本日は、映画「ゆれる人魚」を紹介します。
映画『ゆれる人魚』は、人魚の物語…アンデルセンの「人魚姫」をアレンジした異色ファンタジーホラー映画です。
共産主義下にあった1980年代のポーランドを舞台に、肉食人魚姉妹の少女から大人への成長物語を野性的に描いています。
監督は本作が長編デビュー作となる、ポーランドの女性監督アグニェシュカ・スモチンスカです。
女性らしい作品に仕上がっています。
という事で
感想とネタバレ行っちゃいましょう!
ゆれる人魚:作品情報
原題:Córki dancingu/The Lure
洋画:ホラー・ファンタジー
製作年:2015年
製作国:ポーランド
日本公開:2018年02月10日
レンタル開始:2018年7月3日
上映時間:92分
あらすじ
海から現れた美しい人魚の姉妹が、1980年代をほうふつさせるナイトクラブを訪れる。セクシーかつワイルドな彼女たちは、一躍スターになるが、一人が美形のベーシストに恋をすると、姉妹の仲はたちどころに悪化し……。 (シネマトゥデイ (外部リンク))
予告動画
ゆれる人魚:感想とネタバレ
人間を食べる人魚‥そのフレーズがめっちゃ気になりませんか?
海に生息すると考えられた伝説の生物である人魚、セイレーンとか色々な伝承が残っています。
そうなんです。おとぎ話の世界の話なんです。
この映画も、アルゼンチンの不朽の名作「人魚姫」をモチーフに作られていますしね。
軽ーい、ファンタジーなのかと思いきや…
案外グロイホラーファンタジー‥
ミュージカルだった?
なんとも不思議な作品、恋愛、グロ、エロ、ミュージカル、色々ブッコんだ作品でした。
特に驚いたのが、ミュージカル映画だったという事‥
異色な人間と人魚の恋※ネタバレ
主人公となるのは、シルバー(マルタ・マズレク)とゴールデン(ミハリーナ・オルシャンスカ)の人魚姉妹。
その姉妹が陸に上がり、バーの歌手として人気を得て行くのです。
姉は人間の男に恋をして、妹は人間を食べたい…
そんな二人の葛藤も描きながら、物語は進んで行きます。
恋する人魚シルバー(マルタ・マズレク)は、バンドメンバーの一人ミーテク(ヤーコブ・ジェルシャル)に恋をするのです。
しかし…「魚にしか見えない」と断られ、彼女のした決断は…なんと!
人間の下半身を移植するのです。
まあ、ここらのシーンがハッキリ言ってグロイ&エロい、そしてわけわかんねー(^^;)
晴れて人間になり(?)
男と結ばれた人魚シルバー‥
喜びもつかの間、いざ愛し合うとき‥男の下半身は血まみれに‥
シルバーの移植した下半身は死んでいました。
人魚の下半身に人間の身体が馴染むわけが無い‥
結局、男は別の女の元へ…
男とその女の結婚式の日、シルバーは男に抱きしめられながら泡になって消えたのでした。
なんともまあ、感想が難しい映画です。
ジャンルすらどれにしたら良いのか…よくわかんねー💧
異色な人間と人魚の恋の物語ですね。
この映画「ゆれる人魚」の評価は?
なんともまあ、異色な映画でした。
この映画の評判はどうなっているのでしょう?
ちょっと調べてみました。
各映画サイトの評価はこんな感じ
2018年9月05日時点
海外の評価はこんな感じ
調べてみると、賛否両論です。けっこう高評価の人も多かった。
独特の世界観が合うか合わないかで大きく評価は変わりそうですね。
元ボクサーの一念発起の評価!
この映画の評価は
(3.3)です。
独特の映画の世界観を楽しむより、わけわかんねー感がめっちゃ強かったです。
感動も無かったし、怖くも無かった。
ただ、不思議な映画を観たような気分…
そうそう、こんな不思議な恋愛人魚映画は「シェイプ・オブ・ウォーター」とかもありますよ。
どちらも不思議な世界観の映画でしたね。
ぜひ、お暇があれば観て下さい
映画『ゆれる人魚』の紹介でした。