カンヌ国際映画祭を筆頭に各国の映画祭で高い評価を受けた作品です。
北欧の閉ざされた村を舞台に、決して抗えない秘密を抱える少女の恐ろしくも切ない愛の運命を、独特の世界観と映像美で描いたデンマーク発のミステリードラマです!
メガホンを取るのは、ショートフィルムなどに携り、初めて長編作を手掛けるヨナス・アレクサンダー・アーンビーです。
ラース・ミケルセン、ソニア・リクターら出演しています。
作品情報
原題:WHEN ANIMALS DREAM
洋画:ミステリー・ドラマ
製作年:2014年
製作国:デンマーク/フランス
日本公開:2016年4月16日
レンタル開始:2016年10月5日
上映時間:85分
公式サイト
あらすじ
とある村で、父と病気を患う母と共に暮らしているマリー(ソニア・ズー)。勤め先でダニエル(ヤーコブ・オフテブロ)と出会って惹(ひ)かれ合うようになるが、自身の体に異様な変化が起きていることに気付く。異変が進んでいく中で、その原因と母の病気について調べることにしたマリーは、ある秘密にたどり着く。
予告動画
感想とネタバレ
北欧映画は雰囲気がイイよね~(*‘∀‘)
『特捜部Q』とかも人気ミステリーであります。
ということで北欧映画でちと話題になっていた「獣は月夜に夢を見る」を見るに至ったというわけであります。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
静かで暗い北欧ミステリー
これぞ北欧って感じの映画でしたね。「ぼくのエリ200歳の少女」に匹敵する映画というふれこみでしたが・・・
(゚д゚)!全然及ばねーよ!
とバシッと言っておきます。
前半から退屈です。
主人公の身体に現れた謎の湿疹・・など色々ありますが・・
ハッキリ言って退屈です。
85分と短い映画ですが・・120分くらいに感じるのは自分だけではないでしょう(-_-;)
少女の正体は?※ネタバレ
何というか・・この映画は『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間』のオオカミ版だなぁという印象です。
『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間』関連記事↓
主人公である少女マリー(ソニア・ズー)の母親は謎の病を患っていました。その症状からして認知症の末期みたいな感じなんだけど、村人からめちゃ警戒され嫌われています。
実は母親は狼人間だったのです。薬を打たれて廃人のようにされているみたいです。過去に色々とやっちゃたんでしょうね・・
そして、娘であるマリーもその血を受け継いでいたという事です。
そう、この映画はマリーが狼人間になるまでを描いた作品です。
徐々に狼人間になっていく姿は『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間』のサマンサを思い出します。
もちろん途中で恋もしたり肉体関係を結んだりもあります。
そして最後は狼人間になっちゃうのです。
という様な映画なのですが、めっちゃ地味な映画でした。
狼人間もちょっと中途半端な感じで・・・
こんなん想像してましたが、全然違いました。ほぼ人間です。
もっとラストに残虐シーン盛り込んでくれたら良かったのに・・・超怪力で腕をもぐとか?やられる側も銃とかぶっ放すけど全然効かないみたいな・・
そして、皆ぶっ殺されるという風な・・・
書いてて変態みたいだけど、そういう風な印象に残るシーンも無いんスよね、せいぜい母親が死んでいたシーンくらいっすね・・
ただただ暗くて静かな映画を観た85分でした。
この映画の評価、おすすめ度は?
ちょっと個人的には普通かな?っと・・雰囲気は良いですけどね~。上記に書いたように印象に残るようなシーンが少なかったです。
怖い映画をお探しの方は『ホラー映画ランキング』などどうでしょう?
オススメの北欧映画は『真夜中のゆりかご』等がオススメです。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(2.9)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.01)
TSUTAYA:★★★☆☆(2.63)
2016年10月29日時点
レビューを見ると★3の評価が圧倒的に多いですね~。納得です。
個人的な私のおすすめ度は?
(3.0)です!
普通です。本当に普通~(笑)
雰囲気は良いんですけどね、イマイチ盛り上がらない北欧映画でした。