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「エクソシスト 信じる者」のあらすじ、ネタバレ、作品情報、感想、評価、キャサリンは地獄へ行ったのか?、悪魔の正体、ラストのリーガンについて、続編情報などを書いています。

「エクソシスト 信じる者」は駄作と聞いていたので、全然期待しないで観たのですが…。
僕はめっちゃ面白かったー!
クリス・マクニールとか、リーガン・マクニールという初代エクソシストのキャラクターも登場するという正統派続編であり、黒人と白人のWエクソシストという、今までにないエクソシズムを体感できました!
ラストもそう来たか!という感じの終わり方で、久しぶりに面白い!映画だったなあ~と思いました。
僕の評価は…
総合的には怖いと思えるシーンは少なかったのですが、十字架で両目を潰すシーンとか、思わずギャーって言ってしまうほどの衝撃があって、楽しめました。
憑りつかれた後の少女たちの顔も良いですね。往年のエクソシストに出てくる憑りつかれた顔と同じで‥来た来たと思わずニヤリとなってしまいます。
個人的にはオススメのホラー映画です。

一応観賞予定の方の為に、エクソシストの時系列を書いておきます。
- エクソシスト (1973年)
- エクソシスト2 (1977年)
- エクソシスト3 (1990年)
- エクソシスト ビギニング (2004年)
- エクソシスト ドミニオン (2005年)
- エクソシスト 信じる者 (2023年)
「エクソシスト 信じる者」を見るにあたって、過去作すべてを見る必要はありませんが、初代エクソシスト(1973年)は観ておいた方がより楽しめると思います。
エクソシスト 信じる者:作品情報
- 原題: The Exorcist: Believer
- 製作年: 2023年
- 製作国: アメリカ
- 日本公開日: 2023年12月1日
- 上映時間: 111分
- 映倫区分: PG12
- 監督・脚本・製作総指揮・原案
- デヴィッド・ゴードン・グリーン
- 製作総指揮・原案
- スコット・ティームズ
- ダニー・マクブライド
- キャラクター創造
- ウィリアム・ピーター・ブラッティ(オリジナル小説「エクソシスト」著者)
- 製作
- ジェイソン・ブラム(ブラムハウス・プロダクションズ)
- 配給
- 東宝東和
あらすじ(ネタバレなし)
12年前のハイチでの地震で妻を亡くして以来、ヴィクターは一人娘のアンジェラを育てていました。ある日、アンジェラとその親友キャサリンが森へ出かけたまま行方不明になり、3日後に無事に戻ってきます。しかし、二人は行方不明中の記憶を一切持っておらず、その日から異常な行動を繰り返すようになります。娘たちの異変に直面した家族は、かつて悪魔憑きの経験をした娘を持つクリス・マクニール(エレン・バースティン)に助けを求めるのだが…。
キャスト
ヴィクター・フィールディング:レスリー・オドム・Jr
(悪魔に憑依された娘アンジェラの父親)
アンジェラ・フィールディング:リディア・ジュエット
(ヴィクターの娘、悪魔に憑依される少女の一人)
キャサリン・ウェスト:オリヴィア・オニール
(アンジェラの親友、悪魔に憑依される少女の一人)
クリス・マクニール:エレン・バースティン
(初代『エクソシスト』で悪魔に憑依されたリーガンの母親)
アン:アン・ダウド
(ヴィクター親子の隣人であり看護師、元修道女見習い)
ミランダ・ウェスト:ジェニファー・ネトルズ
(キャサリンの母親)
トニー・ウェスト:ノーバート・レオ・バッツ
(キャサリンの父親)
ドン・レヴァンス牧師:ラファエル・スバージ
(バプテスト派の牧師)
ビーハイブ博士:オクウィ・オクポクワシリ
(ルートワーク・ヒーラー)
マドックス神父: E・J・ボニーリャ
(地元の司祭)
リーガン・マクニール:リンダ・ブレア
(初代『エクソシスト』で悪魔に憑依された少女、カメオ出演やコンサルタントとして関与)
予告動画
エクソシスト 信じる者:あらすじ(ネタバレあり)
ハイチで、写真家のヴィクター・フィールディングと妊娠中の妻ソリーンは新婚旅行中に大地震に見舞われる。ソリーンは重傷を負い、救急隊員はヴィクターに妻か子供かどちらかを救わなければならないと告げる。
13年後、ソリーンの死後、ヴィクターは神への信仰を失い、ジョージア州で娘アンジェラを一人で育てていた。ある日の放課後、アンジェラは勉強すると嘘を言い、バプテスト教徒の親友キャサリン・ウェストと共に森へ行き、交霊会を行い、アンジェラの母親と連絡を取ろうとする。しかし、二人は行方不明となり、3日間にわたる捜索が始まる。
3日目に少女たちは納屋で発見される。
トラウマを負っているものの、足に火傷を負っただけで、比較的正常に見えていたが、二人は異常な行動を取ったりと普通ではない様子もうかがえる。特にキャサリンの顔は往年の憑りつかれた少女の顔のようになっている。
教会でキャサリンは暴れ、アンジェラも容態が急速に悪化したため、ヴィクターはアンジェラを病院に入院させ、そこで隣人の看護師アンが彼女の世話をする。
アンは、アンジェラがアンが修道会での経験と秘密に中絶したことを知っていたことを明かし、アンジェラが取り憑かれていると確信し、 50年前に娘リーガンに同様の状況を経験したクリス・マクニールの書いた回顧録をヴィクターに渡す。
クリスはあらゆる文化における悪魔祓いの研究に人生を費やし、その研究で世界的に有名になった。回顧録の成功によりリーガンは母親と疎遠になり、それ以来会っていない。
ヴィクターはクリスと会い、クリスはアンジェラを訪ねる。
キャサリンの家を訪れたクリスは、キャサリンに「久しぶり」と声をかける。どうやらリーガンに憑りついていた悪魔のようだ。
悪魔祓いの儀式を行い成功したかに見えたが、憑りつかれているキャサリンはクリスの目を十字架で刺し、視力を奪う…この映画でもっとも残虐なシーンです。
ヴィクター、アン、そしてキャサリンの両親であるトニーとミランダは、教会に悪魔祓いを依頼する。
クリスはヴィクターに様々な文化の手法を用いるよう助言し、一行は地元の司祭マドックス神父、ウェスト家のバプテスト派牧師ドン・レバンス、ペンテコステ派の説教師スチュアート、そしてルートワーク・ヒーラーのビーハイブ博士に助けを求める。
一行はエキュメニカルな悪魔祓いを計画するが、地元のカトリック教区は子供たちが精神疾患を患っているとしてマドックス神父の参加を禁じる。
グループが悪魔祓いを進めると、悪魔はヴィクターの心を乱すために13年前、ヴィクターは妻ソレンヌとアンジェラのどちらかを救う選択をした際に、ソリーンを選び、アンジェラを救う選択をしなかったことを悪魔が明かす。
ヴィクターはソリーンを選んだが、彼女は怪我で亡くなっていた。
悪魔は、アンジェラかキャサリンのどちらが生き、どちらが死ぬかを選ばなければならない、もし選択をしなければ二人とも死ぬと皆に告げる。
ミランダとヴィクターは互いの子供を見捨てることを拒否する。
その現場へ心変わりしたマドックス神父がグループに悪魔祓いに参戦する。
マドックス神父はローマ典礼書を朗読し二人の少女に触れ、悪魔は苦しんでいるように見えたが…悪魔は念動力でマドックス神父の首を折り、殺害してしまう。
ヴィクターは信仰を取り戻し、子供の頃に習った主の祈りを唱え始める。
ヴィクターがアンジェラに謝罪し、ソレンのスカーフを使って悪魔から彼女を守ろうとすると、アンジェラの意識が少し戻って来る。
しかし…戦いに疲れてしまったキャサリンの父親であるトニーはキャサリンを救うことを選んだと叫んでしまい、アンジェラは意識を失う。
アンジェラが死んだかと思われたが、悪魔は選ばれた方が死ぬと明かす。
悪魔がキャサリンを地獄に引きずり込む中、キャサリンは両親を呼びながら叫びます。
一方、アンジェラは生き返り、ヴィクターと再会します。
その後、アンジェラは学校に戻り、ミランダとトニーは悲しみに暮れ、ヴィクターはソレンヌの墓参りをする。
病院では、クリスはリーガンと再会し、リーガンは母親を許す。
エンドロールが始まる。
エクソシスト 信じる者:悪魔の正体
映画『エクソシスト』に登場する悪魔の正体は、アッカド神話に登場する風の悪霊「パズズ」とされています。
映画『エクソシスト 信じる者』の悪魔の正体も、この「パズズ」かと思いましたが、そうではいようです。
調べてみると、まず、結論から言うと、映画内では悪魔の名前が明確に言及されることはありません。
しかし、制作側のインタビューや関連情報から
『エクソシスト 信じる者』の悪魔の正体はメソポタミア神話の
「ラマシュトゥ(Lamashtu)」であるとされています。

ラマシュトゥとは?
ラマシュトゥは、メソポタミア神話に登場する女性の悪魔(魔神)です。
妊娠中の女性や出産を妨げ、新生児を誘拐・殺害すると信じられていました。母親と子どもの間の絆を破壊することに特化した、非常に悪質な存在とされています。
これは、『エクソシスト 信じる者』でヴィクターが妻と子どちらかを犠牲にする選択を迫られたことや、悪魔が子どもたちを狙うプロットと直接的に関連していると考えられます。
パズズとの関係:
興味深いことに、メソポタミア神話において、ラマシュトゥから母子を守るためにその存在が利用されたのが、初代『エクソシスト』に登場する悪魔パズズでした。パズズの護符や像は、ラマシュトゥの邪悪な影響を遠ざけるために使われたとされています。
つまり、この二つの悪魔は神話上では対立する関係にあります。面白いですね。
なぜ名前が明言されないのか?
デヴィッド・ゴードン・グリーン監督は、初代『エクソシスト』がそうであったように、映画内で悪魔の名前をあえて明言しないことで、曖昧さや不気味さを保ちたかったと語っています。
オリジナル版でも、リーガンに取り憑いた悪魔が「パズズ」であるとは劇中では明言されておらず、小説版やファンの間でその名前が広まりました。
しかし、今日の観客は「誰が、何を、なぜ、どのように」といった定義を求める傾向があるため、監督はインタビューなどで「ラマシュトゥ」の名前を明かしています。
キャサリンは地獄へ行ったのか?ラストのリーガンについて…
キャサリンは地獄へ行ったのか?

キャサリンは地獄へ行ったのか?
はい、そうなんです。キャサリンは地獄へ連れていかれました。
悪魔にキャサリンとアンジェラのどちらかを選べと聞かれたいたのですが、そのどちらかは…
どちらを地獄に落とすのか?
を選べということだったのです。
キャサリンの父親トニーは、ついついキャサリンを選ぶ!と言ってしまった為に、キャサリンが選ばれ、地獄へ連れていかれました。
ヴィクターが、ソリーンとアンジェラのどちらかを選ばなければならなかったのも、ソリーンを選んだらソリーンが死んでアンジェラが助かったいます。

もしかして‥それもラマシュトゥが関わっていたのかも知れないですね。
ラストのリーガンについて

映画のラストでは、クリス・マクニール(リーガンの母親)と初代エクソシストで悪魔に憑りつかれたリーガン・マク二ールが病院で再会し、リーガンは笑って抱き合い母親を許します。
クリスは悪魔祓いの儀式で目を十字架で刺され、視力を失って病院に入院していました。
この再会は、50年前に悪魔憑きの経験を回顧録にしたことでリーガンが母親クリスと疎遠になっていたという背景を考えると、非常に感動的で、母娘の和解を示唆するシーンだと言えます。
クリスの苦しみが報われる感動的なシーンであり、エクソシストシリーズファンにとっても、リーガンが登場し興奮するシーンとなっています。
エクソシスト 信じる者:続編は無し!マイク・フラナガン監督による新たな『エクソシスト』映画が始動
映画の最後でアンジェラがニヤリと笑うシーンがあったのですが、もしかして続編あるのかな?
調べてみました。
映画『エクソシスト 信じる者』には続編が予定されていました。
この作品は、もともと「ディカプレイション・トリロジー(Deception Trilogy)」と名付けられた3部作として構想されていました。
第1作: 『エクソシスト 信じる者』 (The Exorcist: Believer, 2023年)
第2作: 『The Exorcist: Deceiver』 (エクソシスト: ディシーバー)
『The Exorcist: Deceiver』は、2025年4月18日に全米公開予定とされていましたが、中止となりました。
『エクソシスト 信じる者』は批評家からの評価が芳しくなく、興行収入も期待を下回ったため、当初のデヴィッド・ゴードン・グリーン監督による3部作の計画は白紙に戻されました。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督は既に続編の監督から降板しています。
と言いう事で、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督による3部作の構想は事実上中止となっています。
マイク・フラナガン監督による新たな『エクソシスト』映画が始動
デヴィッド・ゴードン・グリーン監督による3部作の構想は事実上中止となりましたが…朗報があります。
ホラー界で高い評価を得ているマイク・フラナガン(『ドクター・スリープ』、『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』など)が、ユニバーサル・ピクチャーズとブラムハウス・プロダクションズの下で、新たな『エクソシスト』映画の脚本・監督・プロデュースを務めることになりました。
この新作は、『エクソシスト 信じる者』の直接的な続編ではありませんが、『エクソシスト』のユニバースを舞台に、「根本を覆すアプローチ」で完全に新しい物語が描かれるとされています。
公開予定日: 現時点では、2026年3月13日(金)に全米公開が予定されています。

マイク・フラナガンが監督とは…楽しみだ!
エクソシスト 信じる者:評価
映画『エクソシスト 信じる者』は、公開から時間が経過し、主要な映画評価サイトで評価が定まっています。
しかし、批評家と一般観客の間で評価が大きく分かれる傾向にあります。
以下に、現時点での各映画サイトの評価をまとめました。
Filmarks(フィルマークス):3.3/5.0点
ユーザーからは「怖くなかった」「内容が薄い」といった厳しい意見から、「面白かった」「引き込まれた」という肯定的な意見まで幅広く、評価が分かれています。初代との比較で物足りなさを感じる声も多いようです。
映画.com:3.1/5点
レビューごとに大きく異なりますが、星3つ前後の評価が多い印象です。
「考えてジワジワ伝わるタイプの怖さ」と評価する声がある一方で、「ホラーとしても、人間ドラマとしても、そもそも映画としても、ハッキリ言ってクソ。」といった非常に辛辣なレビューも見られます。初代へのリスペクトを感じるという意見と、物足りなさを感じる意見が混在しています。
IMDb:4.8/10点
全体的に賛否が分かれるものの、「全然怖くない」「オリジナル版のような不気味さや緊張感がない」「ホラーとしての本質的な部分が弱い」といった批判的な意見が多数を占めているようです。
Rotten Tomatoes(ロッテントマト):
批評家スコア: 22% (約250件のレビューに基づく)
オーディエンススコア: 57% (多数の評価に基づく)
批評家からは非常に低い評価を受けており、「新しいアイデアや怖さが欠けている」といった厳しい意見が多いです。観客評価も高くはありません。
Metacritic(メタクリティック)39/100点 (批評家レビューに基づく)ユーザースコア: 3.4/10点 (ユーザー評価に基づく)
批評家、ユーザーともに非常に厳しい評価が下されています。
まとめ
『エクソシスト 信じる者』は、主要な批評家サイト(Rotten Tomatoes、Metacritic)では非常に低い評価を受けている一方で、FilmarksやIMDbのような一般ユーザーの評価サイトでは、やや中立的〜賛否両論の評価となっています。
初代『エクソシスト』の正統な続編として大きな期待が寄せられた分、多くの批評家や一部のファンにとっては、その期待に応えきれなかったという見方が強いようです。しかし、中には「怖かった」「楽しめた」という意見も一定数存在し、観る人によって評価が大きく分かれる作品と言えるでしょう。

僕は非常に楽しめたんですけどねー。
「エクソシスト 信じる者」のようなホラー映画は興味深い作品が盛りだくさんです。






