
ディー・ディー・ブランチャード殺害事件…。
母親が慈善団体から金を巻き上げる為に
娘に病気のフリをさせ続けたという
事件
母親は
代理ミュンヒハウゼン症候群
だったと言われています。
本日は
そんな奇妙な実話を映画化した作品
を紹介します。
「死ぬほどあなたを愛してる」

「死ぬほどあなたを愛してる」
原題:love you to death は
2019年のアメリカ映画です。
仲の良い母と子、子供には難病が…、献身的な母親、優しい子供、理想的な親子関係と思われた二人にはある秘密があった‥という映画です。
完全なネタバレになっちゃいますが、難病だと思われたいた少女は
全くの健康体なんです。

母親はTVにも出演し、良い母親をアピール!
2人には寄付金と住む家までプレゼントされます。

よっしゃラッキーってな感じで、このまま継続よ~って感じなんですが
今まで、診てくれていた医者がクビになり、新しい医者に…。
クビになった医者は、母親のゆうがままに薬を出してしまう様な適当な医者でした。
母親は、そんな状態を利用して健康な娘を病気という事にしていたのです。

タバコ吸って、酒飲んで、お菓子食って、けっこうダラダラ生きています。
しかし、新しい医者は‥しっかりと診断をする医者だったのです。
ヤバいよヤバいよ~!
みるみる暴かれていく嘘…。
映画序盤は、良い親子って感じで描かれて、後半はその前半部分の裏側の真実を明かしながら、描いていきます。
後半の母親の怖い事、怖い事‥。
最後はちょっと切ない終わり方なのですが、なかなか見ごたえがある映画でした。
しかも‥この映画…
実話だというからとんでもないのです。
実話・ディー・ディー・ブランチャード殺害事件
この映画の基となった事件は
ディー・ディー・ブランチャード殺害事件です。
事件の内容は映画とほぼ同じ。
ディー・ディー・ブランチャード殺害事件(英語: Murder of Dee Dee Blanchard)は、米国ミズーリ州スプリングフィールドで発生した殺人事件。
2015年6月14日の深夜、ミズーリ州グリーン郡の郡保安官代理が、ディー・ディー・ブランチャード(Dee Dee Blanchard)の遺体を発見した。遺体は、スプリングフィールド郊外の自宅の寝室で、数日前に加えられた刺し傷から流れた血の海の中でうつ伏せに横たわっていた。白血病、喘息 、筋ジストロフィー、その他の複数の慢性疾患に苦しみ、早産によって受けた脳損傷のために「7歳児の知的能力」を持っていたとされる彼女の娘、ジプシー・ローズの姿は見当たらなかった。
その日の夕方、不安を感じさせるFacebookの投稿を読んで心配した隣人が警察に通報し、ディーディーが犯罪の犠牲者となった可能性があり、またジプシー・ローズの車椅子と薬が家に残されていたため、彼女が誘拐された可能性があると報告した。
映画は、87分という短さなので、母親の恐ろしさは描かれていましたが、その背景や代理ミュンヒハウゼン症候群を思わせるシーンなどはあまりありませんでした。
しかし、Wikipediaを読んでみると、詳しく知ることができます。
ディー・ディー・ブランチャードの過去を読んでいくと、確かに代理ミュンヒハウゼン症候群だったのかな~と思ってしまいました。
ちなみに、代理ミュンヒハウゼン症候群というのは、親が子どもの身体をわざと傷つけたり、病気になるよう仕組んだりしたうえで、健気に看病する親を演じて周囲の同情や注目を集めようとする精神疾患の事です。
fa-arrow-circle-right代理ミュンヒハウゼン症候群 - Wikipedia
しかし、まあ…。
本当に映画になるのも頷けるような事件…。
死ぬほどあなたを愛してる:海外の評価
実話映画
「死ぬほどあなたを愛してる」の
海外の評価を
調べてみました。

海外映画サイトIMDbでは
751人の投票があり
平均点が
10点満点中
6.1点という
普通の評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのは
6点です。
投票数199人で
全体の26.5%を
占めています。
次に多いのは
7点で
164人の
21.8%
3番目は
5点
93人の
12.5%
5点~7点を付けた人が
60.8%と
全体の約6割以上を占め
海外では
この映画に対して
微妙~普通~まあまあ
と評価している
ユーザーが多い様です。
実話という事で個人的には面白かったですし、映画の作りも二段階で真実を明かすという感じで、上手かったと思います。
僕の個人的評価はこんな感じ
この映画の評価
(3.5)
この映画の様な実話事件を基にした映画は
他にも興味深い作品が盛りだくさんです。