本日は、映画「クワイエット・プレイス」をネタバレと感想含めて紹介します。
この映画は、全米で大ヒットを飛ばしたホラー映画で、姿の見えない“何か”から身を潜め、物音を立てないように必死に生きのびようとする家族を描いたスリラー・ホラーです。
キャストは、エミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキーの夫婦が夢の競演、さらに監督・脚本をジョン・クラシンスキーが務めています。ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプなどがわきを固めます。
2018年№1ホラーと言われる作品、ホラー好きの管理人にはたまらない映画ですね。
この映画を5段階で点数を付けると
(4.0)です。
クワイエット・プレイス:作品情報
原題:A QUIET PLACE
洋画:ホラー
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年9月28日
上映時間:90分
映画『クワイエット・プレイス』公式サイト
あらすじ
音に反応して襲撃してくる何かによって、人類は滅亡の危機にさらされていた。リー(ジョン・クラシンスキー)とエヴリン(エミリー・ブラント)の夫婦は、聴覚障害の娘ら3人の子供と決して音を立てないというルールを固く守ることで生き延びていた。手話を用い、裸足で歩くなどして、静寂を保ちながら暮らしていたが、エヴリンの胎内には新しい命が宿っていた。
予告動画
クワイエット・プレイス:感想とネタバレ
廃墟となったスーパーマーケットで、音を立てず静かに物色する家族…
そんなオープニングから始まります。
とにかく静かな映画です。
それもそのはず、会話は全て手話!できるだけ音をたてない様に生きているのです。
それは何故なのか?
…
…
音をたてたら殺されちゃうからですよ!
ちょっと意味が分かりにくかったと思うので、映画序盤のシーンで解説しましょう。
音をたてずに物色する家族、末っ子次男は、おもちゃのスペースシャトルを欲しがります。
しかし、電池を入れたらヤバいんです。
ピロロ~と音が鳴っちゃうんです。
お父さんに、電池を抜かれるんですけど、こっそりポケットにしまうんです。
スーパーマーケットからの帰り道、もちろん静かに歩きます。
靴も履かず裸足で、白い砂の様な物を撒いたところを歩いて行きます。
シーンとしていたんですが、急にピロロ~と音が鳴ります。
そうなんですよね、末っ子が電池入れてスペースシャトルで遊んじゃったんです。
ヤバい!
ダッシュで末っ子の元へ向かうお父ちゃん(ジョン・クラシンスキー)、森の中には高速で動く怪物が末っ子の元に向かっています。
あと一歩で、末っ子に追いつくと思った瞬間、その怪物に末っ子は襲われ‥
即死です。
衝撃的なオープニングシーンでしたね。
このシーンによって誰もが、音を出してはいけないという事を理解したと思います。
原題の『A Quiet Place』の意味は‥静かな場所
その原題がピタリとハマる映画でしたね。
怪物の正体は最恐オヤジが宇宙生命体でヴェノムになった
失明したことによって、超人的な聴覚を持った最恐オヤジが暴れまくる映画を知っていますか?
「ドント・ブリーズ」って映画なんですけど
関連【ドント・ブリーズ】息もできない?映画マニアが認めた怪作!続編決定!
クワイエット・プレイスに出てくる怪物は、その最恐オヤジが宇宙生命体でヴェノムみたいなヤツになったって感じです。
目がまったく見えないんですけど、耳が異常に良い、そして鉄を切り裂く力に、鋼の皮膚、恐るべきスピードに、超凶暴、そんな要素を兼ねそろえた最恐クリーチャーなんです。
怪物はどこから来たのか?その正体は…?
まだ完全に解明はされてないのですが、映画のあるシーンで少し明らかになります。
この映画の時代設定は、2020年です。
現れた怪物の壮絶な戦いによって、人類の大半が死滅した近未来が舞台となっています。
荒廃した街を歩いているとき、所々に新聞紙が飛んでいます。
その道端の新聞紙に乗ってるんですが、ブラジルに隕石が落ちたのです。
どうやら、それが原因で怪物たちは地球に現れた様です。
その姿はこんな感じ
かなり強烈なクリーチャーです。
襲うときは顔が寄生獣みたいに開くんですよ!
マジで怖いです。
家族の物語
単なるホラーで無いところが、この映画の良い所です。
この映画家族の物語でもあるんですよね!
何としても生き抜こうとする家族ですが、心に傷を負っています。
序盤で死んだ末っ子の事を、気に病んでいるのです。
それにより、長女と父親の関係にヒビが入りそうにもなります。
父親役の、ジョン・クラシンスキーの演技が、本当に素晴らしいんです。
この映画で一番のシーンは彼が演出したシーン!
その娘に手話でメッセージを伝えるラストシーンは、思わず泣いてしまいました。
そして、ちょっと驚いたのが…
こんな世紀末にあって、リー(ジョン・クラシンスキー)とエヴリン(エミリー・ブラント)の夫婦は、また子供を妊娠している事!
いやいやいや、どうやってヤったんスか!?
全く音をたてずに、声を出さずに?
そして、赤ちゃんは泣くもの…
これは目を覆う凄惨なシーンが訪れるのでは…
と思ったんですけど、なるほど!色々考えてたんですね~。
監督デビューを飾ったジョン・クラシンスキーは、本当に上手い演出をしましたよね~。
音を全く出さないことで、緊張感を生み。
家族以外に出演者をほぼ出さない事で、より家族の絆を印象付けた。
良い映画を作りました。次回作にも注目したいですね。
映画館で観るべき映画その理由
この映画は絶対映画館で観た方が良いと思います!
何故なら…
映画館って静かですよね?
静かな場所で観ることで、音を出さずに生きている緊張感をこちらも感じられるからです。
まるで、その場所にいつかの様な‥息をのむと言う様な
そんな感じで映画を観ることができます。
「クワイエット・プレイス」続編決定
ラストに、もう一歩欲しかったって人も多いんじゃないでしょうか?
ちょっと中途半端ですよね、クリーチャーの弱点が分かりこれから逆襲!ってところでENDです。
もしかして、続編が…
と期待したファンも多いんじゃないでしょうか?
そうです!
続編はあります!
「クワイエット・プレイス」の続編は、2020年5月15日に全米公開されることが決定しています!
米ハリウッド・レポーターによれば、今回監督を務めたクラシンスキーは現在、続編の脚本を執筆しているそうです。
しかし、続編で再びメガホンをとるのか、別の監督が引き継ぐのかはまだ明らかになっていません。
かなり出来が良かったので続投を期待したいですね!
この映画の評価、評判は?
個人的に良作だと思いましたが、この映画の評判はどうなっているのでしょう?
ちょっと調べてみました。
国内各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com(3.3)
Yahoo!JAPAN映画(3.17)
Filmarks(3.5)
2018年9月30日時点
国内の評価は予想より低いですね~。
レビューを調べてみると国内はどちらかと言えば、ガッカリした人が多いみたい…
どうも、期待しすぎが原因ですね。
悪いレビューを紹介しましょう。
アメリカではitよりヒットしたらしいですが、断然itの方が面白かった笑
突っ込みどころ満載すぎて、あげだしたらきりがない!
確かに‥クリーチャーは軍隊で倒せそうな感じがしましたね。
色々とツッコミどころも多かった様に思います。
良いレビューも見てみましょう。
最初から最後までずっと緊張しぱなし始まる前からドキドキしてました。
ドッカンドッカン椅子から飛び上がりそうになるのはよくあるが、これはその中でも一番飛び上がったかもしれない。
とにかくビックリさせる演出というかタイミングが上手すぎる。
音響関係がいいところでの鑑賞をオススメ
中盤までほぼセリフがなく劇場も緊張高くいつも以上に静まり返った環境で見れて良かった。
僕はこの意見に共感できますね、期待もしつつ‥不安もありつつで観ましたが、十分満足できました。
グロ系ホラーが好きな人はちょっと期待外れになっちゃうかな?
グロは控えめです。
ちなみにグロ系好きな方には、こちらをオススメします。
グロ系映画参照fa-arrow-right【グリーン・インフェルノ】閲覧注意!食人族の超グロ系ホラーΣ(゚д゚lll)
海外の評価を観てみましょう。
海外各映画サイトの評価はこんな感じ
海外はけっこう高評価ですね。
批評家も絶賛してますし、世界興行収入はまだまだ上がりそう~!
個人的には『IT』ほどでは無いですが、良質のホラー映画だったと思います。
グロ控えめでハードルも低いので、ホラー苦手な方も観てみて下さい
映倫区分もGなので、子供連れても行けますよ~。
親子ドラマでもあるので、楽しんで下さい。
ホラー好きは『ホラーランキング』もよろしくお願いします。
参考fa-arrow-circle-right【2018年更新】死の恐怖を感じる‥怖いホラー映画おすすめランキング!
最後までお読み頂きありがとうございます。
映画『クワイエット・プレイス』の紹介でした。