
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
本日ご紹介する映画は、TSUTAYA先行レンタル映画「ファイナル・ゲーム」です。
この映画は、サッカーワールドカップから凱旋するアメリカ代表チームを乗せた航空機が墜落し、生き残ったのは15人がサバイバルを繰り広げていくうちに対立していく姿を描いたサバイバル・スリラー映画です。

(2.6)です。
作品情報
原題:Eden
洋画:サバイバル・スリラー
製作年:2014年
製作国:スペイン・マレーシア合作
レンタル開始:2015年12月23日
上映時間:90分
あらすじ
サッカーワールドカップ。アメリカチームは試合に勝利し、意気揚々と帰国の途へ。しかしチームのメンバーを乗せた飛行機がエンジントラブルにより墜落してしまう。15人が一命をとりとめるも、漂流した先は無人島であった。キャプテンのスリムとサブキャプテンのアンディの2人をリーダーとして生活していくが、全員で助けを待とうとするスリムと、人数が減ってでも助かる道を選ぼうとするアンディの間に亀裂が入り始める。更にチームメイトの裏切りが発覚し、メンバー同士が対立し…。
予告動画
感想
昨日の【ピエロがお前を嘲笑う】に引き続きTSUTAYA先行レンタル作品です!
【ピエロがお前を嘲笑う】に入ってたCMに惹かれて借りて来てしまいました。
TSUTAYA先行レンタル作品は今後も要チェックしていきます。
さてさて・・この映画は、ジャウマ・コレット=セラ監督が製作を務めたスリラーです。
『エスター』『フライト・ゲーム』と言った作品を作った監督ですね。
今回は※ネタバレをモロに含んで紹介していきます。実際に映画を観てるような感じで見て行って下さい。そしたら借りなくてもいいでしょ?そういう映画です。
飛行機が墜落!無人島にたどり着いた15人
映画はサッカーチームのメンバーが乗った飛行機が墜落し、生き残った15人が無人島にたどり着くという映画です。
後から知ったのですが、このサッカーチームのメンバー実はサッカーワールドカップで勝利したという国際的なチームらしいです。
学生かな?っと思っていたのですが、予想外でびっくりしてしまいました。
この15人のうち何人かが大けがしているものの…無傷の人間がめっちゃ居てそれもちょっと(+_+)ビックリ・・・どんだけ運がいいんだよ!とツッコミですね。
さあ、けが人も含めて生き残った15人はこれからどうするんでしょう?
状況判断が早すぎる!鬼の様な決断とは?
墜落した飛行機から回収したわずかな食糧&水・・生き残るために皆はどうしたのか?
基本みんな何もしません(笑)
黒人であるキャプテンも、ショックで放心状態・・その隙に白人である副キャプテンが場を取り仕切るようになります。
この副キャプテンがめっちゃ良い人なんスよね~前半いい人押し半端ない!良い人ってイメージが焼き付いたところで彼が発した一言は…
死を待つ怪我人に食料も水も与えない
おいおい、前半の良い人押しはどこ行ったん?Σ(゚Д゚)しかも、状況判断早っ!救助が来るとか何故思わない?
もちろん、意見は割れますわ~
怪我人を見捨てない派と見捨てる派に分かれて議論します。
ここでキャプテン復活!怪我人を見捨てないっと意見は真っ二つっと思いきや・・
(*‘∀‘) 俺も見捨てる派に賛成!
っとあっさり賛成派に!?
しかも、この決断に至るまでがめっちゃ早い!
いやいやいや、まずは力を合わせてでしょう?
そして、やっぱ救援が来ない!徐々に追い詰められて人間の本性が出て来てしまうって感じじゃないっすか?
わずか数日で共に過ごした仲間を見捨てるという鬼の様な決断力!!
(゚д゚)! これがお前らのやり方かー!
しかし・・読めてきましたよ(*‘∀‘)
ここから人間の野生がめっちゃ出てグロくなってくるわけね!っと期待しました。
仲間たちが分裂した原因とは?
鬼の様な決断をした彼ら・・・
ここから怪我人たちの地獄が始まるのだ・・っと思いきや・・
全く怪我人に関係ないシーン多すぎです( ゚Д゚)
期待しているようなシーンも皆無・・
トレーナーが自殺したり・・(何故救助が来ると思えない?)
そんなこんなでまとまりない物語が進んでいくと・・
森に何故か地雷!足がふっとぶ!副キャプテン弟・・・
生きているが重体・・・どうする?
もちろん状況判断が早い副キャプテンが、殺します。
この副キャプテン・・ホンマ人間性出るの早すぎじゃねーか?
遭難して数日で人間ここまで鬼になれるのか?
こうなったら序盤の良い人アピールいらなかったのでは?
そいで、そろそろ後半に差し掛かろうとしたところ・・
仲間たちが分裂することになります。
チームの1人が食料を隠して独り占めしていたんです。
副キャプテンたちに、ボコボコにされてヤバそうなその男をキャプテンが助けます。
ここでようやく、キャプテン VS 副キャプテン の対立になります。
そして、その喧嘩に仲裁の最中に仲間が死にます。
そいで、副キャプテンは仲間を引き連れ近くの島に離脱・・
仲間が分裂します・・・
おお~ようやく怖くなってきたじゃんっと思うでしょうが・・・
まったく怖くもなく、リアリティゼロです(-_-;)
ラスト生き残るのは誰?
そうそう、15人の中には女が2人・・
結局はその女の1人の取り合いで、二つに分かれた派閥が争います。
またその争いも中途半端なんだ・・・(^^;まったく怖くないです。
なんだろうな・・悲壮感というか・・(´ε`;)ウーン…皆・・状況受け入れすぎの様な・・
ホンマ、リアルな感じが全然しないんですよ~だから怖くない・・
こういう映画では、人間って怖いってのが重要な気がしますが、そんなに対して怖くないのが残念・・
もちろん何人か死にますが・・なんかしょうもない死に方・・
元仲間を殺すことにまったく違和感なしに殺しているのでなんだかな~(-_-;)
そして、ラストは・・
やっぱり救助来ちゃいました(笑)
ですよな~だから言ったじゃん・・判断早すぎだって・・・
普通こんなになるのって、もっと遭難100日とか経ってからじゃないっすか?
数日で殺しあいって・・・
そして、救助ヘリに乗る生き残り5人・・・山に逃げた副キャプテンは置いてきぼり・・
えーΣ(゚Д゚)置いていくんですか?
そんなに極悪でも無かった副キャプテン(実際に殺したのは地雷で死にかけている弟ただ一人)を置いてきぼりにした5人・・
それが一番怖かった(^-^;
まとめ
(´ー`*)ウンウン 駄目だ!この映画はダメだ!脚本がダメだ!
【蝿の王】に影響を受けて作ったらしいけど・・足元にも及ばない・・
あれは子供たちだから分かるけど、これは大人だしな~
まあ・・普通には観ることはできる・・時間も短いのでそれほど飽きずに・・
でも、まったく盛り上がらないし面白くはない・・
もっとちゃんとした錬った脚本でこの題材でやって欲しい
邦題も【ファイナル・ゲーム】って・・B級の匂い満々やん!この題名はアカンわ~
でもB級だからいいのか?
まあ・・しかし借りてこれは失敗したな~(-_-;)
あまりオススメできない映画でした。