特捜部Q カルテ番号64

北欧ミステリーがけっこう好きなんですけど、その中でも「特捜部Q」シリーズがお気に入りです。ダークな事件とそれを解決に導いていくカールとアサドの凸凹コンビ!めちゃくちゃ面白いとは言いませんが、観るとなんかハマってしまうシリーズです。

という訳で、本日ご紹介する映画はその「特捜部Q」シリーズの最新作!
特捜部Q カルテ番号64です。

特捜部Q カルテ番号64の映画ポスター

特捜部Q カルテ番号64

 

映画「特捜部Q カルテ番号64」は、累計1000万部以上を売り上げベストセラーとなった北欧ミステリー小説『特捜部Q』シリーズの映画化第4弾。

第4弾の本作は今年2018年10月に本国デンマークで公開され、シリーズ歴代No.1、及び本国デンマークでは既に国内映画で歴代No.1の興行成績を樹立し、“国内で10人に1人が観た”と言われる話題作。

監督は「恋に落ちる確率」のクリストファー・ボー。脚本を「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニコライ・アーセルが手がけ、キャストには、カール役のニコライ・リー・カース、アサド役のファレス・ファレスらおなじみのメンバーが続投しています。

特捜部Q カルテ番号64の主演の二人

特捜部Q カルテ番号64

 

ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。

映画の原作は、ユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Q ―カルテ番号64―」。デンマークの文学賞「金の月桂樹」賞を受賞しています。

あらすじ

コペンハーゲン警察にて過去の未解決事件を扱う捜査班、特捜部Q。1980年代ナイトクラブのマダム失踪事件に目を付けたカール警部補らQは、捜査に取り掛かる。事件発生当時、ほぼ同時に5人もの行方不明者が出ていた。捜査を進めるうちに、ある壮絶な過去を持つ老女と新進政党の関係者が浮かび上がるが……。

いごっそう612
20年以上前にナイトクラブの経営者リタが忽然と姿を消した奇妙な事件を調べて行くうちに、隠されたとんでもない事件に行きついてしまうのです。

ネタバレと感想

なかなか面白かったです。今回はミステリー要素のプラスしてカールとアサドの絆の物語でもありますね。事件そのもののラストのインパクトは少なかったですが、なんかホッとするような終わり方でした。

小説版はまだ続いていますが、映画はこれで終わりとも言われています。しかし、デンマーク製作映画興行収入歴代NO,1と一番ヒットしているシリーズですからね~。続編はまだまだありそうな気がします。

 

さて映画のネタバレ感想なりますが、この映画は関連する二つの事件を同時に追う感じで、また時間軸も1960年代の事件と現代に起こった事件を同時に描いて行くので、ちょっと分かりづらかったりします。

まあ、観て行くうちに理解して行けますし、大まかに言えば重大な一つの事柄に行く付くので難解な映画って感じでは無いです。

 

二つの事件の内一つは、謎のミイラ化した遺体の事件です。

特捜部Qが1980年代ナイトクラブのマダム失踪事件を追ううちに、コペンハーゲンのアパートにある壁に覆われた謎の部屋が発見されます。その壁を壊すと、壁の中にはミイラ化した3体の遺体が…

特捜部Q カルテ番号64のミイラ化した3体の遺体

特捜部Q カルテ番号64

いごっそう612
うおおお~この映画マジですっげえ!と興奮するシーンでした。

 

壁に覆われた部屋に謎のミイラが…。なかなか衝撃的ですよね。

ミイラは、ナイトクラブの経営者リタ、スプロー島の収容施設に居たニーデ、行方不明のフィリップ弁護士の3人‥部屋の持主はスプロー島の収容施設の看護師ギテです。

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犯人はギテなのか?

 

本作のタイトルは特捜部Q カルテ番号64、これは本作のキーマンとなるニーデのスプロー島でのカルテ番号なんです。

ニーデは、1961年テーイという従妹と愛し合い(妊娠)に至った為、それを怒ったニーデの父が、ニーデをスプロー島にある悪い女子たちを矯正する女子収容所に送り込んでいました。

 

 

ニーデが収容された女子収容所にいたクアト医師はサイコ野郎で、死体を並べた写真を受刑者に見せて喜んだりする変態…。「寒い冬」というKKKの北欧民版みたいな北欧民族以外を毛嫌いする組織に所属しており、自分たちが認めた人間以外は、出産を認めず強制不妊手術を施しています。

特捜部Q カルテ番号64の女子収容所でのシーン画像

特捜部Q カルテ番号64

 

ニーデもその犠牲となり、お腹の子は堕胎され、二度と子供が埋めない身体にされてしまうのです。

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何故にニーデはミイラ化していたのか?

 

実は、ナイトクラブの経営者リタと、ニーデは施設での知り合いでした。リタもまた女子収容所にいたのです。二人は友情関係を育んでいましたが、脱走を企んでいたニーデに協力しながら、リタは自分が家に帰るためにニーデの脱走を、クアト医師に密告していたのです。

そして‥捕まったニーデは、クアト医師によって強制不妊手術を施されてしまったのです。

 

ニーデはその事を恨んでいました。

収容所が閉鎖となり、帰ることができたリタですが…テーイとは結局破局してしまいます。

原因は子供が埋めない事‥。収容所に対して裁判を起こしても、相手の弁護士フィリップの手によって意味のなさない結果になりました。

 

ニーデの恨みの炎は一層強くなりました。

そして、ニーデはリタを殺し、フィリップ弁護士を殺し、収容施設の看護師ギテを殺します。クアト医師に見せられた写真の死体の様に、殺した死体を並べ…。

看護師ギテになりすまし、最後の1人クアト医師を殺そうとしたのですが、…。テーイと関係が戻った事から、復讐が愚かな事と気が付き、壁で部屋を埋めていたのでした。

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これが3人ミイラ死体の事件の謎でした。

 

もう一つの事件は、現在に起こっている事件です。

クアト医師は現在も強制不妊手術を行っていました。アサドの知り合いの子供もその犠牲となり、子供の産めない身体にされていました。「寒い冬」に所属するメンバーは多く、医師や警察官なども加入しています。

特捜部Q カルテ番号64現在のクアド医師

特捜部Q カルテ番号64

 

カールとアサドは、クアト医師のやっている行いを突き止め、逮捕する事に成功します。

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「寒い冬」のメンバーを逮捕することができたのです。

 

この二つの事件を、現在と過去を行き来しながら、同時に追って行くという展開です。その中で、カールとアサドの絆が描かれ、ラストにホッコリさせられてしまいます。

いごっそう612
カールが、ベッドで寝ているアサドにかける言葉は最高でしたね。

特捜部Q カルテ番号64は実話だった?

映画のエンディングにこんな言葉が出てきます。

 

“質の劣る物には出産を禁ずる”ーK・K・スタインケ

“質の劣る者とはー”“精神障害者 反社会的人間 性的倒錯者”“依存症者などである”ーJH・ルーンバック医師

1934年から1967年までに1万1000人以上の女性がー強制不妊手術を受けた

 

今回映画で描かれていたような事件は実際にあった事の様です。「寒い冬」という組織が実際にあったのかは分かりませんが、似たような組織があって強制不妊手術をやっていたようですね。犠牲者1万人以上って…。

いごっそう612
実話をモチーフに「特捜部Q カルテ番号64」は作られていたのですね。

予告編

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北欧ミステリー好きにはオススメの作品です。レンタルではTSUTAYA先行レンタルとして2019年5月8日よりレンタル開始となっています。Amazonでも観ることができます。
参考特捜部Q カルテ番号64(吹替版)

 

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