
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
Netflixで配信開始の注目作
「終わらない週末」

「終わらない週末」原題:Leave the World Behindは2023年のアメリカ映画
NY近郊の別荘を借りて休暇を過ごすアマンダと夫のクレイ、息子アーチーの一家は休みを楽しんでいたのに、別荘の持ち主という親子が現れ、家に泊めて欲しいと懇願される。やがて起こる奇妙な現象の数々…世界では、何かが起こっている? 外界と遮断された二組の家族が生き残るすべを探し始めるという世紀末ミステリー・スリラーです。
『終わらない週末』は2023年10月25日に、AFI フェストでワールドプレミアが行われました。
2023年のSAG-AFTRAストライキのためキャストは出席できませんでした。
2023年 11月22日に一部の劇場で公開され、Netflixより2023年12月8日ストリーミング配信開始となりました。
原作は28万部超のセールスを記録し全米図書賞にノミネートされたルマール・アラムのLeave the World Behind
キャスト
アマンダ・サンドフォード役
ジュリア・ロバーツ
クレイ・サンドフォード役
イーサン・ホーク
GH スコット役
マハーシャハラ・アリ
ルース・スコット役
マイハラ
ローズ・サンドフォード役
ファラ・マッケンジー
アーチー・サンドフォード役
チャーリー・エヴァンス
ダニー役
ケビン・ベーコン
等が出演しています。
Netflixは2020年7月に小説の権利をめぐる入札合戦に勝利し、サム・エスマイルが監督・脚本を務めた。当初はジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンが主演と製作を務める予定だった。
2021年9月、その時点で降板したワシントンの後任として、マハーシャラ・アリが同作に出演することが決まった。
イーサン・ホークとマイハラ・ヘロルドは2022年1月に加わりました。
撮影は2022年4月にロングアイランドのアップスタジオが設計した家で開始された。
2022 年 5 月 19 日にニューヨーク州カトナで追加の撮影が行われました
あらすじ&ネタバレ
アマンダと夫のクレイ、息子アーチーの一家は、のんびりと週末を過ごそうとレンタルした豪華な別荘にやってくる。しかし、到着して早々に世間では不可解なサイバー攻撃によって携帯やパソコンが使えないという事態が発生する。そしてアマンダたちのもとには、別荘のオーナーだというG・Hと名乗る男が娘を連れてやってくる。彼らはサイバー攻撃から逃れるために、自分たちの持ち家である別荘にやってきたという。
反対するアマンダを押し切りクレイはG・Hを泊めることにする。次の日、クレイは自動車で街へ、G・Hは近隣の住宅へ行くが、クレイは中年女性に助けを求められるが、言葉が通じなかったために置いて街へ行こうとする。しかし‥赤い紙をバラまくドローンに怯えて逃げかえってくる。G・Hは近隣に住宅に行くが荒らされたような跡があるだけで誰もおらず‥海外に行き多数の死体を発見する。あたりを見渡すと墜落した飛行機が何隻も見つかる。さらに飛行機が墜落してきて命からがらG・Hは家に戻る。
次の日、クレイ一家は車で街に戻ることにする。しかし、人の乗っていない車が次々と激突し道をふさいでいた。街に行くのをあきらめ帰ろうとする一家がったが、後ろから無人の車が次々と来てさらに激突し道を塞ぎ続ける。引き返した一家は再びG・Hの家に泊めてもらうことになる。
アマンダとG・Hはうちとけ良い雰囲気になってくる。その時に謎の快音が響き、電気は落ち、皆頭が割れるような音に苦しまされる。次の日息子のアーチーの歯が抜け落ちる。G・Hは友人のダニーなら抗生物質や薬を持っていると言い、クレイと共にダニーの家に向かう。娘のローズも行方不明になり、ルースとアマンダが探しに出かける。
ダニーの家についた二人だったがダニーは助けを拒否して銃を向けてくる。G・Hも銃を向け二人は対立する。クレイが必死に子供を助けたいとダニーに話し、1000㌦でダニーは薬を渡すことにした。近所のソーンズ家にはこういう事態に備えて地下に防空壕を作っているという話を聞く。今の事態は北朝鮮か中国の仕業と言う話を聞くがドローンが落とした赤いビラはイラン語で書かれていた。この国は敵が多い、敵が手を組んで襲ってきたのでは?とダニーは話した。帰りの車の中でG・Hは隠していた秘密を話す‥G・Hは軍事作戦のコスト分析をしていた時に、政府を内部から転覆させる3段階の簡単な作戦があったことを話す。
ネタバレ
1段目は隔離、全ての通信と交通を無効にする。目標の国を可能な限り無能しマヒさせ、2段目の準備をする。カオス同時多発だ。隠密作戦と誤報で相手を恐怖に陥れ、防衛力を圧倒し、兵器システムを脆弱化し過激派や軍の侵入を許す。明らかな敵が見えないと市民は互いを敵視する。これが成功すると第3段階は自然と起こる。第3段階とは…クーデターのことだ。内戦が起こり崩壊していく。これがもっともコスパのいい作戦だったとG・Hは話す。
大量の鹿に囲まれていたルースとアマンダが叫んで鹿を追いやったころ、森の間から見える町では爆弾が落ち、銃撃の音が響き渡っていた。姿を消したローズはソーンズ家に侵入し食料を漁っていた。地下に防空壕があることに気が付き、電気をつけた。地下は大量の食糧、水などが置かれていた。モニターの画面には、緊急警報ならず者部隊が政府と主要都市を攻撃、複数の居留区で高度の放射能レベル検出、直ちに避難せよ‥と流れていた。ローズは大型TVの近くに大量のDVDがあるのを発見する。その中でローズの大好きな(フレンズ)のDVDを見つける。プレイヤーにそれをいれ、ローズは最終話を再生した。
エンドロールが流れる。
海外の反応、評価とレビュー!
Netflix映画
「終わらない週末」の
海外での反応、評価はどうなっているのでしょう?
海外映画サイト
Rotten Tomatoesと
IMDbを調べてみました。
批評集積サイトのRotten Tomatoesでは、71人の批評家のレビューのうち79% が肯定的で、平均評価は 6.7/10 となっています。
同ウェブサイトの総意は「非常によく演じられた終末スリラー『Leave the World Behind』は、ゆったりとしたペースとやや単純なメッセージにもかかわらず、着実に視聴者を引き込んでいる」としています。
海外映画サイト
IMDbでは

平均点が
7.0点という
まずまずの評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのが
何と!最高点の
10点満点です。
全体の26.9%の人が
10点満点の評価を付けています。
次に多いのが
7点
全体の14.7%
3番目は
8点
全体の14.6%
4番目は最低点の
1点…
全体の12.3%
10点満点の多さから、海外の反応、評価はまずまず良いようです。
海外のレビューを紹介します。
最初はカジュアルだったが、徐々に超感覚とミステリーが増していき、ゾッとするようなラストへ。
ジュリア・ロバーツとイーサン・ホークが共演する映画なんて、聞いたこともなかった。でも、この2人は大好きな俳優です。エグゼクティブ・プロデューサーはバラック・オバマとミシェル・オバマ。そう、アメリカの元大統領だ。冗談じゃない。冗談じゃない!
予告編で描かれているように、未知の状況によるある種のサイバーネット機能障害が発生し、ジュリア・ロバーツの家族がアメリカの田舎にある豪華な別荘に隔離されるところから始まる。テレビも電話も車のGPSもない。何が起こっているのか?それがクリフハンガーだ。
良い点:特に称賛に値するのは、この物語が最後の最後まで、何が起こっているのか私たち視聴者に推測させ続けることだ。サイバー攻撃?奇妙な自然現象?はっきりしたことはわからない。この延々と続くサスペンスは死ぬほど面白い!本当に楽しくて、ちょっと不気味で、でもそれほどでもない...。
もっと良い点:この豪華俳優陣が銀幕で共演するのをまた見ることができてとても嬉しい。マハーシャラ・アリの演技も素晴らしい。私が知らない2人の子役でさえ、本当にいい演技をしていた。素晴らしいサスペンスフルな演出、非常に独創的な写真、気の遠くなるような素晴らしいサウンドスコアに支えられている。見ていてかなりスリルがある。
もっと良い点:この豪華俳優陣が銀幕で共演するのをまた見ることができてとても嬉しい。マハーシャラ・アリの演技も素晴らしい。私が知らない2人の子役でさえ、本当にいい演技をしていた。素晴らしいサスペンスフルな演出、非常に独創的な写真、気の遠くなるような素晴らしいサウンドスコアに支えられている。見ていてかなりスリルがある。
なぜ不吉な未知の危険が迫ってくるのかわからないまま、サスペンスの延長線上にあるような、より繊細なミステリー・プロットが好きな人にお勧めの作品だ...。
前提としては望み放題だが、足止めを食らったまま
1980年代を象徴する3人のスター。ジュリア・ロバース、イーサン・ホーク、ケヴィン・ベーコンが世界の災害映画に出演。うわー、見たい。
でも、時間が経つにつれてどんどん悪くなっていく。筋書きは穴だらけで、結末はノーエンディング。
誰かが忍び込んで、本当の終わりの前に映画を終わらせたに違いないと、ちょっと呆然とするほど崩壊が激しい。
奥さんの話は山ほど出てくるが、その姿は一度も出てこない。息子は虫に刺されて歯が抜けたと言うが、何の説明もない。薬で治るのかどうかもわからないのに、隣人に薬をもらいに行き、2秒前のことがフラッシュバックする......。この映画ではすべてがめちゃくちゃだ。
この映画では、何もかもがめちゃくちゃだ。どこにもつながらず、ただ忘れ去られたような筋書きを100個は挙げられるだろう。大前提のあるひどい映画だ。
完全に信じられない、良い意味ではなく
時間が経つにつれてこの映画が良くなると思っているなら、がっかりするだろう。現実では絶対にありえないような架空の人物の行動が明らかにされ続けた。夜中に知らない人がAirbnbに現れ、無理やり中に入ろうとする『What Not To Do』のなりすましを見ているような気分だった。キャストは素晴らしく、作品としての価値も高かったが、ただ信じられなかった。登場人物に共感できなかった。映画の序盤でそのつながりを支えるようなことは何もしていない。私は最後まで見ることができなかった。見ているのが辛すぎる。
多くの望みを残す
まったく時間の無駄だった。脚本は一段落すると良く聞こえるが、全体的な態度やフィーリングが欠けていて、言い換えればかなり退屈だった。その上、プロットの穴が多すぎて、うんざりする。イーサン・ホーク氏(彼は大好きな俳優だ)にはもっと期待していたが、俳優のせいではない。誰も悪くない。監督とプロデューサーに才能がなかっただけだ。ストーリーは面白いのに、それを体現することができなかった。基本的な低評価映画リストにも入らない。デンゼル・ワシントン氏が降板したのも頷ける。Netflixは提供する作品をもっと選ぶべきだ。
『Leave the World Behind』今年最高の Netflix 映画の 1 つ
映画の大部分は、ジュリア・ロバーツ、イーサン・ホーク、マハーシャラ・アリ、マイハラが何が起こっているかについてさまざまに組み合わせて会話しており、無意識の偏見、富の不平等などの重要なテーマを扱っています。
これは問題のある映画ではありませんが、エスマイルによる災害映画の解釈なので、ローランド・エメリッヒ風の災害叙事詩にはなりませんでした。彼は、静かな瞬間が黙示録と同じくらい魅力的であることを保証し、特にGHとルースを年上の黒人カップルではなく父と娘の組み合わせに移すことで、ルースとアマンダの関係に世代間の摩擦を加えざるを得なくなる。
エスマイル氏が自分の終末を迎えることを恐れているわけではない。映画の各パート (5 つのパートに分かれています) には、恐ろしい飛行機事故から、おそらくイーロン・マスクにとって最悪の悪夢であるマルチテスラ玉突き事故まで、注目すべき舞台装置があります。使いすぎていないためインパクトがあり、実際には説明されていないため、さらにぞっとします。
これにイライラする人もいるかもしれないが、原作となった小説と同様に、この映画も簡単な答えを提示していない。しかし、それに喜んで参加する人にとって、『Leave the World Behind』は魅力的でユニークな、素晴らしいパフォーマンスのスリラーです。
海外のレビューは賛否両論だったように思います。
「終わらない週末」のようなNetflix映画は興味深い作品が盛りだくさんです。