
サイコパスの変態ストーカー野郎ジョー・ゴールドバーグの物語を描いたNetflixドラマ
『YOU -君がすべて- シーズン5』
物語は序盤から中盤へ!
特に衝撃的だったエピソード5「ラストダンス」から、エピソード6、エピソード7にかけてのネタバレ解説をお届けします。
その前にエピソード1~4話のネタバレはこちらです。
エピソード5~7では、ジョーの秘密はどこまで暴かれる?
ケイトや過去のキャラクターはどう動く?
中盤戦ではいつもの変態チックなサイコパスストーカー野郎っぽいところが満載に描かれています!
気になるでしょう!
一緒に詳しく見ていきましょう。
『YOU -君がすべて- シーズン5』エピソード5~7話 ネタバレ
エピソード5:ラストダンス
ケイトはジョーを調査し、ブロンテとの情事とマリアンの失踪を知り、ラブ殺害の疑いを持つ。ブロンテとセックスをしている最中に、ジョーはレーガンのふりを続けるのに苦労しているマディに呼び出されるが、ジョーはレーガン殺害を隠蔽することを約束し電話を切った。ジョーは後にムーニーの店でブロンテが町を去ったと書かれたメモを見つける。
レーガンとして別人として生きることに精神的な限界を迎えていたマディは、ついにケイトに真実を打ち明けます。ジョーがマディとレーガンを監禁し、マディにレーガンを殺すように仕向けた事。そして自分がジョーの言いなりになっていること全てを告白します。この告白により、かねてよりジョーに疑念を抱いていたケイトは、ジョーの連続殺人犯としての恐ろしい正体を確信することになります。
ジョーは失踪したブロントを見つけるが、そこにクライトンが現れブロントを助けるために、ジョーはクライトンを殺害してしまいます。
クライトン殺害の容疑でジョーは警察に逮捕されてしまいます。
ジョーが新たな「愛の対象」として深く関わっていたブロントは、実は彼の過去の犠牲者であるギネヴィア・ベック(シーズン1)とつながりがありました。
彼女はジョーの正体を暴き、ベックの死の真相を探るために、彼を罠にかける目的で近づいていたことが明らかになります。
ショックを受け、逮捕されたジョーですが、ケイトの弁護士(ロックウッド家が手配)によってすぐに保釈されます。
ケイトはジョーが犯罪者であることを知りながらも、自身の立場や一族の秘密を守るためか、あるいはジョーに対して別の思惑があるのか、彼を見捨てることはありません。
この時点から、ケイトはジョーの秘密を知る唯一の人物となり、二人の関係は極めて複雑で危険なものへと変貌します。
このエピソードは、ジョーが愛と支配を求める過程で築いてきた関係性が崩壊し、彼の秘密が最も近い人物に露見するという、シリーズ全体の流れを大きく左右する重要な回です。
ジョーの「ダンス」は、破滅へと向かう「ラストダンス」となることを予感させます。
エピソード6: 愛の闇
エピソードの冒頭で、ルイーズ(ブロントの本名)がどのようにしてジョーに辿り着いたのか、その過去が詳細に描かれます。
ルイーズ(ブロントの本名)は、かつてジョーの犠牲者であるギネヴィア・ベックの教え子であり友人でした。
ベックの死の真相に疑問を抱いたルイーズは、ニッキー博士が犯人だという説を信じず、真実を探し求める。オンラインのフォーラムを通じて、ベックの死やジョーにまつわる疑惑を追う人々(ニッキー博士の息子クレイトン、ドミニク、フェニックスなど)と接触していたことが明かされます。
ジョーが生きていて有名人であることを知ると、彼らはニューヨークへ行くことを決意します。
彼女たちの計画は、ルイーズがジョーにハニートラップを仕掛け、恋人殺しのシリアルキラーであるジョーが暴力的になる瞬間をライブストリームで記録し、彼のDNAを採取することで、彼の罪を立証することでした。
しかし‥ルイーズは、計画を実行する中で、ジョーの魅力に徐々に囚われていきます。
彼女はジョーに「愛」を感じ始めるようになり、彼が本当にベックを殺したのか?ジョーの言ってることは真実では?
という疑問を抱き始めていました。
ブロンテはジョーと別れるためにアトランティックビーチに向かうが、ジョーは彼女を追いかけてくる。クレイトンはそれを知り、計画に従わなかったブロンテを攻撃し始める。ジョーはそれを見てクレイトンを殺害する。
彼女は警察の尋問に対し、ジョーがクライトンを殺したのは‥自分を救う為であり正当防衛だったと証言し、ジョーを窮地から救います。
ケイトはエピソード5でジョーの正体を知りましたが、このエピソードでは、その事実を知った上で彼とどのように向き合うか、その葛藤が描かれています。
彼女はロックウッド家の名声や自身の立場を守るため、そして何よりも息子ヘンリーとの再会を優先するため、ジョーを世間に晒すことをためらっています。
しかし、彼女はジョーの行動を監視し、彼の裏に潜む闇と対峙しようとします。
ブロンテに、騙されたと思っているジョーはブロントに対して不信感を抱き始め、彼女の目的を探り始めます。
保釈された際にケイトに騙されて親権書類に署名させられたこと、そしてもし何かを企てれば全てを失うことを悟り憤ります。
ジョーはブロントのアパートで隠しカメラが仕込まれた本を発見し、やはり彼女が自分を陥れようとしていたんだと考え怒ります。
エピソード7: #ジョーゴールドバーグ
ドミニクとフェニックスはジョーの殺人容疑をさらに暴露し、ソーシャルメディアは彼の過去を知る人物で溢れかえる。ジョーはニューヨーク中の注目の的となる。
「#ジョーゴールドバーグ」というハッシュタグと共に、ジョーが殺人犯であるという疑惑がソーシャルメディア上で大きな話題となります。ジョーは一躍、世間の注目の的となり、悪名が広まります。
ジョーは弁護士と共にヘンリーを取り戻そうとするが、弁護士は時間がかかるとジョーに告げる。ケイトはジョーが見つからないようにヘンリーを連れて行くようテディに頼むが、ジョーはヘンリーに位置情報付きの本を渡す。
ジョーは、自身のイメージを回復させるために、元ロックウッド社のPR担当であるマディ(レーガンの双子の姉)に協力を求めます。
マディは、レーガン殺害の動画をジョーに握られているため、彼に従わざるを得ません。
ジョーはマディの提案で、人気テレビ番組「キム・クレイブン・ショー」に出演することになります。
そこで彼は、自身の行動を後悔しているかのように見せかけ、ブロントとの関係についても人生最大の後悔だと表明します。彼は、かつて自分に厳しかった育ての親ムーニーについて語る中で、感情的になって涙を流してしまいます。
失敗だと思われましたが、それが上手く世間の同情を得て、自身を「被害者」であり「普通の男」であるかのように演出できたことになります。
ジョーがテレビ出演する中で、彼の過去の犠牲者や関係者たちの家族や友人、あるいは生き残った一部の人物がテレビを通して彼に怒りをぶつけます。
例えば、シーズン2と3に登場したラブ・クインの母親であるドッティなどが登場し、ジョーへの怒りをあらわにします。これらの再登場は、ジョーの過去が常に彼に付きまとうことを象徴しています。
ケイトはジョーのテレビ出演を複雑な思いで見ています。一方で、視聴者からの好意的なコメントが増えていく様子に苛立ちを覚えます。クソ野郎と怒鳴ったりと怒ってます。
ブロンテがジョーに、警察にはジョーは正当防衛だったと伝えたとメッセージを送ります。
ジョーはそれを見て、ブロンテはやはり自分を愛していたと考えを改め、インタビューで「ルイーズ(ブロント)と愛し合っている」と宣言し、自分は「被害者ではない」「普通の男だ」「これはドラマであり、誤解だ」と主張します。
一方、ブロンテはネット上で女性蔑視の標的となる。
ブロンテは誘拐されそうになりますが、ジョーが誘拐犯を殴り倒し救います。
ケイトはロンドンへ行き、刑務所にいるナディア・ファランを訪ねる。
ムーニーズに戻ったジョーは、手錠を付けてベッドで横たわるブロンテを見て、ブロンテ次第で僕らは上手くいくとほくそ笑みます。
『YOU -君がすべて- シーズン5』ついに後編‥完結へ
エピソードは、ジョーが自身のイメージを操作し、世間の同情を引くことに成功したかのように見える場面で終わります。しかし、ケイトはそんな彼を見て不快感を抱き、ナディア・ファランを使ってジョーを潰そうと考えています。
ジョーは監禁したブロンテをどうするのか?ジョーの真実の姿を見てもブロンテはジョーを愛せるのか?
ジョーの歪んだ「愛」がどこまで通用するのか、そして彼が最終的にどのような結末を迎えるのか、さらなる不穏な空気の中で物語は次へと進みます。
次回はエピソード8~完結となる10話のネタバレを書いていきます。
最終シーズンではジョーの本当の怖さが見れそうです。
いや~変態サイコパスストーカー野郎の最後はどうなるのか?
ご期待ください!