
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
皆さんお待たせ!「IT(それ)」こと“ペニーワイズ”が帰って来ました!
という訳で、本日ご紹介するのは
「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」

「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(原題:It: Chapter Two)」は、スティーブン・キングの小説「IT」を映画化し、ホラー映画史上No.1ヒット作として世界各国話題となったホラー映画「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編にして完結編です。2019年11月1日より日本公開。
前作から27年後を舞台に、子供の命ばかりを狙うペニーワイズから逃げ延び大人になった「ルーザーズ・クラブ」の面々、ビル、ベバリー、リッチーらが、再び「IT(それ)」と対峙するさまを描いたホラー作品となっています。
キャスト、子供の頃と大人になったルーザーズ・クラブ
監督は、前作から引き続きアンディ・ムスキエティ、「MAMA」ってホラー映画が初期作なんですが、これがまたなかなか良いホラー映画!注目の監督です。
脚本も前作から引き続き、「死霊館」シリーズも手がけるゲイリー・ドーベルマンが続投。
出演は、大人になったルーザーズ・クラブの面々として

ビル役のジェームズ・マカヴォイ

ベバリー役のジェシカ・チェステイン

リッチー役ビル・ヘイダー

マイク役イザイア・ムスタファ

ベン役ジェイ・ライアン

エディ役ジェームズ・ランソン

スタンリー役アンディ・ビーン

最後に「ITそれ」ことペニーワイズ役ビル・スカルスガルド

あらすじ
映画の感想

「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」を公開初日に観に行って来たのですが、平日だと言うのに‥そこそこお客さん入ってました。若い世代が多かったですね。ホラーは若い人には人気あるのかな?
さてさて、映画の方ですが‥
個人的にはそこそこ満足できる作品でした。
(3.8)
かなりビビらされるシーン満載でしたね。ホラーとしてはかなりレベル高いんじゃないかと思います。
印象的なシーンを上げると…

- おばあちゃんが巨大化して襲って来る
- 農業のおっちゃん像が襲って来る
- 小さい女の子の顔にいきなり噛みつく
- 中華料理店で虫に赤ちゃんの顔
- 下水にを除くビルに迫る無数の手
- 巨大蜘蛛かしたペニーワイズに追い回される
マジで怖いシーンの連発で、アンディ・ムスキエティの実力を存分に堪能できました。
そして‥ただ怖いだけでなく、要所要所でクスっと笑ってしまうエッセンスがあり、なんか笑えてしまったり
初めから謎だったスタンリーの死の原因が明かされた時、それが究極の自己犠牲だったり‥エディとリッチーの永遠の別れシーンなど‥怖いだけでなく泣かせる要素も組み込まれた良作映画となっています。
そうそう、さらに恋愛要素も組み込まれてまして‥片思いのベンの恋が成就した時はホッコリしてしまいました。
ただね‥一つだけ文句を言うとしたら…
この映画前作がかなり良かったのでハードルがめっちゃ上がっていたんですよ。
だからこそ‥良い映画なんだけど‥もっと期待してしまっていた~!
って事なんスよ💦
やっぱ期待以上の物を求めてしまいますよね‥正直…
期待のハードルを超えれるほどの作品では無かったのです。
そういや、映画のラストで言葉責めでみるみる弱っていくペニーワイズは滑稽でしたね。
恐怖でエネルギーを得るけど、勇気でエネルギーを失うみたいな感じだったのでしょうが‥
単なる悪口言われたら弱って行くという風に見えたので、もっとしっかりとした描写が欲しかったシーンです。
ペニーワイズを倒す、チュード儀式も‥なんかイマイチでした。分かりづらいし、説得力も無いし‥。
色々と脚本に惜しかった部分もあります。
同時期に上映している作品なら…「ジョーカー」の方が圧倒的にオススメです。
そうそうめっちゃ気になったんですけど、リッチーってゲイなんですかね?
ゲームセンターでの描写や、その後のペニーワイズがリッチーに対して投げかける言葉、27年後も独身であることを考えても‥ゲイであった可能性が高いと思います。
ペニーワイズが27年周期に子供を殺す理由

この映画観て、めっちゃ気になったのが‥。
何故に27年周期にペニーワイズは子供を殺すのか?
って事なんですよね。
しがないピエロだったペニーワイズは悪魔と契約し、27年周期に生贄を捧げる必要がある。ルーザーズ・クラブが生贄だったが撃退されてしまい、27年後に生き残ったルーザーズ・クラブを再び狙った。とか色々想像しましたけど‥。
「IT」の小説版によると
太古(何億年前から)の昔から、地中深く住み着いたペニーワイズ(IT)は‥27年周期で食べて➡冬眠して➡起きて➡また食べる➡冬眠というルーチンで行動しているだけだったのです。
ちなみに。ペニーワイズ(IT)の正体は、太古の昔、別宇宙からやってきた邪悪なオレンジ色の光という事でした。
映画の中でも、三つの光から力を受けたペニーワイズの口がオレンジ色に光り、それを見た人間を動けなくするというシーンがありました。
小説版ではそういう事でしたが、映画版はちょっと違う様な気がします。
小説版の、太古の昔‥別宇宙からやってきた邪悪なオレンジ色の光は映画版の三つの光で‥
ペニーワイズはその力を手に入れた人間(職業ピエロ)。
手に入れた力は‥幻覚を見せ人間の恐怖をエネルギーとする能力だったのではと推測します。
海外の評価
この映画の海外の評価はどうなっているのでしょう?海外映画サイトIMDbを調べてみました。

もっと評価高くても良いと思うんですけどね、やっぱ前作良かった分‥期待感が凄かったからなあ~。