「アイ・ケイム・バイ」あらすじ、ネタバレ、海外の評価とレビュー!
アイ・ケイム・バイ

アイ・ケイム・バイ

アイ・ケイム・バイ
アイ・ケイム・バイ

 

アイ・ケイム・バイ
原題:I Came By は
2022年のイギリス映画

 

元のエリートの家に忍び込み、ウォールアートの形で足跡を残す趣味を持つグラフィティ アーティストが、忍び込んだ屋敷の地下で衝撃の秘密を見てしまい危険にさらされるというスリラーサスペンスです。

 

 

Netflix映画として
2022年8月31日配信開始

 

監督&脚本は
ババク・アンバリ

主演は
1917 命をかけた伝令」の
ジョージ・マッケイ


ケリー・マクドナルド
ヒュー・ボネヴィル
パーセル・アスコット
フランク・アッシュマン
アンソニー・カルフ

等が出演しています。

いごっそう612

話題になってないけど、ジョージ・マッケイ主演で見る価値ありです。

 

あらすじ、ネタバレ

富裕層の家を狙い、"作品"を残していくグラフィティアーティスト。トビー(ジョージ・マッケイ)と相棒のジェイ(パーセル・アスコット)の2人、ジェイは恋人のナズが妊娠してしまい引退をすることにします。トビーは必死に止めますが、二人は仲たがいしてしまい。トビーは一人で貴族階級出身の元判事のブレイク(ヒュー・ボネビル)の屋敷の忍び込みます。ブレイク屋敷の地下で物音がして見に行くと、物置の後ろに隠し扉が‥中を覗きブレイクの驚くべき秘密を知ってしまい恐怖します。

ブレイクが自宅のネットワークに不正アクセスがあったと気が付き、戻ってきます。トビーは見つからないように何とか脱出することに成功します。

ジェイの家を訪れたトビーは助けを求めて相談しようとしますが、妊娠中の恋人ナズの身を案じるジェイは、もう関りは持ちたくないと話を聞かずに協力を拒否します。

トビーは迷った末に警察に通報しますが、警察の偉い手と仲が良いブレイクに脅されて早々に立ち去っていきます。

トビーは帰宅しますが、母リジーと激しく対立します。

リジーは「あなたより恵まれない子供と毎日会うけど、みんな必死で現実と闘っている。なのにあなたは‥」と言います。

トビーは「俺だって闘っている…もう帰らない」と言い、再びブレイクの屋敷に侵入します。

 

ブレイクの屋敷に入り、地下の秘密の部屋の扉を開けます。

中には、パンツ一丁で衰弱した男がいました。部屋から連れ出し助けようとしますが、それはブレイクの罠でした。

男を部屋に戻し、隠れます。ブレイクは秘密に部屋に入り男を虐待します。

トビーはハンマーを手にして男を救おうと部屋に飛び込みますが、すべって転倒します。その姿を見てブレイクが迫ってきます。

トビーの悲鳴が響き渡ります。

ブレイクは血の付いた服や武器を焼いて灰にしトイレに流します。

3日も息子が戻ってこない事を心配したリジーは、警察に相談するとトビーの友人に連絡して回ります。ジェイにも連絡がいきジョイが駆け付けます。

ジョイは、二人が仲たがいする前に次のターゲットであったブレイクの屋敷に行きます。ポストから郵便物を盗んだジェイでしたが、ブレイクが通報した警官に拘束されます。

警察で大麻の所持や前科を追求されますが、警官の同情を引く言葉をかけ解放されます。解放した際に警察は気付かずに、ブレイク宛ての郵便物をジェイに返してしまいます。

 

ジョイはブレイク元判事を警察に調べさす為にトビーの秘密の隠し場所に入れます。

リジーがそれを見るように仕向け、手紙を発見したリジーは。それをロイド刑事に渡しました。

ロイド刑事はブレイクの手紙を見ると、ブレイクに疑いの目を向け捜査します。

ブレイクの屋敷が調べられますが、証拠は出てきません。

地下室にも、そしてあの隠し部屋にも何もありません。しかしロイド刑事は、隠し部屋に付けられた覗き穴が、中から外ではなく外から中を見る構造になっている事に気付き指摘しました。

その指摘に怒ったブレイクはロイド刑事を罵り、ブレイクは公務執行妨害で逮捕されますが、警察の官僚とのコネがあり、すぐに出所します。

 

リジーはブレイクの後を尾行し始めます。

ブレイクは、家族など身寄りとは疎遠な難民の若者に声をかけると、彼に言葉巧みに誘い、家に招き入れました。

夜遅く、ブレイクの屋敷を訪問する若者の姿をリジーは見ます。

屋敷の中で招いた若者に、父親が昔、インドのラビと言うペルシャ人を雇い家族のように世話していたが、ある日から妻をゲストルームに追いやり、ラビと寝室を共にしていた‥そして母は自殺したという…父親が家族を傷つけた裏切り行為への深い恨みと、それが今ももたらす激しい怒り…その心の闇を語るブレイクに「彼(ラビ)は選ぶ道が無かったのでは?」と言い、引き気味の若者でしたが、酒には薬が盛られており意識がもうろうと…。

危険を察した彼はフラフラながらも屋敷から逃げ出し、見張っていたリジーに助けられます。

連絡が取れないリジーをジェイが尋ねた時には、彼は父親になっていました。ナズの出産を知らなかったと詫びたリジーは、仕事に出ずにブレイクを尾行していました。

 

ひげ出した若者の前に再度現れたブレイクは、亡命申請に助力すると申し出て若者を誘い出し車に乗せます。

若者は行方不明になりました…。

ついにリジーはブレイク宅に侵入することにします。

ジェイにブレイク宅への侵入の協力を求めますが、妻子がいる身のジェイは、その訴えを断りました。

 

リジーはブレイクが外出した隙に屋敷に忍び込みます。しかし罠でした。

戻ってきたブレイクに捕まります。

そこで、ブレイクからトビーを殺して灰にしてトイレに流したことを聞かされます。

 

リジーも姿を消しました。彼女と連絡が取れなくなったジェイは、売り家となったブレイクの屋敷に侵入しますが、何も見つける事は出来ませんでした。

夫と別れる決意を固めたナズに、リジーが行方不明になった俺のせいだと泣いて訴えるジェイ…、ナズの卒業式に、姿を消したブレイクが現れるとナズから教えられ、学校の式典に現れ帰宅するブレイクをジェイは尾行しました。

人里離れた屋敷に入っていくブレイク、ジェイは侵入し襲い掛かりましたが、抵抗され戦いになります。

ナイフで抵抗するブレイクに傷つけられましたが、ついにジェイはブレイクを殴り倒します。

ジョイは犠牲者の監禁場所を聞き出すと、そこに助けに行き救い出しました。

リジーではありません。難民と思われる男でした。

犠牲者にもう大丈夫だ、警察に連絡したと告げてから姿を消すジェイ。男の目にはパトカーのライトが見えます。

ロイド刑事はブレイクの屋敷に来ました。

目の前にいるのは、グルグル巻きにされ放置されたブレイク元判事…。その後ろの壁には

スプレー缶で「I Came By(参上)」と描かれていました。

それはトビーとジョイが行っていたグラフィティアートでした。

 

いごっそう612

ようするに、父親への恨みからインド系の難民を捕まえて虐待して殺していたブレイク博士の秘密をトビーが見てしまった為に起こった事件でした。

海外の評価とレビュー!

海外での評価はどうなっているのでしょう?

Netflixオリジナル映画
「アイ・ケイム・バイ」の
海外の評価
海外映画サイトIMDbで
調べてみました!

I Came By (2022) - IMDb
I Came By (2022) - IMDb

 

海外映画サイト
IMDbでは
811人の投票があり

平均点が
10点満点で
5.9点という
低い評価
なっています。

ユーザーの投票で
一番多いのは
6点です。

投票数200人で
全体の24.7%
を占めています。

2番目に多いのが
7点

投票数175人で
全体の21.6%を占めています。

3番目は
5点
投票数119人で
全体の14.7%

5点~7点に
評価点が集中してますので
この映画に対して
イマイチ~まあまあ
と思っている
ユーザーが多いようです。

いごっそう612

Netflix映画ってこういう微妙な映画が多いですよね。

 

海外のレビューも紹介します。

スロースタートとアンチクライマティックなエンディングだが、どこか中途半端で、これは秀逸だった
と思いながら見始めました。二人のグラフィティ・キッズはたいしたことなく、気になる理由もない...まではいいのですが。このスリラーは予想外で、エンディングはもっと良かったかもしれないが、ちょうど良かった。他のレビュアーが陳腐なテーマについて言っているのを聞いたが、このタイルはそれに迎合しているように感じなかった。二重生活を送る元裁判官を演じたボンネビルの演技は的確だった。警察は今回も期待はずれでしたが、努力不足ではなく、悪い奴はしっかり悪いことをする、脇役全員が完璧に仕事をこなしていましたよ。一度は観てみてください。

 

"I Came By "は、ヒュー・ボネヴィルの心に響く演技と、対立する経済階級を探求する興味深い脚本が自慢の作品です。

金持ち対貧乏人」というテーマは、説得力のある相互作用を通して展開されるが、残念ながら、サスペンスとミステリーのレベルを大幅に低下させる、極めて予測可能な物語に囲まれている。タイムスリップは技術的な混乱を招くだけで、緊迫した場面での絶え間ない唐突なカットにかなりイライラさせられる。予告編も信じられないほど誤解を招くもので、ジョージ・マッケイの出演時間は驚くほど短い。

全体的に、このジャンルに詳しい視聴者の印象には残らないだろうが、それでもかなり魅力的な作品である。"

 

ババク・アンヴァリ監督の作品を上記のようなものと見なすのは簡単だが、本作は刺激的な社会批判を展開しており、Netflixの平均的なスリラーより数段優れている。敵役(ヒュー・ボネヴィルが冷徹なまでに演じている)にはありがたいことに十分な層があり、彼の怪しげな意図には、人種差別、階級差別、エリート主義という主題に触れる繊細な裏話が隠されている。しかし、主人公と時間軸がランダムに入れ替わることが、この映画をやや後退させている。ジョージ・マッケイからケリー・マクドナルド、そしてパーセル・アスコットへと、主人公をしっかりと固定するのに苦労する文章になっている。

このような高級住宅に全く弱いデジタル・セキュリティがあるなど、論理的にも疑問が残る。結局、秘密の扉を破るのに必要なのは、ハンマーだけ。また、警察は単なる見物人に過ぎない。敵役の家を捜索するために2つの事例を得たとしても、彼らは粗末な仕事をするだけだ。終盤に振り切ったひねりがないのも(序盤で唯一のひねりが明かされるため)、2時間近い映画の中ではちっぽけな残念な点として作用している。これらの欠点を差し引いても、『I Came By』はババク・アンヴァリの復帰作としてはまずまずの出来である。

 

この映画は、私が今まで見た中で最も憎めない主人公の一人である。階級制度に腹を立てた左翼社会主義者のアナーキストである。犯罪を犯し、警察を憎みながらも、自分に都合がいいときには警察を呼びつける!?仕事しろ!風呂に入れ!」。この作品はNetflixの作品であるため、ほとんどの物語がある特定の角度から見られているため、ほとんど衝撃はない。

特にヒュー・ボネヴィルの静かな威圧感が際立っている。1917年のジョージ・マッケイは素晴らしかったし、ここでも説得力がある。しかし、共感できないキャラクターを支持するのは難しい。

全体的に平均的な作品です。『Vフォー・ヴェンデッタ』と『ドント・ブリーズ』を足して2で割ったような作品。

 

前半のメリットはあるものの、後半はかなり平坦になってしまった。

前半はそれなりに見ごたえがあったが、後半はかなり平坦な展開になってしまった。登場人物のほとんどは、筋書きのための装置でしかなく、登場人物たちがどのような決断を下すかは、最初から明らかであった。ヒュー・ボネヴィルの悪役の描写は、威圧的で不気味で良かった。

ホラー/スリラーというジャンルが本当に好きで、他に目当てのものがないのなら、この映画は何らかの楽しみを含んでいるかもしれない。

それ以外は、この映画は、以前よりずっと良い方法で行われていない何かを提供していません。

 

私はただ、良いスリラーに蝕まれたかっただけなのですが、その思いは叶いました。魅惑的で、胸がドキドキしました。スリラーというジャンルでは珍しく、演出が新鮮で、プロットがうまく予測できなかったと思います。役者陣もしっかりしていました。ジェイとナズは特に美しかった。私はこの悲劇に心を奪われています、これ以上は言えません。明らかに良い映画なのに、imdbでめちゃくちゃ悪い評価が多いのにはいつも困惑させられます。文化的な言及はあるかもしれませんが、3つか4つくらいは目くじらを立てているようなものです。この映画の中身はそれを補って余りあるものです。ソリッドなスリラーだ。8.5/10. 奇妙な中傷キャンペーンが行われている。

 

いごっそう612

けっこう高評価のレビューが多かった気がします。
この映画は見る価値あり

 

 

Netflixオリジナル映画は
興味深い作品が盛りだくさんです。

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