
過去最高作かも?
伝説の人気SFシリーズをJ・J・エイブラムス監督の手によりリブートした「スター・トレック」新シリーズの第3弾です。
作品情報
原題:STAR TREK BEYOND
洋画:SFアクション
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年10月21日
上映時間:123分
公式サイト
あらすじ
未知の星に不時着した宇宙船救出ミッションに出発したエンタープライズ号。艦長のカーク(クリス・パイン)は、ある決意を胸に秘めてこのミッションに臨んでいた。しかし、目的地への到着直前、無数の飛行物体の急襲を受け、エンタープライズ号は撃破。仲間は散り散りになってしまう。果たして何が起こっているのか?その目的とは?たった1人で見知らぬ土地に投げ出されたカークの限界を超えた戦いの幕が開く!
予告動画
感想とネタバレ
人気SFシリーズをJ・J・エイブラムス監督の手によりリブートした「スター・トレック」新シリーズの第3弾です。
一応、3部作となっていたので最終章となっています。
最終章にふさわしい作品になっているのでしょうか?
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
J・J・エイブラムス⇒ジャスティン・リンへ※ネタバレ
今作では前2作を監督してきたJ・J・エイブラムスが製作に回り、『ワイルド・スピード』シリーズなどの台湾出身のジャスティン・リンがメガホンを取っています。
過去2作を上回る迫力とスピード感!映画館で観るのにまさに最適な映画だと言えよう!4DXの方もかなり評判がいいらしい
宇宙でのバトルシーン等、かなりの大迫力です!スピードが速すぎて目が回ります(笑)『ワイルド・スピード』で学んだ技術をふんだんに、この映画で取り入れていますね。
前回敵役にベネディクト・カンバーバッチを使い大ヒットしたので、今回もマニアな有名俳優を起用しています。今回はイドリス・エルバです。
イケメン俳優の面影なしの怪人となっています。
『ワイルド・スピード』でヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカー演じる主人公たちの友情の物語を演出してきたジャスティン・リンらしく、この映画でも友情の物語を演出しています。
コアな映画ファンには不満足?
ジャスティン・リンは素晴らしい映画を作ったと思います。
でも・・
迫力ある映像や、スピード感!アクション満載のシーン、友情物語!どれをとっても文句なしの作品ですが・・・
ドキドキ感がない
何というか・・どれを取っても先が想像できるのです。やっぱりこうきたか、次はこうなるよね?とか展開の予想ができてしまうのです。
厳しく言ってしまえば、どこかで観た様なシーンの繋ぎ合わせという事です。
映画をあまり観ない人にはそう思えないかも知れませんが、映画を年間多数観る様なコアな映画ファンには理解いただけると思います。
J・J・エイブラムス版には、ドキドキ感があったんですよ、先が読めない様な・・この後どうなっちゃうの!?みたいな・・この映画ではそれがありませんでした。
アントン・イェルチンの遺作
この映画はアントン・イェルチンの遺作でもあります。
同シリーズで航海士のチェコフ役を演じいい味出していました。
彼が主演の[オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主]という映画が好きで続編を期待しておりましたが、残念でたまりません。
J・J・エイブラムスも
「アントン。君は素晴らしくて、優しくて、本当に面白く、最高に才能のある人だった。早すぎる。寂しいよ……」
と自身の製作会社のTwitterで直筆のメッセージを発表しています。
事故死でした。
俳優アントン・イェルチン氏が6月19日早朝、ロサンゼルスの自宅前で自分の車とレンガの門柱との間に挟まれる事故で、死亡した。27歳だった。CNNなどが報じた。
CNNによると、イェルチン氏の降りた自家用車が自宅前の坂道を後退し、ぶつかったとみられる。待ち合わせに現れないのを不審に思った友人が発見した。ワシントン・ポストによると、車はエンジンがかかったままで、ギアがニュートラルに入っていた。
イェルチン氏はロシア生まれでアメリカで活動。劇場版の第11作として2009年に公開された「スター・トレック」や2013年の「スター・トレック イントゥ・ダークネス」にエンタープライズ号の若き航海士、パベル・チェコフ役で出演した。他に「ターミネーター4」などに出演している。
本作のエンドロールにも追悼の意が刻まれています。
本当に惜しい人物を亡くしました。ご冥福をお祈り申し上げます。
続編もスター・トレックシリーズ第4弾が決定
3部作で今作で完結かと思われたのですが、まだまだ続編作る様です。
第4弾も決定しました!
配給・製作会社の米パラマウント・ピクチャーズ、米スカイダンス・プロダクション、米バッド・ロボットが発表したそうです。
「スター・トレック4(仮題)」には、2009年の第1作「スター・トレック」で、クリス・パイン扮するジェームズ・T・カークの父親ジョージ・カークの若き日を演じたクリス・ヘムズワースがカムバック。Wクリスが演じるカーク親子の物語が展開されるという。
キャストはパインほか、ザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ジョン・チョウらの続投が予定されている。
脚本を「スター・トレック BEYOND」のジョン・D・ペインとパトリック・マッケイが執筆し、バッド・ロボットのJ・J・エイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを手がける。監督は現時点では未定。
この映画の評価、おすすめ度は?
面白かったです。ただめっちゃ面白いとまでは言えない・・想像の範疇でした。でも大迫力の映画です。映画館で観たらテンション上がるでしょうね!
ド派手なSFアクションは『ローグワン スターウォーズ·ストーリー』もオススメです。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★★☆(3.9)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.76)
MOVIE WALKER:★★★★☆(3.69)
2016年10月23日時点
おお~高評価!でも4.0台が無いのはやはり期待以上の物では無かったからだろうか?
個人的な私のおすすめ度は?
面白かったです。大迫力でした。ただ映画館での観賞でこの評価なら自宅観賞ならもっと落ちるかも?
4DX向けの作品ですね、あのスピード感はなかなか無いです。是非観るなら劇場へ!
全てにおいて平均以上の優秀な作品です。続編が楽しみですね!