
黒人刑事が
白人至上主義団体
「KKK(クー・クラックス・クラン)」
に潜入捜査した
実話を描いた映画
「ブラック・クランズマン」
実話映画は数ほどあれど、こんな不思議な実話があったとは驚きです。
「ブラック・クランズマン」は、黒人警官が、KKK(白人至上主義団体)潜入捜査した実話を基に作られた伝記犯罪映画です。
参考fa-arrow-circle-rightKKK(クー・クラックス・クラン)
監督は
差別問題や様々な社会問題を
題材に映画を作る
スパイク・リー
主人公ロンを演じるのは
名優デンゼル・ワシントン息子
ジョン・デビッド・ワシントン
相棒フリップを演じるのは
アダム・ドライバー
“KKK”に潜入捜査をすべく、アフリカ系の刑事が同僚の白人刑事と2人1役を演じたという実話がベースの社会派ドラマ作品、かなり小難しい作品なのかと思いきや、案外コミカルに描かれています。
これぞスパイク・リー監督の手腕がなせるもの、ジョン・デビッド・ワシントン、アダム・ドライバーという演技派二人の共演も見逃せない!
2時間15分という長尺作品なのですが、あっという間に時間が経ってしまう…。
この作品はおすすめです!
ブラック・クランズマンの実話
自由の国アメリカ、一見聞けば差別も無い素晴らしい国の様に感じてしまうんですが…。
人種差別‥物凄いですよね💦
徐々にそういうのは無くなって来たのかなあ~と思っていたんですが、トランプが大統領になってから表面上に再噴出‥。
やっぱ、白人至上主義者というものは未だに多く根付いているものなんですね…。
本作「ブラック・クランズマン」の舞台は、1970年代半ばのアメリカ、いまより30年以上前の話、なのに・・トランプの問題でつい最近の事のように感じてしまうのは僕だけでしょうか?
そう思うと、アメリカって進歩してないんですね💦
さてさて、映画「ブラック・クランズマン」には原作があります。
原作は、ロン・ストールワースの同名小説
著者であるロン・ストールワースは、1978年コロラドスプリングスで初のアフリカ系アメリカ人の刑事となった人物。
ようするに、映画「ブラック・クランズマン」でジョン・デビッド・ワシントンが演じていた人物です。
fa-arrow-circle-rightロン・ストールワース
そのロン・ストールワースの物語は
どこまでが実話で、どこまでが創作なのか?
大まかな黒人警官が一人二役で、KKKに潜入捜査したってのは真実です。
fa-arrow-circle-right『ブラック・クランズマン』KKKに潜入を試みた、黒人刑事ロン・ストールワース本人が語る衝撃の実話とは?
基本描かれているものは、小説にそった実話なのですが
相棒フリップがユダヤ人だったり、終盤のロンとデュークの電話シーンなど、映画版に脚色されたものもあります。
映画版では、トランプ大統領時代の白人至上主義者たちの暴挙などが追記されていますが、これぞスパイク・リーの手腕、社会問題提起と共に、映画に確固たるリアリティを生み出しました。
小説より映画版の方が良いという人も多いです。
ほぼ事実の実話映画、そういうくくりがこの映画には良いのかも知れません。
最後に一つ、差別問題で衝撃的だったのが…。
差別問題に苦しんでいるはずの黒人が、コロナが蔓延した世の中で、アジア人を差別し、いきなり路上で暴行していた事実です。
これは、ニュースで観たのですが…驚きました。
人間って恐ろしい生き物ですよね…。
ブラック・クランズマンの海外の評価
映画「ブラック・クランズマン」の
海外の評価は
どうなっているのでしょう?
海外映画サイトIMDbを調べてみました。
海外映画サイトIMDbでは
10点満点中
7.5点という
まあまあ良い評価になっています。
海外
234053人の
ユーザーの投票で
8点
を付けたユーザーが
79979人で
全体の34.2%を占め
一番多いです。
次は7点
65756人の
28.1%
3番目は9点で
31907人の
13.6%
全体の
75.9%が
7~9点という評価
になっています。
予告編
最後に予告編をご覧ください。
オススメの実話映画は沢山ありますよ~。