
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
本日ご紹介する映画は、マジで怖い映画
「グッドナイト・マミー」です。
いや~この映画は、後からジワジワ来る映画かも知れませんね‥うん・・怖い
どんな映画なのかと言うと、整形手術後別人のように豹変した母を名乗る女と、その正体を疑う双子の兄弟の息詰まる関係を描いたサイコスリラーなのです!
マミー(ママ)とマミー(ミイラ)をかけている題名はちょっとウケるんですが(笑)
包帯女の正体は一体誰なのか?そして徐々に狂ってくる双子…
驚愕のラストはマジで怖いです。
作品情報
原題:GOODNIGHT MOMMY
洋画:サイコスリラー
製作年:2014年
製作国:オーストリア
日本公開:2016年1月12日
レンタル開始:2016年4月2日
上映時間:99分
あらすじ
人里離れた田舎の一軒家で9歳の双子の兄弟(エリアス・シュヴァルツ、ルーカス・シュヴァルツ)が母親の帰りを待ちわびていたが、帰ってきた母親(ズザンネ・ヴースト)は整形手術を受けて頭部が包帯で覆われていた。明るく優しかった母は別人のように冷たくなっており、兄弟は本当に自分たちの母親なのかと疑念を募らせる。女の正体を確かめるべく、兄弟が包帯女を試そうとする行為は次第に過激になっていき……。
予告動画
感想とネタバレ
美容整形の手術を受け帰って来たママは、まるで別人のように冷たい雰囲気になっていた!
そして、包帯ぐるぐるのその姿・・・
ママなの?ママじゃないの?疑問を抱いた双子が本当に母親かを試し、その正体が明らかになるまでを描いたサスペンス・スリラーですね。

包帯ぐるぐるの女はお母さん?
母の帰りを待ちわびている双子の兄弟、エリアスとルーカス。
ちなみのこの双子、実名で映画に出ているエリアス・シュワルツ、ルーカス・シュワルツという兄弟なのです!
そんな兄弟が待ちわびている家に帰って来たお母さんは・・・
顔面包帯グルグルだった…
いったい何があったんでしょう?びっくりしますよね‥。
そういえば、題名のマミーはママでは無く、包帯グルグルなので…
こっちのマミーなのか?と思ったがママのほうらしいです。
兄弟は、包帯グルグルのお母さんに色々質問することもなく、何事も無い様に話は進んでいきます。
でも、急にお母さんが急に怒り出したりするので…
兄弟は
あいつ・・マジでお母さんか?
っと疑いだすのです。
いよいよ恐ろしい展開になるのか?と期待していたら…特に行動を起こすわけでもなくダラダラ進んでいきます。
そのダラダラした時間が…めっちゃ苦痛!
1時間くらいダラダラ行っちゃうんだな~(^^;
マジで!?セリフでネタバレしちゃった映画!
この映画‥話題になりそうな良い映画なんですけど、ちょっと失敗してるんです。
その最大の失敗は、映画の核となる事をセリフでさらっとネタバレしてるところなんです。
映画のワンシーン、電話でお母さんが離しています。
「もうフリをするのは嫌なの!」
ん‥んん?フリ…?母親のフリか?
とちょっとした疑問がわきました。
その疑問はどんどん核心に変わっていきます。
兄弟を叱る母親ですが、何故か?エリアスだけ叱っています。
そして、次のセリフ
「ルーカスとはもう話はしてはいけない、明日から御飯も着替えも一人分しか用意しない!」
はい~皆さん繋がりました?勘の良い方分かりますよね~(笑)
僕はこのセリフのネタバレのせいでオチが読めてしまい、こっから先‥まったく楽しみが無い映画になってしまいました。
子供の拷問がマジで怖い
ラスト40分から、けっこう怖い展開になります…
母親じゃないと思ってる双子は、女性寝ている間に身体をベッドに縛りつけ
「ママはどこにいるんだ!吐け!」
っと拷問を行うのです…虫眼鏡で顔を焼く‥

接着剤で口をふさぐ…

子供ならではの拷問方法がマジで怖いッス。
そういえば、映画の中盤でもこんなシーンがありました…
寝てるうちに虫を食わす作戦!
ゴキブリ大作戦です!
口の中に入って行っちゃったんだけど、この後なんもなし‥どうなったんだろう?
ところどころで、衝撃的なシーン多いです!
ラスト:衝撃の真実、ママは誰だったの?
ここまで書いたら、わかっちゃってると思うけど・・・
包帯グルグルの女の正体は・・
本物のママです!
そして、エリアスとルーカスの兄弟ですが‥
ルーカスは死んで存在していないのです。
エリアスが絡んでいる事で、ルーカスが死ぬという事故が過去に起こっていたのです。
エリアスは、自分のせいだ!と…悪感を抱え精神を病み、自分だけが見える空想のルーカスと暮らしていたのです。

オープニングのシーンを思い出してください。
そうです!湖で遊んでいるときルーカスは溺れて死んでしまったのです。
そして、ママが言っていたフリとは?
ルーカスが居るフリをしたくないという事です。

ラストは…
エリアスは、母の目を接着剤でふさぎ床に張り付けます。そして家に火を放ち闇に消えるのです。
炎に包まれる母の姿は、かなり怖いものがありました。
家を出て闇に消えたエリアスはどうなったのでしょう。
燃える家から逃げずに死んだのか、狂ったままどこかへ行ったのか?
まとめ
惜しい映画でしたね、もうちょいヒネって、お母さんは誰なのか?って謎を抱えたままラストに向かえば、めっちゃ面白かったと思います。
セリフでネタがわかっちゃったので残念…
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(2.9)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(2.65)
フィルマークス:★★★☆☆(3.1)
2018年12月20日時点
レビューを調べてみましたが、けっこう期待より悪かったというレビューが多いですね(^^;
個人的な私のおすすめ度は?

(3.1)です!
後半のつくりは、なかなか面白かったです!どこか切ない物語ですよね~。
中盤に肝となるネタが分からなかったら、もうちょい楽しめました。
惜しい映画ですね。