「ナイトスイム」
Amazonプライムビデオで配信開始になっていたので、早速観てみました。
『ナイト スイム』は、ブライス・マグワイア(長編監督デビュー作)が脚本と監督を務め、マグワイアとロッド・ブラックハーストによる2014年の同名の短編映画を基にした、 2024年のアメリカのホラー映画です。
難病に侵され早期引退を余儀なくされた元メジャーリーガーの一家が、プール付き物件を中古で購入するんですが、そのプールに謎の悪魔のような存在が出没し家族を恐怖に陥れるというストーリーです。
まあ~そんなに怖くは無かったけど楽しめました。
けどねー気になることがひとつ!
それはテマガミという存在です!
テマガミ!呪い?神様?意味は?
というわけで、テマガミについてネタバレ全開で詳しく書いてみました。
多発性硬化症のため野球選手として活躍できなくなったレイを家長とするウォーラー一家が、買った家にはプールがあります。
そのプールに入ったレイは回復していくのですが、同時にプールにいる何かを、子供たちが観るようになります。
そして色々と奇妙なことが起こり始め妻イヴは、この家の前の持ち主であるサマーズ家を尋ねます。
サマーズ家は映画冒頭で亡くなったレベッカの家です。
サマーズ家は、ルーシーという老婆は一人で住んでいました。
息子のトミーは政府の要人となり出世していました。
そこでイヴはルーシーからテマガミの話を聞くのです!
かつてプールのある場所は湖でした、
その湖は、ある事をすれば願いをかなえてくれる湖だったのです。
プールの水は源水があり、その水こそが願いをかなえてくれる湖の水だったのです。
テマガミの意味は深い水
水は意思を持っていて、目覚めると命を奪う!命を捧げなければ水は力(願いをかなえる)を失ってしまいます。
ルーシーの息子トミーは重い病気でした。
ルーシーがレベッカを生贄として捧げたことで、トミーの病気は治り、今の富を築けたのでした。
ルーシーはイヴと口論になった際に、口や目、鼻から黒い水を流します。
ルーシーはテマガミの呪いに毒されていました。
テマガミは神ではなく、悪魔だったようです。
プールの底の世界に吸い込まれたイヴが、その世界に閉じ込められている怨霊達を見ます。
プールの底の世界から脱出できなくなったイヴでしたが、レベッカの霊に助けられて脱出できました。
映画のラストシーンでは、深い水の出る源泉を持つプールを埋めるウォーラー一家の姿が描かれています。
これでテマガミの呪いは封じることができました。
しかし、続編がもしあるなら…
この源泉がまたどこかで出る可能性は十分あります。
ただしあんまり評価は良くないようで‥。
批評集積サイトRotten Tomatoesでは、173 件のレビューのうち 20% が肯定的で、平均評価は 4.3/10 となっています。
同サイトの総評は、「期待の持てるスタートといくつかの確かな恐怖シーンにもかかわらず、『ナイトスイム』は長編映画を支えるには前提が不十分で台無しになっている」となっています。
IMDbでは、4.7/10点となっており、低い評価となっています。
加重平均を使用するMetacriticは、32 人の批評家に基づいて、この映画に 100 点満点中 43 点を付け、「賛否両論または平均的」なレビューを示しています。
ちなみに日本のFilmarksでは、3.1/5点。映画.comでは、2.9/5点となっています。
めっち評価低いやん!
という事で続編は期待しない方が無難なようです…。
「ナイトスイム」のようなホラー映画は興味深い作品が盛りだくさんです。