
不死身って死ぬほどめんどくせぇ・・
木村拓哉と三池崇史監督がタッグを組み、沙村広明原作の人気時代劇コミックを実写映画化したアクション時代劇!
作品情報
原題:無限の住人
邦画:時代劇・アクション
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年4月29日
上映時間:141分
公式サイト
あらすじ
100人斬りの異名を持つ万次(木村拓哉)は、わなによって妹を失い、謎の老人に永遠の命を与えられる。死ぬことのできない無限の体となった今、斬られた傷は自然に治るが、剣術の腕は落ちていた。ある日、孤独な万次の前にあだ討ちを頼みたいという少女・浅野凛(杉咲花)が現れる。彼女の願いを聞き入れた万次は、凛と共に剣客集団・逸刀流の首領である天津影久(福士蒼汰)の命を狙う。
予告動画
映画『無限の住人』キャスト
万次:木村拓哉
主人公である隻眼の剣士。元は旗本・堀井重信の腰物同心だったが、堀井の不正を見かねて斬殺したためにお尋ね者となった。その際に追っ手100人を斬ったことから「百人斬り」の異称で呼ばれるようになる。その後、八百比丘尼によって血仙蟲を身体に移植され、不死の肉体を持つに至った。着物の中に多数の武器を隠し持っており、しばしば気に入った敵の武器を自分のものにする。
原作のキャラはこんな感じです。
浅野凛:杉咲花
本作のヒロインで、無天一流統主・浅野虎厳の一人娘。万次と出会った時点の年齢は16歳。劇中の2年前に、天津影久率いる逸刀流に両親を殺害され、仇討ちを誓う。
原作のキャラはこんな感じです。
天津影久:福士蒼汰
逸刀流2代目統主。22歳。色白で線の細い優男だが、祖父・天津三郎から幼少の頃より鍛錬を受け、天才的な剣の腕を持つ。刃が湾曲した重量級の斧、頭椎(かぶつち)を操る。祖父の遺志を継いであらゆる流派の垣を取り除くことを目指し、その手始めとして無天一流の道場を襲撃し、門下生全員と凜の父親である統主・浅野虎厳を殺害した。
原作のキャラはこんな感じです。
乙橘槇絵:戸田恵梨香
天津影久が「揺籃の師」と仰ぐ人物で、彼のはとこに当たる女性。元の姓は春川。10歳のとき、無天一流の次期統主と目されていた兄を剣術で破ってしまい、自害に追い込んだことで母親と共に春川家から絶縁された。その後、遊女に身をやつしていたところを天津に身請けされた。ヌンチャクと長刀を組み合わせたような独特の武器・春翁(はるのおきな)と、驚異的な身体能力で相手を圧倒する。
原作のキャラはこんな感じです。
凶戴斗:満島真之介
天津が統主となったころからの古参で、逆立てた髪と口元を覆う覆面が特徴の青年剣士。
原作のキャラはこんな感じです。
尸良:市原隼人
太陽柄の着物を着た剣士。長浜出身。16歳から金銭と引き換えに人を殺して生活していた。相手の四肢を切断して無抵抗状態にしてからの弄り殺しを好み、女を犯しながら刺殺するという手口で性的快楽を得るなど、残虐非道な性格である。
原作のキャラはこんな感じです。
閑馬永空:市川海老蔵
逸刀流の刺客。虚無僧のような出で立ちをしており、外見は中年男性だが自分を「ワシ」と呼ぶなど老人のような話し方をする。実は万次と同じく血仙蟲により不死の肉体を持ち、既に200年の歳月を生きている。
原作のキャラはこんな感じです。
伊羽研水:山崎努
加賀藩主・前田家の剣術指南役であった伊羽軒秋(いばね けんしゅう)により開かれた新興流派の2代目師範。逸刀流の考えに共感し、師・軒秋の忘れ形見でもある自身の養女・密花を天津が娶ることを条件に、心形唐流を逸刀流の傘下に組み入れることを提案する。
原作のキャラはこんな感じです。
吐鉤群:田中泯
幕府の新番頭。柄に竜の紋様が刻まれた太刀・鴉鷺(あろ)を持つ居合の達人で、純粋な剣の腕では作中最強の一人。天津に、逸刀流を幕府の剣術指南役とする話を持ちかけるが、その裏で無骸流を使って逸刀流剣士の暗殺工作を進めていた。
原作のキャラはこんな感じです。
黒衣鯖人:北村一輝
天津影久を幼少の頃から知る、鎧兜を身に纏った巨漢剣士。無天一流襲撃に参加し、凛の両親を殺害した。「女性への究極の愛情表現は死」と考える猟奇的感性の持ち主で、殺した自身の妻と凜の母親の首を剥製にして肩に縫い付けていた。
原作のキャラはこんな感じです。
百琳:栗山千明 偽一:北代高士
百琳(ひゃくりん)
金髪・高下駄で姉御肌の美女。「にゃはは」と特徴的な笑い方をする。腕に装着した折りたたみ式のボウガンのような武器・群踏(ぶらふま)で戦う。
原作のキャラはこんな感じです。
偽一(ぎいち)
スキンヘッドに黒い丸眼鏡をかけた男。元は船大工であり、病に侵された息子の薬代のため盗みを働き、死罪人となった後、無骸流の一員となった。手錠のような独特の形状の鎖鎌・錦連 三途ノ守(かねつち みとのかみ)を使い、60人もの逸刀流剣士を殺害した。
原作のキャラはこんな感じです。
八百比丘尼:山本陽子
万次を不死にした謎の老婆。自身も不死の体を持ち、作中にて既に800年の歳月を生きている。両親の墓前で仇討ちを誓っていた凜に万次を紹介し、用心棒にするよう促した。
アニメだけど原作のキャラはこんな感じです。
この様な豪華キャストで楽しましてくれます。
感想とネタバレ
なんでしょうね?木村拓哉と聞いただけで観る意欲が無くなるのですが、あえて皆が選ばない様な作品をチョイスして観に行ってみました。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
ど派手なアクション時代劇
アクションは文句なしに合格点だと思います。
殺陣が凄いです。さすが三池崇史監督と思わせる出来栄えで凄いです!同じコミックの映画化でも『テラフォーマーズ』とかかなり酷かったけど、この作品はかなりいい出来の方じゃないでしょうか?
冒頭の100人切りのシーンや、ラストの公儀との戦いのシーン等多対1の戦いは素晴らしい出来栄えだと思いました。
Σ(゚Д゚)何人切ってんだよ!
とツッコミたくなるくらい切ります!物凄いど派手です!
他にも、逸刀流のキャラとの一対一の戦いも面白いですし、次々とテンポよく色々なキャラクターが出て来て戦うので飽きることは余り無かったです。
原作ファンじゃないと楽しめない?
この映画は原作のファンじゃないと楽しめないかも知れません。
序盤は原作に忠実に逸刀流のキャラを出してくるんですけど・・ちょっと端折りすぎ?
味のあるキャラを出したかったのでしょうが、かなり端折っています。1人1人でも十分濃いキャラクターたちです。そいつらが出てくることで原作ファンは楽しめますが・・
原作ファンは楽しめるでしょうが原作を知らない人には序盤は厳しいかもしれません・・
キムタクの演技はどうだった?
肝心の木村拓哉の演技ですが・・
万次のキャラ自体がいつものキムタクのキャラに近いものがありますので、今回はそれなりに違和感なく観ることができました。
いつもの演技っちゃー演技だけど、それなりに我慢できる感じです。めっちゃ良いとはいかないけど違和感なくは観ることができると思います。
原作ファンもこれならブチ切れなくて良さそうですね、原作ファンも木村拓哉の演技を許すと思います。
杉咲花の演技は?
もともと演技力に定評がある杉咲花ちゃんですが、今作はちょっと肩に力入り過ぎた感じがします。
『トイレのピエタ』とかで見た演技は自然な感じでしたが・・
今作は悪くはないものの、ちょっと力入り過ぎていた感じがありました。ちょっとウザいなこのキャラと思った人も多いのではないでしょうか?
でも、今回初めて可愛いと思いました。
2017年は杉咲花ちゃんの年になりそうな気がします。
無限の住人での杉咲花ちゃんのキャラクターを是非観て欲しいですね。
大コケか?
現在のところ評価も芳しくなく、『美女と野獣』、『帝一の國』、『ワイルド・スピード』の後塵を拝している様です。この3つは各レビューサイトでも★4を超える評価・・・対する無限の住人は★3が関の山・・
時間が経つとともに、この傾向は強まるでしょう。大コケの可能性は高いと思います。
この映画の評価、おすすめ度は?
ぶっちゃけ『帝一の國』観に行くべきだったかな?悪くは無いんですけど良くも無い・・普通の映画だと思いました。
心に響くもんが無いんですよね~原作を上手く描いているとは思いますが、そんなに面白味は無い・・・
映画館まで行って観る様な映画ではないかな・・と思います。
ここ最近の邦画でオススメは『怒り』が良かったですね。映画館で観るべきでした。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(3.2)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.26)
Filmarks:★★★☆☆(3.4)
2017年4月29日時点
(-ω-;)ウーンやっぱこれぐらいの評価か・・
個人的な私のおすすめ度は?
(3.2)です!
普通でしたね・・全然期待しないで行ってこれぐらいの評価だから期待してたら大事でしたね(笑)
俳優陣はそれなりに悪くは無いものの、良くも無かったですね。豪華なんですけどね・・
続編は無いだろうなあと確信できる映画です。