「ストレイヤーズ・クロニクル」原作は漫画のような小説

望まぬ能力と限られた命、若者たちはどう生きる

本日は、2015年の映画「ストレイヤーズ・クロニクル」ネタバレ感想を書いています。

極秘実験で特殊能力を与えられた若者たちが繰り広げる戦いを描いた本多孝好の同名ベストセラー小説を、岡田将生、染谷将太、成海璃子ら若手実力派キャスト共演で実写映画化したSFアクション!

作品情報

ストレイヤーズ・クロニクル

邦画:SF・アクション
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年6月27日
レンタル開始:2015年11月4日
上映時間:126分

あらすじ

1990年代初頭、極秘実験によって人間の能力を限界まで発達させた子供たち、動物や昆虫の能力を備えた子供たちが生み出される。それから20年後、実験で視覚、視神経、脳伝達速度が発達し異能力者となった昴(岡田将生)とその仲間たちは、特殊能力を得た代わりに精神が崩壊する危険性も抱えることに。そして、その解決の鍵を握る外務副大臣・渡瀬(伊原剛志)のもとで、公にできないさまざまなミッションを遂行していた。そんな中、同じ異能力者である学(染谷将太)が率いる暗殺者集団アゲハが渡瀬をターゲットに定めていて…

予告動画

感想とネタバレ

本多孝好のベストセラー小説を実写化したSFアクションっすね!

日本版X-MENみたいな映画っす(=゚ω゚)ノ

メガホンを取るのは、『へヴンズ ストーリー』などの瀬々敬久監督です。

若手俳優をめっちゃに使う

ストレイヤーズ・クロニクル

この映画は、若手俳優をふんだんに使っています。

、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、清水尋也、柳俊太郎、鈴木伸之、黒島結菜、瀬戸利樹、っと名前も知らない様な若手俳優せいぞろいです。

演技がメチャ上手え~って人もいれば、マジかよ下手だなって俳優もいます。

全般的に何か惜しい

ストレイヤーズ・クロニクル

本多孝好の同名小説を映画化した作品!

90年代、極秘機関が行なった実験で、二組の“進化”した子どもたちが生み出された。

一方は、突然変異により人間の潜在能力を極限まで引き出せる力を与えられた子どもたち・・

もう一方は、動物や昆虫のDNAを組み込むことで体に特殊能力を宿した子どもたち・・

彼らは別々に育てられたが、20年後、昴(岡田)をリーダーとする前者と、学(染谷)率いる後者“アゲハ”は、人類の存亡と自分たちの未来を懸けて戦うことになるというストーリー!

題材は間違いなくめっちゃ良い!ここまで観た感じもめっちゃ面白そう(*‘∀‘)

しかし何故か全般的に何か惜しい印象を受ける・・・

それもそのはず、ツッコミどころ満載のご都合主義展開の映画なのだ・・

瀬々敬久監督がダメだというわけではないと思う・・
監督たちにも得意分野があり、X-MENのパクリみたいなこの映画は瀬々敬久監督の得意分野では無かったのだろう・・・

こういう映画が得意な監督を使えばまたこの映画の見せ方も変わったかもしれない・

能力者たちを待ち受ける悲しい宿命

ストレイヤーズ・クロニクル

能力の代償として“破綻”という精神崩壊の危機にさらされる昴たちに対し、学たちも老化が早く、20歳前後までしか生きられないという運命にあるという物語が軸に置かれている。

そのせいでか、能力バトルのアクションというより・・ヒューマンドラマ的な印象を受けてしまう・・・

不条理な苦しみに耐えながらも、生きる道を探して戦い続ける彼らの姿が悲しく切ないのは良いが・・・SFアクションを期待していた人には物足りないだろう・・・

原作は漫画サイコの本多孝好による小説作品

ストレイヤーズ・クロニクル

『ストレイヤーズ・クロニクル』(Strayer's Chronicle)は、本多孝好による小説作品を映画化したものであります。

『小説すばる』にて2010年にACT-1が、2011年にACT-2が、2012年にACT-3の3部作が連載されたています。

小説の挿絵は、『魍魎戦記MADARA』、『多重人格探偵サイコ』の田島昭宇が描いています。

漫画のような内容の小説なので、映画化も頷けますし漫画化しても面白そうですね(=゚ω゚)ノ

ゲスの極み乙女の曲が良い

ストレイヤーズ・クロニクル ゲスの極み乙女

個人的にゲスの極み乙女。の挿入歌“サイデンティティ”と、主題歌“ロマンスがありあまる”が映画の雰囲気にめっちゃ合ってて良かったです。

この音楽と共に、描かれるシーンに胸が躍ること間違いなし!

悪くはないけど、期待ほどでもない

ストレイヤーズ・クロニクル

映画は3秒先の未来が見える「超視覚」を持つ昴、人類の未来を左右する謎の能力を秘めた学のほか、超高速移動、超聴力、幻惑麻痺、全身硬化など、多様な能力者たちが目にも止まらぬ速さで攻防を繰り広げるシーンもあり悪くはないです。

ただ前半の勢いから後半にかけて失速してくるのがめっちゃ痛い・・・
最初の勢いのままいったらかなり面白かったような気もします。

やっぱX-MENのような能力バトルを期待していたので、ガッカリ感がありますね(-_-;)

この映画の評価、おすすめ度は?

映画サイトの評価はこんな感じ

映画.com:★★☆☆☆(2,7)
Yahoo!JAPAN映画:★★☆☆☆(2,74 )

当サイトでのおすすめ度は?

おすすめ度:★★★☆☆(3.2)

 

ツッコミどころ満載ですけど、そんなに言うほど悪くなかった気もする・・・

やっぱ超能力バトル好きだしね!

岡田将生と染谷将太の共演にも注目です。

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