン一行、どうやら敵は宇宙人に協力(洗脳)している人間のようです。ルカスも急に消えて、現れてからの様子がおかしかった事から宇宙人と何かがあったと思われます。
何とか逃げ延びたファン達でしたが、フアンは謎の光の場所へ行ってみることにします。
そこには、宇宙人に協力する人間たちが訓練している姿、さらにファンの娘クララもそこで訓練していました。
また彼らを操るかのように、手に手がいっぱいある宇宙人の姿の一部が画面に映ります。
ここから宇宙人と人間の戦いが起こる展開になるに違いない!!
ってところで第6話が終了で、シーズン1が終了しました。
この続きはシーズン2で描かれるでしょう。
コミックはまだ続きがあるので、Netflixでの人気が多ければ、シーズン2は制作されるでしょう。
ちなみにコミックはこんな感じ

コミックは1957年から1959年の間に創作され作られました。
そんな昔の作品が、ドラマとしてNetflixで配信されている。
感慨深いですね。
評価とレビュー!
Netflixドラマ「エテルナウタ」の評価はどうなっているのでしょう?
僕の評価は‥まあまあって感じでしょうか、5段階で評価したら
ってところですね。
4話以降はそれなりに面白いのですが、1~3話がちょっとイマイチだったので…。
シーズン2があるとしたら期待はできそうです。
映画サイトの評価を調べてみました。
IMDb:7.7/10
Rotten Tomatoes:批評家の92%が肯定的
Metacritic:8.3/10
Filmarks:3.1/5

海外ではけっこう評価が高いですね。
日本では僕と同じように及第点というような評価です。
海外のレビューもご紹介
この物語が1957年から1959年の間に創作され、出版されたとは信じ難いことです。今、広く読まれるようになった今、この作品が正当な評価を受け、長年にわたりどれほど多くの模倣が行われたかを人々に認識してもらいたいと願っています。機会があれば、ぜひコミック版をお読みください。はるかに素晴らしい、真の傑作です。
素晴らしい。Netflixの失敗の歴史からして、良い映画化は期待していなかったが、やってくれた。70年前のコミックをアップデートしなければならなかったが、問題ない。原作は、特にファシズムとの戦い、第2版ではアルゼンチン軍事政権との戦いを描いた名作だ。ラテンアメリカの社会的、文化的、歴史的領域から遠く離れた観客にとって、筋書きやマルビナス・アルヘンチナス戦争のような歴史的出来事に共感するのは難しいだろう。しかし、「-」から「+」へと進み、最後は純粋なSFで締めくくるストーリーは、最も要求の厳しい観客にとっても価値がある。原作コミックを読んで味わうことを強くお勧めする。シーズン2が待ち遠しい...。2年もかからないことを祈る!
これをずっと待っていた。
私は原作コミックの大ファンだが、このバージョンは精神的な部分と大まかなストロークが似ているだけにもかかわらず、私は失望していない。
アナ(ファバリの妻)のような新キャラクターは大歓迎だ。宅配便の配達員のような、「うーん 」というキャラクターもいる。スタルタリのような不条理な状況を引き起こす、単にそこにいるべきではない人物もいる。
演出は素晴らしく、効果もまずまず、脚本も良く、演技もトップクラスだ。
コミックから大きく逸脱していることを説明するために(そしてタイトルを正当化するために)ユニバース的な仕掛けを盛り込んでいるのは、彼らが本当に原作を知っていることの証明だ。
サーガにとても歓迎すべき追加作品だ。10/10.

海外のレビューはなかなか高評価なものが多かったように思います。
「エテルナウタ」のようなNetflixオリジナルドラマは興味深い作品が盛りだくさんです。