【実話ネタバレ】ヴューダ・ネグラ考察|パトライクス事件とマヘの現在
ヴューダ・ネグラ:黒蜘蛛の企み/Netflix

Netflixより2025年5月30日より独占配信されているスペインのサスペンス・スリラー映画『ヴューダ・ネグラ: 黒蜘蛛の企み』を観ました!

ヴューダ・ネグラ 黒蜘蛛の企み ポスター

この映画、全然期待しないで観たら…案外面白かった掘り出し物でした。
スペインで実際に起きた衝撃的な事件「パトライクス事件」を基にした、実話ベースの“黒い未亡人”サスペンスです。

主人公マヘの男の操り具合と、転落の様子が凄く面白くて楽しめた作品でした。

ヴューダ・ネグラ 場面写真
ヴューダ・ネグラ 黒蜘蛛の企み

いごっそう612
マヘの悪女っぷりには驚きしかないですよー(笑)
演じたイバナ・バケロさんには拍手をおくりたい👏

とにかくマヘが凄いってイメージの映画でした(笑) サルバは可哀そうだったなあ…まあ不倫していたので自業自得でもありますが。

この映画の僕の個人的評価は…

ヴューダ・ネグラ 黒蜘蛛の企みの評価
3.6

(ストーリー:3.5 / マヘの悪女度:5.0 / サルバの哀れさ:5.0

いごっそう612
とにかくマヘがマジでヤバいっす!男を沼らせる才能だけは天才的かも…。
ただ、実話の再現度は高い反面、サスペンスとしての意外性はやや弱めだったのでこの点数です。

まあ~けっこう楽しめた映画でした。
そしてこの映画…驚くことに…
スペインで実際に起きた殺人事件に基づく実話映画だったんです。

2017年8月16日にスペイン・バレンシアのパトライクス地区で実際に起きた「パトライクス事件」を題材にしています。

映画の元ネタ実話「パトライクス事件」とは?

ここから先は、映画の結末および実際の事件の真相に触れています。
※完全ネタバレ注意

この映画を一言で言うと…

「超肉食系の悪女が、夫を愛人の一人に殺させて、自分は別のイケメン金持ちと結婚しようと企むが、警察の盗聴で逮捕される話」

パトライクス事件 (Caso Patraix)

2017年8月、スペインのバレンシア市で発生した殺人事件。
被害者の妻マヘが「黒い未亡人(ブラック・ウィドウ)」として愛人を操り、夫を殺害させた事件としてスペイン全土に衝撃を与えました。

実際のパトライクス事件の報道
パトライクス事件

事件の概要と経緯

1. 事件発生 (2017年8月16日)

バレンシア市パトライクス地区の駐車場で、36歳のエンジニア、アントニオ・ナバーロ・セルダンの遺体が発見されます。彼は自宅のガレージで、複数箇所(7箇所)をナイフで刺され殺害されていました。

2. 捜査の開始

当初、妻であるマヘ・ヴィラールは、夫を失った悲しみに暮れる未亡人として振る舞いました。しかし、捜査官たちは彼女の不自然なほど冷静な態度や、事件直後の行動に疑念を抱き始めます。

3. 容疑者の浮上と二重生活の発覚

警察がマヘの携帯電話などを調べると、彼女が複数の男性と不倫関係にあったことが判明。マヘは非常に魅力的で計算高く、複数の愛人を巧みに操っていました。

特に重要なのは、彼女の職場の用務員であるサルバドール(通称「サルバ」)との関係でした。サルバはマヘに深く愛情を抱いており、マヘは彼に対して「夫から虐待を受けている」と嘘をつき、同情を誘って殺人を唆したのです。

4. 計画と実行

マヘとサルバの間で、詳細な殺人計画が練られていました。サルバはマヘの指示に基づき、アントニオがガレージにいるところを待ち伏せ、殺害を実行しました。

5. 判決

2019年、マヘには禁錮22年、実行犯のサルバには禁錮17年の判決が下されました。

映画と実話の違いは?徹底比較

本作は驚くほど事実に忠実に作られていますが、映画的な演出も一部含まれています。主要なポイントを比較しました。

項目実際の事件 (2017)映画の描写
マヘの職業看護師看護師 (忠実)
愛人の数4人以上と同時進行主にサルバと広告代理店の男に焦点
殺害の動機夫の存在が邪魔+遺産狙い自身の自由と欲望のため

悪女マヘの人物像とその後

映画のモデルとなったマヘ(Maje)ことマリア・ヘスース・モレノは、「パトライクスの黒い未亡人」と呼ばれました。

実在のマヘ・モレノ

  • 年齢と職業: 事件当時27歳、看護師。
  • 性格: 「陽気で優しく魅力的」だが、裏では「病的な嘘つき」と評される二面性を持つ。
  • 刑務所での妊娠: 逮捕後、マヘは刑務所内で別の受刑者との間に子供を妊娠・出産しました。

彼女は逮捕後も刑務所内で男性受刑者と関係を持ち、妊娠・出産しています。この事実は、彼女がいかに男性を惹きつけ、利用することに長けているかを物語っています。
現在も彼女は服役中ですが、子供が3歳になるまでは刑務所内の母親ユニットで一緒に過ごすことが許可されています。

いごっそう612
映画はかなり史実に忠実に作られています。「事実は小説よりも奇なり」を地で行く事件ですね。

『ヴューダ・ネグラ』作品情報

  • 原題: Viuda Negra(英題: A Widow's Game)
  • 製作年: 2025年
  • 製作国: スペイン
  • 配信: Netflix独占 (2025年5月30日〜)
  • 監督: カルロス・セデス

キャスト

  • マヘ:イバナ・バケロ
  • サルバ:トリスタン・ウヨア
  • エヴァ刑事:カルメン・マチ
  • アントニオ:アレックス・ガデア

予告動画

実話に関するよくある質問 (FAQ)

Q. 犯人のマヘは現在どうしている?
A. 2025年現在もスペインの刑務所に服役中です。刑期は22年のため、出所はまだ先になります。
Q. 刑務所で産んだ子供はどうなった?
A. 刑務所内の「母親ユニット」で一緒に暮らしています。スペインの法律では、子供が3歳になるまでは母親と共に刑務所内で生活することが認められています。
Q. なぜ「黒い未亡人(ヴューダ・ネグラ)」と呼ばれるの?
A. 夫を殺害した後も悲劇のヒロイン(未亡人)を演じ続け、さらにその裏で別の男性たちと関係を持っていた冷酷さが、交尾後にオスを食べる毒蜘蛛「クロゴケグモ(Black Widow)」に例えられたためです。

評価とレビューまとめ

公開直後の現時点での評価は以下の通りです。

サイトスコア評価の傾向
Filmarks3.5 /5.0賛否両論。
「実話のリアルさが良い」と「ひねりがなく退屈」で意見が割れています。
IMDb6.2 /10平均的。
サスペンスとしては楽しめるが、深みが足りないという声も。

「ヴューダ・ネグラ 黒蜘蛛の企み」のようなNetflix映画は興味深い作品が盛りだくさんです。

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