
あの歴史に残る事件…
グリコ森永事件
その事件を基に描かれた映画があるのです。
「罪の声」

映画「罪の声」は、実際にあった昭和最大の未解決事件・グリコ森永事件をモチーフに過去の事件に翻弄される2人の男の姿を描いた実話サスペンスです。
原作は第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士の同名ミステリー小説「罪の声」
fa-arrow-circle-right罪の声 (講談社文庫) 文庫
監督は
土井裕泰
キャストは
阿久津英士役に
小栗旬
曽根俊也役に
星野源
水島洋介役に
松重豊
鳥居雅夫役に
古舘寛治
生島聡一郎役に
宇野祥平
生島千代子役に
篠原ゆき子
生島望役に
原菜乃華
生島秀樹役に
阿部亮平
曽根光雄役に
尾上寛之
等が出演しています。
第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞しています。

グリコ・森永事件の真相を描いた実話映画
映画「罪の声」は、実際に起こった事件をモチーフに作られています。
その事件とは…
グリコ森永事件
当時、キツネ目の男が凄く話題になったことは、記憶にある人もいるのではないでしょうか?

グリコ・森永事件(グリコ・もりながじけん)とは、1984年(昭和59年)と1985年(昭和60年)に、日本の阪神間(大阪府・兵庫県)を舞台に食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件の事です。
「罪の声」では、その事件に関わった人物の子供が、父の遺品の中にカセットテープを見つけます。なんとなく気になりテープを再生してみると、幼いころの自分の声が聞こえてくる。そしてその声は、30年以上前に複数の企業を脅迫して日本中を震撼させた、昭和最大の未解決事件ギンガ・萬堂事件で犯行グループが使用した脅迫テープの声と同じものだったという物語。
映画では、グリコ・森永事件→ギンガ・萬堂事件(ぎんまん事件)となっています。
未だ未解決の、グリコ・森永事件をギンガ・萬堂事件としてある種の答えを出しています。
面白かったのが、事件を起こした理由は、株の空売りが目的というところです。
グリコ・森永事件は、身代金などを要求しても犯人は現れませんでした。
ギンガ・萬堂事件も同じ描き方で、その目的は脅迫をすることによって、ギンガの株価を下げることです。
下がる前に空売りで売っておいて、安くなって買戻し利益を得ようとする作戦です。

これは面白い考え方でした。
確かに、グリコ・森永事件もその作戦で儲けを出していたのかも知れません。
キツネ目の男も映画では出てきます。
実際の事件と繋がるところが多いので、本当にグリコ・森永事件の真相を明かしている感じで興味深く観れましたね。
他にも、オランダのビール王フレディ・ハイネケンが誘拐された事件なども関連が出てきて面白かったです。
「罪の声」は、グリコ・森永事件の真相を描いた実話映画と言っても過言ではないかもしれません。

映画「罪の声」海外の評価
実話を描いた映画
「罪の声」の
海外の評価を
調べてみました。

海外映画サイトIMDbでは
海外
142人の
ユーザーの投票で
10点満点中
6.8点という
普通の評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのが
7点です。
投票数40人で
全体の28.2%を
占めています。
次に多いのは
8点で
32人の
22.5%
3番目は
6点
30人の
21.1%
6点~8点の投票が
71.8%を占め
この映画に対しては
普通~面白い
と評価している
ユーザーが多い様です。

予告編
まずは予告編をどうぞ!

日本の実話事件をモチーフに描かれた
映画は沢山ありますよ~。