
彼の小さな疑問は大きな奇跡を生む!
日本でもロングランヒットを記録したインド映画「きっと、うまくいく」のラージクマール・ヒラーニ監督と、インド映画界のスターであるアーミル・カーンの再タッグ作となるヒューマンコメディー!
作品情報
原題:PK
洋画:ヒューマン・コメディ
製作年:2014年
製作国:インド
日本公開:2016年10月29日
レンタル開始日:2017年4月4日
上映時間:153分
公式サイト
あらすじ
留学先のベルギーで恋に破れ、祖国インドのテレビ局に勤務するジャグー(アヌシュカ・シャルマ)は、ある日黄色いヘルメットをかぶって大きなラジカセを持ち、さまざまな宗教の飾りを身に着け、チラシを配布する男(アーミル・カーン)と出会う。PKというその男は神様を探しているらしく、興味を持ったジャグーは彼を取材する。しかし、PKが語る話は途方もない内容で……。
予告動画
感想とネタバレ
映画マニアもこぞって絶賛!世界的に評価が高い映画です。『きっと、うまくいく』という同じくインド映画でいい映画があったんですけど
http://tapia.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-19.html
その映画の監督&主演が再タッグを組んで作った映画です。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
実はSF映画です!
実はこの映画SF要素があるのです。
いろいろ突っ込みどころはあるものの、この宇宙人という設定が良かったと思います。この映画の扱う問題が、なかなか扱いにくいコアな問題ですからね。
その問題をコメディカルに取り上げていくには、この設定は見事だったのでは無いだろうか?
何も知らない無垢な宇宙人が抱く疑問・・そういうスタイルで進んでいきます。
監督のラージクマール・ヒラーニは、かなり頭が良いなと感じましたね。
恋愛映画でもあります。
そしてSFだけじゃない、この映画は恋愛映画でもあります。序盤はこの映画のヒロインとなるジャグー(アヌシュカ・シャルマ)の恋バナです。
その恋バナもそれなりに面白いです。ジャグーは失恋してしまうのですが・・その序盤に仕込んだ失恋という種が後半に芽吹きます!
その仕込みに
と後々思い返させる、何でもない様なシーンなのですが!そのシーンは謎が解けたときの様な爽快感があります。
そして、ラストシーンはちょっと涙が出ちゃうかも知れないですね。
宗教批判映画でもあります。※ネタバレ
そしてこの映画で取り上げた誰もが触れたがらない題材は・・
宗教問題です!!
しかもインドでですよ!インドと言ったら、ヒンドゥ教や仏教、イスラム教などなどたくさんの宗教があって、彼らの生活の一部に必ず宗教があるくらい重い国ですよ!
これはマジでヤバいΣ(゚Д゚)
誰もが思う宗教のツッコミどころ、そこを直球で批判していますからね。凄いです。
誰もが言えない思っている事・・だからこそ、この映画は評価されるべきでしょう。
しかも、日本とは比べものにならないくらい生活における宗教の比重が重いインドで映画作ったんですからね。
だからこそ、SFとコメディでやったんでしょうね。その描き方以外なかったと思います。
やはり・・監督のラージクマール・ヒラーニは、かなりのキレものです!
この映画の評価、おすすめ度は?
なかなかいい映画です。153分と長尺です・・ちょっと疲れますが、しっかりと監督の伝えたい事を描くなら、これくらいの時間はかかってしまうでしょう。
でも飽きることも無く、しっかりと観ることができました。良い映画です。
この映画くらい満足度が高かった作品は、最近では洋画では「ラ・ラ・ランド」
邦画では「怒り」があります。
どちらもジャンルは違うも良い作品です。
さらにインド映画では【バーフバリ 伝説誕生】という映画もあります。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★★☆(4.1)
Yahoo!JAPAN映画:★★★★☆(4.16)
Filmarks:★★★★☆(4.2)
2017年5月03日時
おお~やはり評価が高い!(*‘∀‘)
個人的な私のおすすめ度は?
3.9かなと思いましたが、宗教問題にズバッと言ってるのは素晴らしいですよね!やはり4.0は越えた映画かな?と思いました。
この映画は一度は観てもらいたい映画ですね!文句なしの
オススメ映画です!