
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
リアル終身刑!怖いっす《゚Д゚》
第82回アカデミー外国語映画賞を受賞した2009年のアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」を、ジュリア・ロバーツ&ニコール・キッドマンという2人のオスカー女優の初共演でハリウッドリメイクしたサスペンス・スリラー!
【作品情報】
原題:SECRET IN THEIR EYES
洋画:サスペンス・スリラー
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年6月10日
レンタル開始:2016年12月2日
上映時間:111分
公式サイト
あらすじ
2002年のロサンゼルス。FBI捜査官レイ(キウェテル・イジョフォー)は、ある殺人現場へと急行する。そこで彼は、被害者がテロ対策合同捜査班での相棒で良き友人のジェス(ジュリア・ロバーツ)のまな娘であることを知ってがく然とする。エリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と捜査にあたるレイは、容疑者の特定に成功。しかし、FBIの内部事情が絡んだことから真相は葬り去られて未解決に終わってしまう。そして13年後……。
予告動画
感想とネタバレ
2009年に第82回アカデミー外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」のハリウッドリメイク作品であります。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
ニコール・キッドマンVSジュリア・ロバーツ
この映画で一番の注目点はニコール・キッドマン&ジュリア・ロバーツという2人のオスカー女優の初共演だろう。
ニコール・キッドマン&ジュリア・ロバーツ共に1967年生まれの49歳というある意味ライバル対決でもある。
『虹蛇と眠る女』でヌードを見せ健在ぶりをアピールしたニコール・キッドマン!
『マネーモンスター』で同じく健在ぶりをアピールしたジュリア・ロバーツ!
勝者はニコール・キッドマン!
ジュリア・ロバーツ演じる検察局捜査官ジェス・コブは娘を殺された母親という役柄、娘を殺された喪失感を“すっぴん”で演じており、その劣化具合に驚愕します(^_^;)
映画のシーンでもキウェテル・イジョフォー演じる元FBI捜査官レイ・カステンから「君はとても老け込んだよ」と声をかけられる始末!
Σ(゚д゚lll) マジか!?
対するニコール・キッドマンは相変わらずの美しさで未だにモテキャラでありエリート検事補のクレア・スローンを演じています。
胸元セクシービームでお色気シーンもあり!
破けた胸元いつまで出してるんだよ《゚Д゚》
とツッコミたくなります(笑)
というわけでオスカー女優対決はニコール・キッドマンに軍配ありです!
でも化粧したらジュリア・ロバーツも未だ美しいですよ( ⊙‿⊙)
13年前闇に葬られた事件※ネタバレ
この映画は13年前の事件と現在が入り乱れて描かれています。ちゃんと観てないとどちらの時間軸を見てるのかが分からなくなりますので気をつけてくださいね!
13年前の2002年、9.11アメリカ同時多発テロ事件の衝撃からロサンゼルスの検察局に設置されたテロ対策合同捜査班に、現役FBI捜査官だったレイ・カステン(キウェテル・イジョフォー)はニューヨークから派遣されていました。
そこで検察局捜査官ジェス・コブ(ジュリア・ロバーツ)とコンビを組み、さらにエリート検事補のクレア・スローン(ニコール・キッドマン)もチームに加わります。
捜査チームがアル・アンカラ・モスクの監視を続けるなか、モスクの隣の駐車場から女性の死体が発見され、レイはチームのシーファート(マイケル・ケリー)、バンピー(ディーン・ノリス)と現場に向かいます!
そこで見た死体は・・・
何と!ジェス・コブ(ジュリア・ロバーツ)の娘キャロリンだったのです!
そして、捜査の末に手がかりをつかみます!捜査課のピクニックの時の写真で、キャロリンを見つめる不審な男を発見したのです!
クレアの機転で自白も聴き出し、確実にこいつが犯人だ!そう確信するも・・
テロ事件の情報屋でもあった男は・・FBI内部の事情により、釈放されてしまうのです。
その後、容疑者であった男は姿を消したのです・・・
本当に時間軸がコロコロ変わるので、しっかり見とかないと分かりにくいです。ハッキリ言っちゃうと普通の物語であまり面白みは無いかも?
それでも驚愕のラストという触れ込みなのでラストに期待しながら観ました。
終身刑は怖い!驚愕のラストとは?※ラストネタバレ
驚愕のラスト・・期待していたのだが・・それほどでもなかったように思う・・
驚愕のラストとは・・・
ジェス・コブ(ジュリア・ロバーツ)が消えた容疑者を自宅に監禁し13年間リアル終身刑にしていたのです。
消えたのは・・ジェス・コブ(ジュリア・ロバーツ)に誘拐されたからだったのです・・
確かに驚愕のラストなのだが・・イマイチ驚かなかったし楽しめなかったのは・・
・ジェス・コブ(ジュリア・ロバーツ)がその前に容疑者を殺して埋めたと自白したこと・・監禁していたのだが、殺されたのでは無く生きてたんだと安心してしまう
・レイ・カステン(キウェテル・イジョフォー)が熱く!容赦なく犯人を捕まえるために奮闘するのだが、結局事件の真相にたどり着けてないという事・・間違えた犯人を捕まえるために仲間の刑事が死んでしまうし、ダメすぎる・・ラストは棚からぼた餅・・
・レイ・カステン(キウェテル・イジョフォー)とクレア・スローン(ニコール・キッドマン)の恋愛話もあるが、二人が全く釣り合っていないのと・・事件に全く関係がないという事。
等のツッコミ要素が満載だったという事だと思います。
期待していましたが・・大いにガッカリさして頂きました(´-д-`)
【まとめ:この映画の評価、おすすめ度は?】
惜しいですね・・ハリウッドリメイクは失敗が多いけど・・これもその一つになりそうです。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(3.3)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.47)
TSUTAYA:★★★☆☆(3.03)
2016年12月05日時点
普通ですね(´-ω-`)
個人的な私のおすすめ度は?
何か無駄に長かったイメージです。クソ映画って訳でもないですが・・いい映画ではないです。
でも、ニコール・キッドマンとジュリア・ロバーツの夢の共演を見れたのは良かったです。
似たような映画でラストにおおっとしたいなら『マーシュランド』等がオススメです!
この映画も、もうちょっとヒネれば面白くなったかも?
惜しいハリウッドリメイク作品ですね!




























