映画「イニシエーション・ラブ」感想・ネタバレ(どんでん返し)

【ネタバレなし】最後の5分で全てが覆る!あの衝撃を徹底解説!

本日ご紹介する映画は、まさに「イニシエーション・ラブ」!

イニシエーションラブ

昭和の香りが漂う純粋なラブストーリーが、最後の最後で驚愕のミステリーへと変貌する。

この衝撃的なストーリーが口コミで大ヒットした乾くるみさんの同名小説を、松田翔太さん&前田敦子さん主演で映画化した異色ラブサスペンス映画です!

映画「イニシエーション・ラブ」作品情報

製作年:2015年
邦画:ラブ・ストーリー / ミステリー
製作国:日本
日本公開:2015年5月23日
レンタル開始:2015年12月2日
上映時間:109分

映画「イニシエーション・ラブ」あらすじ

バブル真っただ中の、1980年代後半の静岡。友人から合コンに誘われ、乗り気ではなかったが参加することにした大学生の鈴木(松田翔太)は、そこで歯科助手として働くマユ(前田敦子)と出会う。華やかな彼女にふさわしい男になろうと、髪型や服装に気を使って鈴木は自分を磨く。二人で過ごす毎日を送ってきた鈴木だったが、就職して東京本社への転勤が決まってしまう。週末に東京と静岡を往復する遠距離恋愛を続けるが、同じ職場の美弥子(木村文乃)と出会い、心がぐらつくようになる。

映画「イニシエーション・ラブ」予告動画

映画「イニシエーション・ラブ」感想徹底レビュー!見事に騙される衝撃のラスト

これは凄いっすわ!面白かったし、見事に騙されました(^^;

巧みな叙述トリックで評判を呼んだ乾くるみさんの同名ベストセラーを、堤幸彦監督が“映像化不可能”と言われた原作とは異なるエンディングで映画化した異色ラブサスペンスです。

さすが堤幸彦監督ですね!見事なつくりとしか言いようがない!

【必見】映画「イニシエーション・ラブ」があなたを騙す巧妙なトリック(※ネタバレ注意)

イニシエーションラブ1980年代後半の昭和の静岡。恋愛経験のない男子大学生が、合コンで出会ったマユ(前田敦子さん)と恋に落ちる「A面」の物語と、マユを残し東京に転勤することになった彼が、都会的な同僚女性に引かれていく「B面」の物語。

時間軸の違う二つの物語を、80年代当時主流だったカセットテープのA面B面の切り替えのように描き、見事に視聴者を騙す巧妙な構成です!

原作では小説ならではの顔が見えない”からこそ成立したラストのトリック

映像化不可能と思われたこのトリックを、映像ならではの仕かけをプラスして見事に再現しています!

目や耳で楽しませつつも、原作ファンをも唸らせ、観客を見事に騙した堤監督の手腕は、さすがの一言ですね!

この映画は必ず騙されます!

昭和生まれにはたまらない!「イニシエーション・ラブ」が描く80年代の世界観

イニシエーションラブ

テクノカットにボディコン、肩パッド入りスーツと、80年代の髪型やファッションでキメた昭和の雰囲気が満載!

昭和生まれにはたまらない映画のつくりになっています。

BGMには森川由加里の「SHOW ME」など当時のヒット曲も次々に流れ、恋人の家に電話するのに使う黒電話や公衆電話…観る者をどっぷりと昭和時代の雰囲気に浸からせてくれます!

前田敦子の「怪演」が光る!ヒロインの“あざとかわいさ”に騙される

イニシエーションラブ 前田敦子

この映画はネタバレしたら面白くないので、基本ネタバレはあまりしないように書きます。

でも、映画を見ていて誰もが絶対思うのが…

(;゚Д゚) 前田敦子怪しくねーか?

っという事でしょう。

しかし、前田敦子さん、演技上手くなりましたよね~。この映画を見てそう思っちゃいました。色々な役ができるようになってきましたね。

上目遣いに甘い声…可憐な雰囲気で水着はもちろんワンピース。元AKBのセンターアイドルだった前田敦子さんが、それを見事に逆手に取り、いわゆる王道のぶりっこヒロインを、どこまでも“かわいく”怪演しています。

誰をも魅了して騙してしまう、その**“あざとかわいさ”**!

その前田敦子さんの演技は一見の価値ありです!

映画を観終わって…やっぱ女は怖いな~っと思いました(^^;

驚愕の「ラスト5分」!どんでん返しとリアルなラブストーリーの融合

イニシエーションラブ

ネタバレなしではホンマに書きにくい…めっちゃネタバレしてえ~って思っちゃう映画っすね。

ラスト5分にどんでん返しがあり、全てがあ~そうだったのか…っと思う映画なんですけどね。

そのどんでん返しだけでも面白いのですが、ストーリーもリアルな恋愛という感じで面白かったです。

純粋な恋愛映画として見ても問題ないくらい良くできた映画でした。

原作小説「イニシエーション・ラブ」について

原作は、乾くるみさんの同名小説で、「最後の2行に仕掛けられたどんでん返し」が評判を呼び、発表から10年以上を経て130万部を超えるベストセラーになった話題作です。

映画の方がけっこう出来がいいという話もありますが、あのラスト2行のシーンをどう描いているのか、ちょっと小説も見てみたくなりました。

映画「イニシエーション・ラブ」評価と個人的おすすめ度

絶対騙されないぞ・・っと言う意気込みで観ましたが・・見事に騙された~(笑)

堤幸彦監督だからこそ、実写化できたような作品ですね!これは良いミステリー映画だった。

ミステリー映画が好きな方は『ミステリー映画ランキング』も参考にどうぞ

各映画サイトの評価はこんな感じ

映画「イニシエーション・ラブ」の現在の各映画サイトでの評価は以下の通りです。

  • 映画.com: 3.4/5.0点 (レビュー総数:395件以上)
  • Yahoo!映画: 3.4/5.0点 (レビュー総数:5,151件以上)
  • Filmarks (フィルマークス): 3.6/5.0点 (レビュー総数:14,420件以上)

全体的に、3.4~3.6点の間で評価されており、特にFilmarksではより多くのレビューが集まっています。

個人的な私のおすすめ度は?

いごっそう612

おすすめ度

(4.0)かな?

自分はかなり面白かったです。108分あっという間でした・・

イニシエーション・ラブ』は、単なるラブストーリーでは終わりません。

最後の5分に仕掛けられた驚愕の真実は、きっとあなたの度肝を抜くはず。

ぜひ、この衝撃を体験してみてください。

そして、見終わった後に誰かに語りたくなる衝動に駆られたら、ぜひ感想を教えてくださいね!

『イニシエーション・ラブ』のようなどんでん返し映画は興味深い作品が盛りだくさんです。

どんでん返し映画

 

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