本日ご紹介するのは
フィリピンで作られた
女性の復讐映画
「アリサカ」
アリサカ
原題:Arisaka は
2021年のフィリピン映画
護送中の証人が襲撃され、ただひとり生き残った女性警官マリアーノが先住民の家にかくまわれるが、そこにも追手が迫ってきて先住民を殺してしまう。マリアーノは有坂銃を手に復讐を開始するというバターンを舞台に繰り広げられるアクション・スリラーです。
2021年の東京国際映画祭で初演
旧日本軍によって行われたバターン死の行進や
映画の中に有坂銃が出てくる
日本にも関連した映画であります。
監督はNetflix映画「デッド・キッズ」の
フィリピン人監督
ミカイル・レッド
主演マリアーノを演じるのは
マハ・サルバドール
モン・コンフィアード
アート・アクーニャ
シェラ・メイ・ロムアルド
マイケル・ロイ・ジョルナレス
キール・ロドリゲス
ロイス・カブレラ
アポロ・アブラハム
アーチ・アダモス
等が出演しています。
まあ、それでも飽きずに最後まで観れるくらいの映画ではあります。
今ならNetflixで観ることができます。
フィリピン映画観てみませんか?
ネタバレ
マリアーノは、不正の証拠を握る証人である副市長を護送していました。
窓から見える景色には、旧日本軍によって行われたバターン死の行進の跡がありました。
fa-arrow-circle-rightバターン死の行進 - Wikipedia
3台の護送車で護送していたのですが、前の護送車が人の来ないような道で急に停車します。
前の護送車から警官を下り、副市長の乗る護送車に近づいてきました。
急にマシンガンを取り出し、副市長の乗る護送車に発砲
後ろの護送車からも警官がマシンガンで発砲してきます。
副市長は死を悟り、マリアーノに不正の証拠を入れた携帯を渡します。
運転手、同僚が殺され、車のドアを開け、副市長も殺されてしまいます。
マリアーノは、証人の下に隠れ生き残っていました。
銃撃をした男たちがいなくなった後、マリアーノは車から降りました。
しばらくすると、また車がやってきました。
マリアーノは車の下に隠れました。
やってきた車は死体を処理に来た悪徳警官たちでした。
車の下にいるのが発見されましたが、マリアーノは銃で敵の足を撃ち
森の中に逃げ込みました。
悪徳警官たちは、ボスであるソニーを呼びました。
ソニーは、足を撃たれた新人警官を殺し
マリアーノを追って森に入ります。
マリアーノは逃げ込んだ森の中で、先住民の子に助けられます。
先住民の子は家に案内し、怪我をしたマリアーノを治療します。
マリアーノがいなくなった後で、ソニー達が現れます。
ソニー達は、先住民をなじり脅します。
先住民がここは我々の土地だ!と言い返しますが、ソニーは銃を持ち立ち上がり
先住民たちを皆殺しにし、家を焼き払います。
フィリピン先住民の問題fa-arrow-circle-down
マリアーノは、かつてはソニーの仲間でした。
ソニーは殺しができないマリアーノを見限り、裏切ったのでした。
生き残った先住民の子は、旧日本軍が隠れていた洞窟へマリアーノを案内します。
そこには、旧日本軍の白骨化死体があり
有坂銃がありました。
有坂銃を手にしたマリアーノは、ソニーたちに復讐を誓います。
ソニーたちは川原で休んでいました。
マリアーノは、ソニー達を狙撃します。
ソニーの部下たちが次々に殺されていきます。
ついに、ソニーとマリアーノが対峙しました。
マリアーノが発砲しますが、ソニーはナイフを片手に襲い掛かります。
腕を撃たれたソニーでしたが、マリアーノの腹にナイフを突き立てます。
2人はさらに争いますが、最後はマリアーノがソニーを殺します。
旧日本軍が行った死の行進の道を歩くマリアーノ…。
映画はエンジニアリングを迎えます。
先住民やら、旧日本軍やら、今の日本人には分かりづらい映画でしたね。
ただ、復讐映画として観れば序盤~中盤はそこそこ面白かったです。
後半はあっさり終わってしまうので、ちょっと物足りない…。
ソニーとマリアーノの馴れ初めも説明不足ですし、色々と残念な映画でしたね。
海外の評価
海外での評価はどうなっているのでしょう?
フィリピン映画
「アリサカ」の
海外の評価を
調べてみました。
海外映画サイトIMDbでは
83人の投票があり
平均点が
6.3点という
微妙な評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのは
6点です。
投票数25人で
全体の30.1%を
占めています。
次に多いのは
7点で
18人の
21.7%
3番目は
なんと!
10点です!
11人の
13.3%
海外ではそれほど悪くない
評価が付けられています。
僕が10点満点で点数を付けるとすれば…
5点です。
女性主人公の復讐映画は
案外人気がありますよ~。