Netflixで配信されたインド映画が面白い!
『ダマカ: テロ独占生中継』
「ダマカ: テロ独占生中継」
原題:Dhamaka は
2021年11月19日に配信開始となった
Netflixオリジナル映画
不祥事で、落ちぶれた元ニュースキャスターが、ラジオ番組で橋を破壊したテロリストと会話することになり、電話越しにテロリストとの息詰まる攻防を繰り広げるというリアルタイム型サスペンス映画です。
監督は
ラム・マドヴァニ
キャストは
カルティック・アーリアン
アムルータ・スバーシュ
ムルナル・タクール
ヴィシュワジート・プラダン
ヴィカス・クマール
等が出演しています。
犯人の目的は復讐‥インド社会への批判
なかなか濃厚なサスペンス!この映画は面白かったなあ~。
韓国映画『テロ・ライブ』のリメイク
実は「ダマカ: テロ独占生中継」は
韓国映画「テロ、ライブ」のリメイク作品であります。
fa-arrow-circle-rightテロ、ライブ
ハ・ジョンウが主演した、韓国映画「テロ、ライブ」も面白かったのですが、リメイク版となる「ダマカ: テロ独占生中継」も負けてはいない、インド映画と侮っていましたが、十二分に楽しめる物語となっています。
あらすじ&ネタバレ
妻の特ダネを奪った末に離婚協議中となってしまいキャスターからラジオ番組へと左遷されたアルジュン・パタク、彼のラジオ番組にテロを予告する電話がかかってきます。
アルジュン・パタクはそれを悪戯だと思い、「やればいい、俺もあの橋が吹っ飛ぶのを見たい」と挑発します。
その次の瞬間シーリンク橋で爆発が起こり、橋の一部が崩壊します。
電話は本当のテロリストからの電話でした。
アルジュン・パタクはそれをチャンスだと捉え、上司に電話しキャスター復活を引き換えに、犯人との通話を独占生中継するすることにしました。
爆破された橋には、離婚調停中のソミヤ・パタクが中継に行っています。
犯人との通話が始まりました。
犯人の要求はまずは金です。
217万9245ルピー(日本円で約575万8,176円)を要求してきました。
金を払わないと他の局に独占生中継の話を持って行くと脅されます。
アルジュンは渋りますが、上司はその金を払いました。
独占生中継が始まりました。
アルジュンが犯人に何故、シーリング橋を爆破したか?と問うと
犯人は
「あの橋は俺が架けた、20年ほど前、国民の多くは食い扶持を稼ぐために必死だった。子供の教育の為にできる仕事は何でもした。」
と語り始めます。
そして、インドサミットに来た要人が橋を渡る為に、経年劣化が認められるシーリング橋の改修せよと、作業員が嵐の中に命綱もなしに駆り出され、3人が命を落としたことを話します。
3人の作業員は命の補償もされず、政府からの謝罪も無かった。
それが許せない、パティル大臣に謝って欲しいと要求します。
大臣を呼ぶのは無茶なことです。
アルジュンは犯人を説得するも犯人は納得せず、代わりに大臣の補佐が来ます。
その間に、橋の上にいた親子の父親も、車で橋から転落してしまい死亡してしまいました。
大臣の補佐は「テロリストの要求は聞かない」と強気に上から目線で犯人を刺激してしまいます。
犯人は大臣の耳になるイヤホンを爆破し、大臣を殺してしまいます。
パニックになるアルジュンでしたが、上司の説得でまた中継に戻ります。
上司に指示で、謝罪も交渉もなし!と犯人に伝えなければなりませんでしたが、アルジュンは、橋を爆破しない条件で大臣が来ると犯人に嘘を伝えてしまいます。
上司は怒ってその場から立ち去ります。
ライバルTV局で、アルジュンの過去の悪事が暴露されています。
上司が、ライバル社にアルジュンの情報を提供したのでした。
犯人は激高します。
何とか犯人を説得するアルジュンでしたが、今度は橋にドクターヘリが到着します。
アルジュンの妻のソミヤが犯人を説得、女子供だけがヘリで脱出できることになりますが、途中で橋が崩落してしまい、中継は途絶えてしまいます。
中継の中で、ソミヤとアルジュンの2人は絆を取り戻しかけていました。
犯人の居場所を特定した警察がTV局となりのビルに到着するも、ビルは爆破され、アルジュンのいる中継室も被害を受けます。
壊れた機材に囲まれた部屋の中で、アルジュンと思われた人物はすでに死んでおり、その息子アーナンド・マハタが犯人だったという事に気がつきまます。
アーナンド・マハタを電話で挑発し、アーナンド・マハタがアルジュンの元に現れます。
2人が会話していると、狙撃手によってアーナンド・マハタは銃殺されてしまいます。
さらに、アルジュンの上司の手によって、アルジュンがアーナンド・マハタと手を組み、全てを仕組んだ犯人とされ、TVで放送されてしまいます。
さらにソミヤが死んでしまった事も放送され、絶望したアルジュンは、アーナンド・マハタが持っていた爆破装置を起爆し、爆発するビルに中で絶命します。
海外の評価
インド映画
「ダマカ: テロ独占生中継」の
海外の評価を
調べてみました。
海外映画サイトIMDbでは
23940人の投票があり
平均点が
10点満点中
8.1点という
良い評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのは
なんと!
10点満点です。
投票数17688人で
全体の73.9%を
占めています。
いや~もうこれ凄い!
7割以上の人がこの映画に
満点を付けているなんて…
かなり良い評価と思って良いでしょう。
インド映画「ダマカ: テロ独占生中継」は、かなり良い映画でした。
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