「罪の声」グリコ森永事件の真相を描いた映画と言ってもいいかもしれない…
罪の声

あの歴史に残る事件…
グリコ森永事件

その事件を基に描かれた映画があるのです。

罪の声

罪の声
罪の声

 

映画「罪の声」は、実際にあった昭和最大の未解決事件・グリコ森永事件をモチーフに過去の事件に翻弄される2人の男の姿を描いた実話サスペンスです。

 

原作は第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士の同名ミステリー小説「罪の声」

罪の声 (講談社文庫) 文庫

 

監督は
土井裕泰

キャストは
阿久津英士役に
小栗旬

曽根俊也役に
星野源

水島洋介役に
松重豊

鳥居雅夫役に
古舘寛治
生島聡一郎役に
宇野祥平

生島千代子役に
篠原ゆき子

生島望役に
原菜乃華

生島秀樹役に
阿部亮平

曽根光雄役に
尾上寛之

等が出演しています。

 

第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞しています。

いごっそう612
実話事件をモチーフに作られた人間ドラマ、見ごたえありました。

グリコ・森永事件の真相を描いた実話映画

映画「罪の声」は、実際に起こった事件をモチーフに作られています。

その事件とは…

グリコ森永事件

 

当時、キツネ目の男が凄く話題になったことは、記憶にある人もいるのではないでしょうか?

グリコ森永事件
グリコ森永事件

 

グリコ・森永事件(グリコ・もりながじけん)とは、1984年(昭和59年)と1985年(昭和60年)に、日本の阪神間(大阪府・兵庫県)を舞台に食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件の事です。

事件の概要はこんな感じ、1984年3月、江崎グリコ社長を誘拐して身代金を要求した事件を皮切りに、江崎グリコに対して脅迫や放火を起こす。その後、丸大食品、森永製菓、ハウス食品、不二家、駿河屋など食品企業を次々と脅迫。現金の引き渡しにおいては次々と指定場所を変えたが、犯人は一度も現金の引き渡し場所に現れなかった。犯人と思しき人物が何度か目撃されたが逃げられてしまったため、結局正体は分からなかった。その他、1984年5月と9月、1985年2月に小売店で青酸入り菓子を置き、日本全国を不安に陥れた。

 

「罪の声」では、その事件に関わった人物の子供が、父の遺品の中にカセットテープを見つけます。なんとなく気になりテープを再生してみると、幼いころの自分の声が聞こえてくる。そしてその声は、30年以上前に複数の企業を脅迫して日本中を震撼させた、昭和最大の未解決事件ギンガ・萬堂事件で犯行グループが使用した脅迫テープの声と同じものだったという物語。

 

映画では、グリコ・森永事件→ギンガ・萬堂事件(ぎんまん事件)となっています。

未だ未解決の、グリコ・森永事件をギンガ・萬堂事件としてある種の答えを出しています。

 

面白かったのが、事件を起こした理由は、株の空売りが目的というところです。

グリコ・森永事件は、身代金などを要求しても犯人は現れませんでした。

ギンガ・萬堂事件も同じ描き方で、その目的は脅迫をすることによって、ギンガの株価を下げることです。

下がる前に空売りで売っておいて、安くなって買戻し利益を得ようとする作戦です。

いごっそう612
なるほど!

 

これは面白い考え方でした。

確かに、グリコ・森永事件もその作戦で儲けを出していたのかも知れません。

 

キツネ目の男も映画では出てきます。

実際の事件と繋がるところが多いので、本当にグリコ・森永事件の真相を明かしている感じで興味深く観れましたね。

 

他にも、オランダのビール王フレディ・ハイネケンが誘拐された事件なども関連が出てきて面白かったです。

 

「罪の声」は、グリコ・森永事件の真相を描いた実話映画と言っても過言ではないかもしれません。

いごっそう612
観て損は無い映画です。

映画「罪の声」海外の評価

実話を描いた映画
「罪の声」の
海外の評価
調べてみました。

The Voice of Sin (2020) - IMDb
The Voice of Sin (2020) - IMDb

 

海外映画サイトIMDbでは

海外
142人の
ユーザーの投票で
10点満点中
6.8点という
普通の評価に
なっています。

ユーザーの投票で
一番多いのが
7点です。

投票数40人で
全体の28.2%を
占めています。

次に多いのは
8点で
32人の
22.5%

3番目は
6点
30人の
21.1%

6点~8点の投票が
71.8%を占め

この映画に対しては
普通~面白い
と評価している
ユーザーが多い様です。

いごっそう612
海外では事件を知らない人も多いでしょうけど、そこそこの評価ですね。日本ではかなり評価は高いです。

予告編

まずは予告編をどうぞ!

いごっそう612
グリコ・森永事件の真相を描いた実話映画『罪の声』はオススメの映画です。

 

日本の実話事件をモチーフに描かれた
映画は沢山ありますよ~。

こちらも読まれています。
コメント一覧
  1. この事件はよく覚えています。
    キツネ目の男ってわーどは、印象に残ってますねー
    実際の事件は未解決のままなのかな?
    そのあたりは、よく覚えてないのですが
    真相を描いた映画と言うのは、興味ありますね
    どんな、視点で描かれるのかで随分違ってきますね

    • ダメうさぎさんへ
      コメントありがとうございます。
      実際の事件は未解決のままになっています。
      だからこそこの映画である種の答えを描いているような感じになっていますね。
      なかなか興味深く観ることができました。

  2. 星野源さんが好きなので劇場で観ました。
    実際の事件については世代ではなく知らないのですが、大人の思惑に振り回された子供の、大きく分かれてしまった末路に胸が締め付けられました。宇野祥平さんの演技が凄かったですよね。
    今も昔も、大人の過ちのツケを払うのが子供という悲しい現実がありますが、この作品は結末に希望が見えて、エンディングテーマがとても響きました。

    • りこぴんさんへ
      コメントありがとうございます。
      人間ドラマとしても秀逸でしたね。
      さらに実話の方を知っていたら、もっと楽しめたと思います。
      お暇があればグリコ森永事件と比べて観てみてください。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連キーワード

このクソ記事を
いいね!してやる。

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう