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プールで溺れて脳死状態になった娘に、奇跡を信じる両親が取った"究極の決断"…自分がその立場ならどういう答えを出すだろう…?
という事で本日ご紹介する映画は考えらされる映画
「人魚の眠る家」
「人魚の眠る家」は、究極の選択を迫られた両親の苦悩を描き出したヒューマン映画。人気作家・東野圭吾、デビュー30周年を記念して執筆された同名問題作が映画化!
参考fa-arrow-circle-right人魚の眠る家 (幻冬舎文庫) [ 東野圭吾 ]
堤幸彦監督がメガホンを取り、篠原涼子と西島秀俊が夫婦役で映画初共演を果たした作品。
子役の、荒川梨杏、稲垣来泉、斎藤汰鷹にも注目!
(3.7)
あらすじ
篠原涼子の演技に震える!子を持つ親なら共感できる映画!
とにかく母親役の篠原涼子の演技が素晴らしい!
篠原涼子ってこんなに良い役者だったっけ?と再認識させられました。
もちろん西島秀俊も良いんですけど、それよりも篠原涼子が良かったですね。
今回の演技で彼女は、第43回報知映画賞主演女優賞や、第42回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞も受賞しています。
もうね、盲目的になっている母親の演技が最高!
大事な大事な娘が、プールで溺れて脳死状態になってしまうんです。
親なら発狂してしまいそうな状態ですよね…。
しかし、脳死状態の子供の手がかすかにピクっと動くのです。
単なる筋肉に反射、脳の電気信号?
もう二度と脳死前の状態に戻ることは無い…と、分かっていながらも、そんな状態を見てしまったら…
親なら希望を持ってしまいますよね。
そこから、脳死状態の娘を自宅に連れ帰り生活、機械の電気信号で身体を無理やり動かしたり、車いすに乗せて学校に通わせたり、公園に行ったり…まるで生きているかの様に普通に生活させようとする母親‥。
子を愛するが故の母親の行動なんですけど、だんだんと世間や家族から剥離して行くんですよね。
その姿はある意味狂気じみていて、ちょっと怖かったですね。
やっぱね、子と親と言う題材は心に響くもんがあります…。
子を持つ親には共感できる映画です。
だから篠原涼子さんを演じた母親の行動にも共感ができ、自分ならどういう風になるだろう…?とか考えながら観ることができる映画でしたね。
そうそう、ウチの血も涙もない様な鬼嫁と一緒にこの映画観ていたんですけど…。
映画の終盤に話しかけると…。
全く返答がない…!?
と思い顔を見ると…。
と震えて号泣していました。
まさか‥うちの鬼が泣くとは‥‥。
母親である女性にはより共感できる映画の様です。
そんな共感を呼ぶほど、篠原涼子の演技が素晴らしかったですね。
子役の演技もけっこう良くて、俳優陣も西島秀俊、川栄李奈とかの演技も良かったです。
坂口健太郎だけは‥イマイチでしたが💦
脳死は、死んでいるのか?それとも生きているのか?
なかなか、難しい部分に踏み込んだ作品だと思います。
子を持つ親なら100%絶対共感できる映画ですから、ぜひ観て欲しいです。
予告編