
Netflixによって2019年06月28日に配信されたオリジナル映画「シャフト」‥サミュエル・L・ジャクソン主演という事で早速観てみたのですが、まさかのあの映画の続編でした。
という訳で、本日はNetflixオリジナル映画
「シャフト」を紹介します。

「シャフト」は、Netflixオリジナル映画として、2019年06月28日に配信されたアクション・コメディ作品。
監督はティム・ストーリー、主演は「アベンジャーズ」シリーズでニック・フューリーを演じているサミュエル・L・ジャクソン、「インデペンデンス・デイ リサージェンス」などに出演しているジェシー・アッシャー。
原作は、アーネスト・タイディマンが1970年に発表した小説『Shaft』。
映画の題名である「シャフト」は、主演であるサミュエル・L・ジャクソンの名前です。
あらすじ
無頼漢な探偵ジョン・シャフトの前に突然現れたのは、長年疎遠だった息子。力を貸して欲しいという彼は、自分とは似ても似つかない生真面目な男に育ったようで…。
予告編
サミュエル・L・ジャクソン主演 シャフト(2000年)の続編映画
サミュエル・L・ジャクソン主演ということで、観てみたのだが‥観て驚いた。
2000年に公開された私立探偵シャフトの活躍を描く「シャフト」の続編映画だったのです。

2000年に公開された前作「シャフト」は、ニューヨーク市警察の刑事ジョン・シャフトが、黒人を殺した大金持ちの息子で、黒人差別主義者のウォルター・ウェイド・Jrを逮捕するために、マフィアや汚職警官と戦いながら、事件を目撃した証人を探して行くストーリー。
ラストは衝撃的で、証人を見つけようやくウォルター・ウェイド・Jrを牢屋に入れられる事になったと思った裁判の日‥被害者の黒人男性の母親がウォルター・ウェイド・Jrを銃で殺してしまうのです。
ちなみに、金持ちのボンボンで超嫌な奴であるウォルター・ウェイド・Jrを演じたのは、名優クリスチャン・ベール!

そして事件の後は、警察を辞め探偵社を立ち上げ、悪を裁いて行くだろうと思われるシャフト(サミュエル・L・ジャクソン)の姿でエンドロールでした。
その時に‥

と思って、その予感は今回の続編で的中したものの、まさかの19年もの月日が経っての続編とは…しかもNetflixオリジナル映画としてですから驚きましたね~。
米国公開も大コケ‥
「シャフト」がNetflix作品となったのは、Netflixが製作費3000万ドルの半分以上を負担するという条件で、米国外で本作を配信する権利を獲得したそうです。
しかし、米国では2019年6月14日に公開になるも、19年もの月日が経っていたせいか‥それほど話題とならず、公開初週末に890万ドル(前作2171万ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場6位となりました。
予想は、公開初週末に1400万ドル前後を稼ぐと思われていただけに‥大コケですよね💦

シャフト 海外の評判
辛口海外映画サイトのRotten Tomatoesでの、批評家の見解の要約は
「原作小説の出版から数十年が経過したこともあって、三世代に及ぶ『シャフト』の物語は登場人物たちの面白さを維持したり、時代遅れの感を払拭したりするのに悪戦苦闘している。」
となっています。

海外映画サイトIMDbではこうなっています。

10点満点中、6.4点という点数です。

確かにちょっと古い感じと、続編としては時間が経ちすぎって気はします。
でも、父と子の物語でありながら、刑事バディ物でもあり、笑って楽しめるアクション・コメディで、個人的には楽しめました。
めっちゃ面白い~とは行かないのですが、飽きずに(* ̄▽ ̄)フフフッ♪って感じで観れる映画でしたね。
前作の雰囲気に、ちょっとコメディ足した感じです。あの事件の後、探偵社を立ち上げたシャフトがどうなったのかも、ダイジェストですが描かれます。
初代シャフト、お爺ちゃん(リチャード・ラウンドトゥリー)も登場で、息子と合わせて親子3代のシャフト一家の大暴れも観れますよ~。

Netflixオリジナル「シャフト」のシリーズ化に期待!
Netflixは、Disney+対策としてオリジナル作品を強化しています。良い作品もあるのですが、フィリピンなど映画後進国の映画も多く、ちょっと迷走している部分もあります。
オリジナル作品強化は正しい選択ですが、強化すべきはドラマ作品とシリーズ映画だと、僕は考えています。
「ストレンジャー・シングス」などドラマ作品は人気作品が多くなってきていますが、映画は人気シリーズ作品はありません。
「シャフト」は、その映画シリーズの人気作品となる要素十分…。
