映画『ブリック』ネタバレ解説!Netflixドイツ映画のあらすじ・結末と評価!
Brick Netflix 2025

ある日突然、家が謎の壁で覆われ、外界から完全に遮断されたらどうなるでしょうか? 本日ご紹介するのは、そんな極限状態を描いたNetflix映画『ブリック』です。

2025年7月10日にNetflixで全世界独占配信が開始された本作は、あるアパートが突如、黒い壁に覆われ、閉じ込められた住人たちが生き残りをかけて脱出を試みる姿を描いたドイツ発のSFスリラーです。

ブリック Netflix 2025年映画
Brick Netflix 2025

 

【注意】この先は映画のネタバレを含んでおります。まだ観ていない方は重々気を付けてください。

Netflix映画『ブリック/Brick』作品情報と個人的評価

作品情報

タイトル: ブリック(原題:Brick)』
配信開始日: 2025年7月10日(Netflixにて全世界独占配信)
製作国: ドイツ
ジャンル: ミステリー、SF、スリラー
監督: フィリップ・コッホ(Philip Koch)
脚本: フィリップ・コッホ
Netflix公式サイトはこちらから
ブリック | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

個人的評価

ある日突然壁覆われるというわけわかんねーところが物凄い好みではありましたが、終わってみると…普通だったな‥と思ってしまった映画であります。

壁に覆われた建物に住む住人たちが力を合わせて脱出しようとするのですが、お決まりの展開で自身の妄想に憑りつかれる殺人鬼がいたり、ちょっとおバカな人がいたり、生真面目な老人がいたりと、上手くいきません。

何とか脱出はできるのですが、最後まで脱出できるのは‥僅か2人‥。

さあ、誰が生き残るのか?そんな想像をしながら観ると、案外楽しめる映画です。

僕の個人的評価は…

3.2

いごっそう612

ラストの何故壁に覆われたかの答えのオチがけっこう無理やりすぎて、ちょっと笑ってしまいました。それでもそれなりには楽しめるNetflix映画であります。

Netflix映画『ブリック』あらすじ(ネタバレなし)

ある朝、ティム(マティアス・シュヴァイクホファー)とオリビア(ルビー・O・フィー)の夫婦が目を覚ますと、彼らの住むアパート全体が、継ぎ目のない謎の黒い「壁」によって完全に覆われていた。窓もドアも塞がれ、外界との連絡は一切不可能。電気、水道、インターネットも全て遮断された極限の状況下で、住民たちは生存と脱出のため、互いに協力し、そして疑い合いながら、この異常事態の謎に立ち向かうことになるが…。

Netflix映画『ブリック』予告動画

Netflix映画『ブリック』キャスト

ティム役:マティアス・シュヴァイクホファー(Matthias Schweighöfer)

ドイツを代表する俳優であり、監督としても活躍しています。Netflixでは『アーミー・オブ・ザ・デッド』や『アーミー・オブ・シーブズ』(兼監督)などに出演し、国際的にも人気です。

オリヴィア役:ルビー・O・フィー(Ruby O. Fee)

ドイツの若手女優で、マティアス・シュヴァイクホファーとは『アーミー・オブ・シーブズ』でも共演しています。

その他キャスト

フレデリック・ラウ
サルバー・リー・ウィリアムズ
ムラタン・ムスル
シラ=アナ・ファール
アクセル・ヴェルナー
アレクサンダー・バイヤー
ヨセフ・ベルセク

Netflix映画『ブリック』ネタバレ!

物語は、ドイツのハンブルクに暮らすごく普通のカップル、ティム(マティアス・シュヴァイクホファー)とオリヴィア(ルビー・O・フィー)は流産した子供の事でギクシャクしてしました。

二人は、外で住んでいるマンションのオーナーと出会います。オーナーは改装工事で3か月間迷惑をかけたことを二人に謝罪します。

その時に遠くの方が火事になっていました。黒い黒煙が見えます。

ある日、オリヴィアは人生をやり直すために仕事を辞めて、ティムにも一緒に旅に出ようと誘います。

しかし、ティムは逃げ腰で‥オリヴィアは怒り別れて一人で旅に出ると言い、家を出ようとします。

しかし…驚いたことに、住んでいるアパート全体が、いつの間にか謎の真っ黒なレンガの壁で完全に囲まれてしまっていました。

壁は果てしなく高く、まるで巨大な牢獄のようです。外部とのあらゆる連絡手段は途絶え、電話もインターネットも不通に。さらに、アパートの生命線である電気や水道といったインフラも停止してしまいます。

パニックに陥るティムとオリヴィアは、アパートの他の住民たちもまた同じ状況に置かれていることを知ります。

壁に穴をあけ、隣の住人と合流、さらには下の階下へと穴をあけ、住人たちと合流していきます。

彼らは力を合わせ、この奇妙な壁が一体何なのか、そして誰が、何のためにこのようなことをしたのか、その真相を突き止めようと試みます。

アパートの持ち主である大家が、両腕を切られた状態で死んでいるのを発見し、また壁に銃を放つと跳ねかえって来たりで、犠牲も増え、限られた空間と資源の中で、住民たちの間には疑心暗鬼が広がり、人間関係にも亀裂が生じ始めます。

ティムとオリヴィア、そして閉じ込められた人々は、この絶望的な状況から脱出し、生き残ることができるのでしょうか?

謎の壁の正体と、彼らが直面する極限のサバイバルが描かれるミステリーSFスリラー映画です。

なんか建物からの脱出と近未来のコンピューターのなせる技術という感じで、「CUBE」というホラー映画を思い出してしまいました。

最終的に生き残るのは二人…それは誰なのか?

黒い壁の正体は?衝撃の結末を徹底解説!

この物語最大の謎である黒い壁の正体は、イプシロン社が開発した「極秘の防衛システム」でした。

イプシロン社で深刻な火災が発生した際(映画序盤で描かれている火事)、この防御システムが誤作動を起こし、周囲の建物をすべて覆ってしまったのです。この黒い壁は、あらゆる外部からの攻撃から守るだけでなく、内部からの脱出も極めて困難にします。

壁を開けるには、スマートフォンに特定のアプリをダウンロードし、光を特定の順番と回数で壁に放つ必要があります。この手順を間違えれば、死が待っています。

ティムとオリヴィア夫婦は、力を合わせ、この難解なパズルを見事に解読し、脱出に成功します。

そうです、このデスゲームを生き残ったのは、物語の主人公であるティムとオリヴィアの二人です。他の人々は全員死んでしまいました。

この極限状況を共に乗り越えたことで、ティムは再び活力を取り戻し、二人の関係も元に戻ることができました。

彼らが脱出した後の外のシーンは圧巻です。街中の建物がすべて黒い壁に囲まれており、その光景は想像以上に大規模なものでした。「こんな街全体を覆うような防衛システムに、一体どれほどのコストがかかるのか…」と思わず考えてしまうほどです。

いごっそう612

と‥どうでも良いことを考えてしまいました。

Netflix映画『ブリック』評価・評判まとめ|面白い?つまらない?感想とレビューを徹底解説

2025年7月にNetflixで配信が開始されたドイツ産SFスリラー『ブリック』は、そのユニークな設定から配信直後から話題を集めました。しかし、ネット上では「設定が面白い!」というポジティブな声がある一方で、「期待外れだった…」という厳しい意見も見られ、賛否両論が巻き起こっています。

ここでは、海外の大手レビューサイトの評価や、視聴者のリアルな感想・評判を基に、映画『ブリック』が「面白い」のか「つまらない」のかを徹底的に分析します。

 

主要映画サイトの評価スコア一覧(2025年7月12日現在)

IMDb:5.4 / 10

ユーザー評価は低めで、意見が分かれている様子。

Metacritic:50 / 100

批評家の評価は「賛否両論または平均的」。

Filmarks(日本):3.0 / 5.0

日本の視聴者評価も、まさに「真ん中」。

映画.com(日本):3.0 / 5.0

日本の視聴者評価も、まさに「真ん中」。

 

上記のスコアからもわかるように、『ブリック』は手放しで絶賛される作品というよりは、観る人によって評価が大きく分かれる「問題作」と言えるでしょう。

ポジティブな評価・評判:「面白い」と感じた人の感想

息をのむ「ワンシチュエーション」スリラー
「CUBEやパニック・ルームを彷彿とさせる設定が最高」「閉鎖空間での人間心理の描き方が秀逸」など、隔離された空間で物語が展開する「シチュエーションスリラー」としての面白さを評価する声が多数挙がっています。序盤から中盤にかけての、何が起こるかわからない緊迫感は多くの視聴者を惹きつけました。

主演カップルのリアルな演技
実際にパートナー同士であるマティアス・シュヴァイクホファーとルビー・O・フィーの演技には、「極限状態でのカップルの絆と崩壊がリアル」「二人の演技が物語に深みを与えている」といった称賛の声が寄せられています。

ドイツ映画らしい独特の雰囲気と映像美
ハリウッド映画とは一味違う、スタイリッシュでありながらどこか重苦しい映像や美術を評価する意見も見られます。閉鎖された空間を効果的に使ったカメラワークも見どころの一つです。

ネガティブな評価・評判:「つまらない」と感じた人の感想

壮大な設定に追いつかない脚本
最も多く見られる批判が、「魅力的な設定を活かしきれていない」という点です。「風呂敷を広げた割に、物語の展開は平凡」「登場人物の行動に共感できない」など、脚本の粗さを指摘する声が目立ちます。

拍子抜けする結末(オチ)
多くの視聴者が、この物語の「結末」に満足できなかったようです。「ここまで引っ張っておいて、あのオチは無い」「謎の答えが陳腐でがっかりした」といった辛口なレビューが多く、このエンディングが評価を大きく下げる要因となっています。

キャラクター描写の浅さ
「主人公夫婦以外の住民の影が薄い」「もっとキャラクターを深掘りしてほしかった」など、登場人物に感情移入しきれなかったという意見も散見されました。

結論:『ブリック』はどんな人におすすめ?

以上の評価・評判をまとめると、Netflix映画『ブリック』は次のような方におすすめです。

・『CUBE』『パニック・ルーム』のようなワンシチュエーションスリラーが好きな方

・ドイツ映画特有のダークでスタイリッシュな雰囲気を味わいたい方

・結末の賛否も含めて、友人と語り合える「問題作」を求めている方

一方で、練り込まれた脚本や、全ての伏線をきれいに回収するようなカタルシスを求める方には、少し物足りない作品かもしれません。

あなたの目で、この「壁」の謎を確かめてみてはいかがでしょうか。きっと誰かと語り合いたくなる、記憶に残る一作になるはずです。

 

いごっそう612

「ブリック」のようなNetflix映画は興味深い作品が盛りだくさんです。

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