
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
灼熱の太陽が家族を狂わせる!
絶対的な悪意で人を支配する男に操られ、狂気に陥っていく一家の運命を描いたサスペンス・スリラー!
作品情報
原題:The Lost Brother
洋画:サスペンス・スリラー
製作年:2017年
製作国: アルゼンチン・ウルグアイ・スペイン・フランス合作
上映時間:113分
日本公開:2017年3月26日
レンタル開始:2017年7月5日
あらすじ
ブエノスアイレスで仕事も目的もなく怠惰な日々を過ごしていたハビエル(ダニエル・エンドレール)。ある日、疎遠になっていた母と弟が、母の内縁の夫モリナに銃殺されたと聞いた彼は、北部の田舎町へ向かう。そこには、モリナの代理人ドゥアルテ(レオナルド・スバラーリャ)と、腹違いのもうひとりの弟ダニエルが待っていた。モリナは母たちを殺した後、自殺していた。ハビエルは、勝手知らぬ町でドゥアルテたちの助けを借りることになる。彼らは誘拐ビジネスに手を染める悪党で、ハビエルもその仕事に加担するが、やがてそれは予期せぬ事態を引き寄せるのだった……。
予告動画
感想とネタバレ
疎遠になっていた母親と弟が、母親の内縁の夫モリナに銃殺されたと聞き、ブエノスアイレスから北部の田舎町へと向かう・・・
なんだが・・ダークな匂いが・・
日本に住んでると言うことは幸せなんだろうなあ~と感じる映画でもあります。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
親切な男にご用心※ネタバレ
冒頭から訪れる衝撃シーンにマジビビります(゚д゚)!
疎遠になっていた母親と弟が、母親の内縁の夫モリナに銃殺されたと聞き駆け付けた主人公を待っていたのは・・顔のない衝撃的な死体・・さすがアルゼンチン・・
拳銃で顔面をぶっ放されているんですよ・・あまりのグロさに失神しそうになります。
見るからにボケーとしてダメそうな主人公なんですよね・・この人が来た目的は・・
保険金目的です!
モリナの代理人ドゥアルテ(レオナルド・スバラーリャ)ってやつに呼ばれたんですよね。
このドゥアルテがしょっぱなから怪しすぎるんですよね~💦
保険金があるよと親切に呼んだわけでなく、自分がその金を手にしたかっただけ・・
金を手に入れるために主人公ハビエル(ダニエル・エンドレール)が必要なだけだっただけ・・・
さらに!主人公の腹違いのもうひとりの弟ダニエルと共に、誘拐ビジネスもやっちゃってるという怖い人なのです。
ハビエルは、知らない街でドゥアルテたちの助けを借りることになり・・悪事に巻き込まれていくのです。
この親切そうな悪人ドゥアルテを演じたレオナルド・スバラーリャは『人生スイッチ』って映画にも出てるんですよね。
『人生スイッチ』はかなり凄い映画なので、観てみてください。
血のつながりよりお金が大事
この映画を観ればアルゼンチンって怖え~ってなっちゃうんですけど・・
特に思うのが、誘拐をビジネスとしてるのが・・けっこう普通というのが怖いっすね💦
アルゼンチンで一家が誘拐ビジネスやってた『エル・クラン』って映画もありましたしね~。
そんな怖い国に住んでいるからか?この映画に出てくる人物は・・
お金が大好き!
いや、そうなんですけど・・この映画に出ている人は・・
家族の血のつながりよりお金が大事なんですよね。
というより家族関係が物凄い希薄な気がします。観てて違和感を感じますね~。
死んだ弟の荷物を速攻売ったり、親の遺灰をトイレに捨ててそこに金を隠したり・・
と言う感じです。それも主人公はブラジルに行きたいからお金が欲しいという・・
日本人から見てブラジルも十分治安が悪そうだけど、アルゼンチン人からしたら良いところなんですかね?
お金のためには何でもやるなあ~と言うイメージをこの映画からは受けますね。
そう思うのも裕福な日本人だからこそ・・そう思うんでしょうね・・
この映画の評価、おすすめ度は?
なんでしょうね、良い映画とは言い難いんですけど・・けっこう面白かったと言えば面白くもないけど・・何か観てしまう映画でした。けっこう雰囲気は好きです。
同じく誘拐ビジネス映画【エル・クラン】も実話ベースの映画でおススメです。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★☆☆☆(1.6)
Yahoo!JAPAN映画:★★★★☆(3.73)
Filmarks:★★★☆☆(3.2)
2017年7月25日時点
((+_+))うーん、賛否両論でもありますね。好き嫌いが分かれそうな映画ではありますね。
個人的な私のおすすめ度は?
(3.4)です!
ラストにもう一捻りあれば、そこそこの作品になったような気がしますね。序盤に何とも言えない不気味雰囲気はけっこう良かったです。
しかし・・アルゼンチン・・怖いところだな~。
アルゼンチンには旅行に行こうと思わない映画です。