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ニコール・キッドマンと聞くと、誰もがその華麗なキャリアと、トム・クルーズの元妻としての印象を思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、58歳を迎えた今もなお、彼女の美貌と女優としての輝きは衰えることを知りません。
一体どうすれば、あの年齢でこれほどの魅力を保てるのか…その秘訣に興味が尽きませんよね。
さて、本日ご紹介するのは、そんなニコール・キッドマンが、これまでのイメージを覆すような衝撃的な役柄に挑んだ話題作です。
映画『ベイビーガール』とは?禁断のエロティック・スリラー
その映画こそ、2024年製作のアメリカ映画『ベイビーガール』(原題:Babygirl)です。

本作は、ハリナ・ライン監督が手掛けたエロティック・スリラー映画!
成功したキャリアウーマンである主人公ロミー(ニコール・キッドマン)が、会社のインターンとして入ってきた若い男性サミュエル(ハリス・ディキンソン)によって、心の奥底に秘めていた「欲望」を見出され、危険な関係に陥っていく姿を描いています。
製作は、革新的な作品で知られるA24。「最高に挑発的!」と評される本作で、ニコール・キッドマンはまさに大胆不敵な演技を披露。その熱演は高く評価され、なんとヴェネツィア国際映画祭で最優秀女優賞を獲得しました。
映画全体を彩るのは、ニコール・キッドマンの計り知れない美しさ…。
58歳とは思えないその佇まいは、観る者を惹きつけてやみません。しかし、彼女が演じるロミーは、ある秘密を若いインターンに握られてしまったことから、彼の言いなりになっていくという、まるで「年上の女性が若い男にどっぷりハマっていく」ような、観ていて切なくもなる展開も‥。
『ベイビーガール』は、単なる官能的なドラマに留まりません。
人間の深層心理に潜む権力欲や支配欲、そして女性の複雑な内面を深く掘り下げた、まさに「大人のための心理スリラー」と言えるでしょう。
僕の個人的評価は…

とにかくサミュエルにイライラします。なんだこの我儘クソ男は…と、そして従うロミーにもイライラ‥ラストの結末もあまり納得できるものではありませんでした。
『ベイビーガール』作品情報
- 原題:Babygirl
- 公開日:2025年3月28日(アメリカ)
- 監督、脚本:ハリナ・ライン(Halina Reijn)
- 製作:A24
- ジャンル:スリラー、ドラマ
- 製作年:2024年
- 製作国:アメリカ
- 配給:(アメリカ)A24
- 上映時間:114分
あらすじ
ニューヨークで大企業のCEOとして誰もが羨む成功と完璧な家庭を築いていたロミー(ニコール・キッドマン)。しかし、実は夫との性生活に満たされないものを感じていました。そんな彼女の前に現れたのが、若きインターンのサミュエル(ハリス・ディキンソン)。彼はロミーの心の奥底に秘められた欲望を見抜き、挑発的な態度で彼女を誘惑し始めます。最初は拒絶するロミーでしたが、次第にその関係に深くのめり込み、危険な心理戦と駆け引きが繰り広げられていくのです…。
キャスト
ニコール・キッドマン/ロミー・マティス役
ハリス・ディキンソン/サミュエル役
アントニオ・バンデラス/ジェイコブ・マティス役
ソフィー・ワイルド/エスメ・スミス役
エスター・マクレガー/イザベル・マシス役
ヴォーン・ライリー/ノラ・マシス役
ビクター・スレザック/ミセル
レスリー・シルバ/ヘイゼル役
ゲイト・ヤンセン/ヘッダ・スカーレット役
ロバート・ファリオール/ブラック/スティーブン役
バートリー・ブーズ/トム役
ロバート役/アヌープ・デサイ
ドリー・ウェルズ/セラピスト役
マックスウェル・ウィッティントン=クーパー/ジョシュ役
予告動画
『ベイビーガール』ネタバレ:衝撃の結末と深まる闇
ここからは、映画『ベイビーガール』の核心に迫るネタバレを含みます。未鑑賞の方はご注意ください!
物語は、ニューヨークのRPA企業CEOであるロミー・マティスが、舞台監督の夫ジェイコブとの性生活に不満を抱えているところから始まります。
ある日、犬に襲われそうになったところを助けてくれた青年サミュエルが、なんと彼女の会社のインターンとして現れます。サミュエルは会社のメンターシッププログラムを通じてロミーを指名し、二人の関係は予期せぬ方向へ進んでいきます。
最初、ロミーはサミュエルの個人的な誘いを断りますが、彼の巧みな誘惑に次第に屈し、キスを交わすことに…。
二人はホテルで密会を重ね、ロミーはサミュエルとの支配と服従の関係の中で、これまでにない強烈なオーガズムを経験します。
しかし、その快感の後に訪れるのは、葛藤と涙でした。
関係が深まるにつれ、サミュエルはロミーとジェイコブの田舎の家にも現れ、家族にまで気に入られようとします。
これに軽んじられたと感じたロミーは激しく拒絶し、二人は口論に。
ストレスに耐えかねたロミーは、夫に長年の不満を打ち明け、自分自身の性欲の深さを訴えます。
やがてサミュエルは、招待されていないはずのロミーの娘の誕生日パーティーに、ロミーのエグゼクティブアシスタントであるエスメを連れて現れます。
エスメはロミーに、彼女とサミュエルの関係を知っていると告げ、社会における女性の模範として尊敬しているので、サミュエルとの関係を断つよう忠告します。
ロミーはジェイコブに浮気を告白しますが、それは「一夜限りの関係」だと偽ります。
ジェイコブはロミーに怒り、許すことができませんでした。
しかし、しばらくしてジェイコブは田舎の家でロミーとサミュエルが一緒にいる現場を目撃。
浮気相手が、サミュエルだと気づいたジェイコブは怒り狂い、ジェイコブとサミュエルは殴り合いになりますが、ジェイコブはパニック発作を起こし倒れます。サミュエルはジェイコブを助け、その場を去ります。
娘イザベルの励ましもあり、ロミーとジェイコブは結婚生活と性生活をやり直すことを決意します。
結末
最後のシーンでは、ロミーとジェイコブは関係を再開し、自宅で二人きりになっています。二人はサミュエルがロミーに教え込んだような激しいセックスを再現しようと試みます。
しかし、ロミーがオーガズムに達するためには、映画の冒頭でサミュエルが犬と遊んでいた、あのホテルの部屋の情景を想像するしかありませんでした…。
この結末は、ロミーが夫との関係を修復しようと努める一方で、サミュエルとの体験が彼女の心に深く刻まれ、かつての自分には戻れないことを示唆しています。
彼女は自らの欲望の深淵を覗き込み、もはやそれなしでは満たされない体になってしまったのかもしれません。
『ベイビーガール』海外・国内の評価はどうなっている?
ニコール・キッドマン主演の話題作『ベイビーガール』は、批評家の間では概ね好評ですが、観客の間では賛否が分かれている状況です。特に、海外と日本の主要な映画評価サイトを比較すると、その傾向がより鮮明に見えてきます。
主要な評価集計サイトの状況
Rotten Tomatoes(ロッテントマト)
批評家スコア:76%(257件のレビューに基づく、平均評価6.9/10)
批評家の間では「Certified Fresh(認定新進)」の評価を得ています。
「ニコール・キッドマンとハリス・ディキンソンによる記憶に残る熱演が光り、監督ハリナ・ラインの臨床的な視点が、この挑発的なスリラーを露骨すぎず、それでいて刺激的に保っている」と評価されています。
観客スコア:48%(1000件以上のレビューに基づく、平均評価3/5点)
批評家スコアに比べるとかなり低く、観客の意見が分かれていることを示唆しています。マーケティングで「サイコセクシャル・スリラー」として宣伝されたため、観客はより過激な内容を期待したものの、実際は「視覚的に洗練されたドラマ」に留まっていると感じたという意見もあります。
Metacritic(メタクリティック)
メタスコア:79点(55件の批評家レビューに基づく)
「概ね好意的(Generally Favorable)」な評価です。多くの批評家が**ニコール・キッドマンの「リスクを恐れない大胆な演技」**を作品の大きな強みとして絶賛しています。また、監督のハリナ・ラインが、現代女性の欲望や力学を深く掘り下げている点も評価されています。
IMDb
IMDbレーティング:5.8/10点(約64,000件以上の評価に基づく)
こちらも観客の評価は賛否両論。ニコール・キッドマンとハリス・ディキンソンの演技力や、心理描写、キャラクター研究の深さを肯定的に捉える声がある一方で、「ストーリー展開が遅い」「期待したほど刺激的ではなかった」「キャラクターの動機が理解しにくい」といった批判的な意見も見られます。全体的に、ニコール・キッドマンの演技は高く評価されつつも、作品全体への評価は観客の好みに左右される傾向があります。
日本の映画サイトの評価
Filmarks(フィルマークス)
平均評価:3.4/5点
ニコール・キッドマンの演技や映像の美しさは高く評価されているものの、ストーリーやテーマの捉え方についてはユーザー間で意見が分かれています。「ニコールの美しさに圧倒された」という声がある一方で、「期待したほどではなかった」「話が単調」といった意見も見受けられます。
映画.com
平均評価:3.0/5点
ニコール・キッドマンの熱演は評価されるものの、全体としては「期待した刺激やスリルに欠ける」「ストーリーやキャラクターの深みに欠ける」といった観客の不満が平均評価を押し下げている傾向にあります。特に、プロモーションが喚起したイメージと実際の作品内容との間に、日本の観客がギャップを感じているようです。
総評
『ベイビーガール』は、ニコール・キッドマンの強力な演技と、ハリナ・ライン監督が描く現代女性の複雑な欲望や力学のテーマが、特に批評家から高く評価されています。しかし、観客の間では、映画が提示するテーマの深さや、性的描写に対する期待値とのギャップから、評価が二分される傾向が見られます。
この作品に興味を持った方は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
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