「AWAKE」実話を基にした将棋映画…人工知能 VS 人間 勝つのはどっち? 
AWAKE

人工知能 VS 人間
勝つのはどっち?

本日ご紹介するのは
将棋電王戦FINAL第5局の対局を題材に
コンピュータ将棋ソフト開発者と
将棋棋士の姿を描いた映画
AWAKE

AWAKE

AWAKE

 

『AWAKE』(アウェイク)は
2020年12月25日公開の日本映画

映画業界の新たな才能発掘を目的に
2017年に開催された
第1回木下グループ新人監督賞の
グランプリを受賞した作品です。

 

監督、脚本は
本作が長編初監督となる
山田篤宏

 

主演は「キングダム」などの
吉沢亮

AWAKE吉沢亮

AWAKE
吉沢亮

吉沢亮 - Wikipedia

 


若葉竜也
落合モトキ
寛一郎
馬場ふみか
川島潤哉
永岡佑
森矢カンナ
中村まこと

等が出演しています。

いごっそう612
Netflixで配信されていたので観たのですが、なかなか面白い!
実話もベースになっており、興味深い作品です。

実話・将棋電王戦FINAL第5局の対局を題材

映画「AWAKE」は、将棋電王戦FINAL第5局の対局を題材に描かれています。

しかし、全てが実際にあった出来事ではなく、ほとんどがフィクションとして描かれています。

登場人物は名前を含め人物の関係性なども架空のものです。

 

実話で描かれている部分は、電王戦「第5局」で起こった人工知能VS人間の部分、電王戦にいたる道筋や対局の最後の展開はほぼ実話通りで、史実通り21手投了となっています。

いごっそう612
プロ棋士がアマチュアがやったコンピューターに対するハメ技を実施しコンピューターに勝利したという部分ですね。

 

プロ棋士が行った戦法は対コンピューターに対して有効な手段であり、人間相手ではまったく通用しない手でした。

スマホ用のゲーム『将棋ウォーズ』で、この戦法がユーザーたちによってponanza(将棋ウォーズのバックで動いている)相手に編み出されたもので、2月に行なわれたイベント『電王AWAKEに勝てたら100万円!』でアマチュア棋士が指したことで、AWAKEにも有効だと知られることになりました。

いごっそう612
プロがちゃんと勝負しないでハメ技で勝つという…

 

棋士たちも機会に負けるわけにはいかなかったのでしょうが、色々と考えらされましたね。

 

映画「AWAKE」は、その実話を濃厚に描いています。

吉沢亮さんの演技が素晴らしいので、飽きずに観えますよ~。

映画「AWAKE」の評価

映画「AWAKE」の
国内の評価は
どうなっているのでしょう?

国内映画サイトを調べてみました。

映画「AWAKE」の評価

映画.com(3.6)

Yahoo!映画(3.91)

Filmarks(3.7)

いごっそう612
なかなかいい評価ですね。

 

レビュー

これまで将棋映画は「3月のライオン」「聖の青春」など地道に作られてきていて、どれも名作揃いです。ただ、なぜか興行的には失敗していて、将棋映画というのはニーズがないのか、と思ってしまうくらい残念な状況になっています。
そんな中、本作はこれまでの「人間」vs「人間」から「人間」vs「AI」まで描く、という新たな領域まで描いています。
本作のベースとなったのは、2015年の電王戦FINAL第5局。
2014年に第2回将棋電王トーナメントで優勝し第二代電王に就位したAIソフト「AWAKE」の実際の対戦を基に、登場人物を映画用に脚色したものになっています。
「AWAKE」の開発者は、実際に奨励会にいて挫折して退会しています。その後、AIソフト「AWAKE」を作って再び将棋の世界と向き合います。
本作では、そんな「AWAKE」の開発者を吉沢亮が演じ、吉沢亮の演技で作品のクオリティーが上がっています。
また、本作の脚色として、「AWAKE」の開発者と、「AWAKE」と決戦する相手が奨励会で一緒にいたライバル、という形になっています。
そのため、この2人の対比として描かれ続けているので、作品の世界に入り込みやすくなっていると思います。
実は、今回の映画で描かれた2015年の電王戦FINAL第5局というのは、当時かなり大きな物議を醸した一戦だったので、これをベースにするのは、見終わった後でいろんな意味で考察の余地が残る面白い試みなのかもしれません。将棋とは何か、AIとは何かを考える上で非常に示唆に富む題材になっています。
ちなみに、「AWAKE」とは、「目が覚めた状態」「覚醒」を意味しています。

 

めっちゃ良かった!!!
吉沢亮目当てで見たんだけど、観てよかった!
将棋は全くルールもわからんけど楽しめた!
この話は完全フィクションではなくて、題材となった本当のAI将棋とプロ棋士の対決があるっていうのも、有り得ない話ではないと分かって良かった。
勝負に負けること、挫折、葛藤、AIと人間の戦い、、、セリフがそんなに無いのにめっちゃ伝わってきてすごかった。
吉沢亮のオタク演技すごいよ〜😂好き😂
将棋とAIに興味わいた。
当時どっちにも批判が集まったらしいけど、真剣に勝負した結果だしなぁ〜 むずかしい…

 

将棋と言うおよそ映画に向かないネタを見事に熱く映像化した秀作。なにしろ人物は動かない、じっと座ったまま駒が動くのみ。なのに本作では棋士達の睫毛ひとつ皺ひとつの動きを捉え対局の緊張を映像化する。米国のチェス作品「クイーンズ・ギャンビット」同様に将棋の内容オンチでもヒリヒリ感が確実に伝わる工夫が冴えている。聡明な木下工務店の木下グループ第1回新人監督賞グランプリとか、こうして優秀な人材が育って行くわけで素晴らしい。脚本・監督も兼ねいきなり若手有望の吉沢亮を主演に充てられ、臆することなく思う存分の画が撮れるなんて凄いこと。細かなカット割りが絶妙で米国作品の味わいを感じましたが、案の定米国で修行されていたとか。大いに期待します。

本作の要は「投了」にある。早々に少年期の不作法に師匠格からこんこんと諭されるシーンを据え、パソコン画面に幾度となく「投了しますか?」と追い詰めるように登場する。それがラストの大舞台に生きる仕掛け。単に勝ち負けだけでなく大人として成長した品格を感じさせ、将棋もチェスも全く同じなのにも驚く。

三人の若手が本作を支えるが、主演の吉沢亮の根暗な魅力全開といった感じで、キレイな顔が却って活きる。しかも女を一切絡ませない作劇がその真摯さを観客に深く刻む。対する青年があらま朝ドラの助監督さんとは驚きで、若葉竜也って名前もその熱演とともに刻まれました。もう一人の大学留年生の元祖「おっさんずラブ」の落合モトキがいい味わいで主人公を支える。

 

いごっそう612
観て損は無い映画です。

予告編

気になる方は予告編をどうぞ!

いごっそう612
映画「AWAKE」は実話ベースのオススメ映画です。
お暇があればぜひ観てください!

 

実話ベースの映画は
興味深い作品が盛りだくさんです。

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