
ザ・タンク:作品情報
原題 | The Tank |
洋画 | スリラー |
製作年 | 2017年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
日本公開 | 2018年1月9日 |
レンタル開始 | 2018年6月6日 |
上映時間 | 85分 |
オススメ度 | (2.5) |
映画情報「未体験ゾーンの映画たち2018」で公開になった作品,火星探査シュミレーション訓練のため,南極のタンク内に密閉された宇宙飛行士6人が、予想外の恐怖に襲われる様子を描いたシチュエーションスリラー映画。 「パラノーマル・アクティビティ」制作スタッフが製作に携わっています。 | |
あらすじ
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予告編 | |
キャスト監督:ケリー・マディソン |
ザ・タンク:ネタバレ
ハッキリ言って期待外れの映画でした…
宇宙での任務の為に、宇宙船をシュミレーションした密室で実験をする…
こういう系の密室・実験というスリラー映画は星の数ほどあります。
期待するのは、今まで観た事の無いような恐ろしい展開…
しかしですね…この映画
全然怖くもなんともない‥ありがちなストーリーなんです!
もうね、期待外れも良いところ‥大外れですよ。
なんでこんな映画を今どき作ったんだろう?
事件は、南極にある密閉された“ICE-SAT5”というタンク施設で起こります。
その施設では、宇宙ミッションのためのシュミレーション訓練を行われているのです。
ネタバレ
- 元空軍パイロットのウィル・サックス(ジャック・デヴェンポート)
- 地質学者ジュリア・マイヤーズ(マルグリット・モロー)
- 社会学&人類学者トム・ジェイソン(クリストファー・レッドマン)
- 臨床医ルーク・ミレンズ(エリック・キング)
- 医学博士ネリー・ルーガン(アンナ・リース・フィリップス)
- 元海兵隊員デーン・ハンカード(ブラッド・ウィリアム・ヘンケ)
の6人です。
密封された空間で471日間テストを続ける6人は…徐々に現実と訓練の境界線が見えなくなってくるのです。
まあ~その狂い方がイマイチ…
チョコレートが無くなったり、ポーカーの賭け事で揉めたりと、ホンマにしょうもない事ばっかりなんですよ。
合間に実験で酸素供給止めたりとかもあるんですけど、イマイチ緊迫感が無いんですね。
だいたい出てくる人物が、宇宙空間に行けるような雰囲気が全くない‥
鍛えられた雰囲気が無いんです💧
そして、そんなにめっちゃストレスかかっている様には感じなかったんですが、臨床医ルーク・ミレンズが狂って行くんです。
手製の銃を持ち出し、暴発!
その弾がジュリアに当たり大怪我!
どさくさに紛れてトム・ジェイソンがゲイであり、デーンを覗き見していた事が発覚し、逃げた挙句、発作を起こして死亡‥
「お前のせいだ!」と責められ、ルークは自殺…
さらに嵐でタンクが横転!
ジュリアとネリーが死亡!
タンクの電源は切れ
生きのこったデーンは足が敗血症になり、隊長であるウィル・サックスが切断!
でも結局死んでしまう‥
生き残ったウィルは、死んだ娘の幻覚を見る。
死を覚悟するが、娘の励ましに目を覚ます。
天井が開き、救助が来る感じでエンディングです。
いやいやいや~、NASAの実験だというのに‥
あまりにもお粗末すぎでしょう💧
途中、裁判の様な物で、タンク実験の責任者が取り調べられている映像など映ります。
そこもまた中途半端で途中で終わるんですね。
だいたい、この実験を極限までやる意味が分からない!
実話映画?
一応この映画は、実話を基にして作られているという事になっています。
しかしですね、こういうNASAの実験は数多くあります。
そりゃ、この映画の様な事故に近い事もあったかも知れませんよ。
でも、公式に発表されてませんし、こういう実験の事故があったという事実は無いですね。
だから、この映画は実話では無いです。
モチーフになった元ネタはと考えたら…
参考fa-arrow-circle-right火星に模擬居住する1年間の実験終え「帰還」。彼らの精神状態はどうなった?
とかの実験でしょうね。
もちろん、この映画の様な事故は起って無いです。
まとめ
あまりオススメできる映画では無かったですね。
85分が長く感じました💧
この作品は「未体験ゾーンの映画たち2018」で公開となった映画なのですが…
「未体験ゾーンの映画たち2018」はハズレも多いです(笑)
しかし、観てみたくなるような題材の、マニア向け映画も多いです。
今回ご紹介した「ザ・タンクは」イマイチでしたが、探せばいい作品もありますよ。