
Netflixより2025年3月7日配信開始になったスリラー映画
『デリシャス』原題:deliciousは、ネレ・ミュラー=シュトーフェンが監督・脚本を務めた2025年のドイツの映画。
この映画は、プロヴァンスでの夏休み中に若い女性を家政婦として雇った裕福なドイツ人家族が、家政婦によって家族全員の生活が徐々に変化し、最後は恐ろしい結果になる姿を描いた作品です。
パノラマ2025に選ばれたこの映画は、2025年2月18日に第75回ベルリン国際映画祭で初公開されました。
2025年3月7日からNetflixで全世界配信されました。
ネタバレ!『デリシャス』はラストが衝撃的な映画です。
ネタバレを含めて、どんな映画なのか?あらすじを書いていきます。
プロヴァンスにあるフランスの別荘で過ごすドイツ人家族は、酒を飲んだ帰り道で若い女性を誤って跳ねてしまいます。
怪我が命に抱えある状態で無いことを理解した妻エスターが、夫ジョンの飲酒運転がばれるのを恐れ、自宅に連れ帰り治療します。
お金を渡して帰し、助かったと思ったのもつかの間、次の日に跳ねられた女性テオドラは、怪我のせいで仕事を失ったからここで家政婦として雇ってほしいと言ってくる。
迷う一家だったが、エスターがテオドラを雇うことにする。
この過ちが予期せぬ結果につながり、最終的には家族全員の人生を変えることになる。
テオドラは、家族一人一人の心に忍び込み、エスターの自由になりたい欲求、ジョンの尊敬されたい欲求、親友を求めるアルバの欲求、フィリップの恋心に訴えかけ、気がつけば一家はバラバラになっている。
テオドラの罠にかかり、テオドラの友達と浮気をした妻エスターは、ある日、テオドラたちの正体を知ってしまう。
テオドラ達は吸血鬼、ゾンビといったような怪物に分類される生き物だった。
(もしかして…ただのカニバリズムの人間なのかも?)
人間の肉を食っているところを見たエスターは首を噛まれて殺されてしまう。
そして家にいた父親もテオドラとその仲間に殺される。
キッチンで肉を切り食する息子だったが、その中から父親の指輪が出てくる。
どうやらテオドラ達に殺されて肉とされてしまったようだ。
テオドラは、アルバをバイクの後ろに乗せて、仲間たちと一緒に走り去る。
なんかタラタラと長かったけど、ラストの方が一気に駆け足で衝撃的な映画でした。
結局、テオドラの正体も何も明かされてないわけなんですが、とにかく人肉を食べるってことだけは間違いない‥カニバリズム映画です。
ラストの方とか父親の肉食ってたし‥食ってデリシャス(おいしい)って感じなんかな?
映画の中に、なんか格差問題とかを映画に混ぜ込んで描いているんです。
テオドラがちょいちょい意味深な事を言うんですけど、深く考えればそういう格差の事を言ってるんでしょうね。
何でしょうね…うん…なんか長かったなこの映画…。
というような感想しか出てこない映画でした。
お暇があれば観てみてください。って感じです。
『デリシャス』のようなNetflix映画は興味深い作品が盛りだくさんです。